ファンタシースターシリーズファンのための超大規模オフラインイベント
オフラインイベント“ファンタシースター感謝祭2016”は、『ファンタシースターオンライン』15周年記念プロジェクト第9弾として、2015年12月23日から東京、名古屋、福岡、札幌、大阪の各会場で開催されてきた。有明コロシアムはその最終会場。テレビアニメ『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』主演声優によるミニライブや、特別ゲストが参加した驚きのコラボ情報発表などが行われ、最大級の盛り上がりを見せたのだ。
アニメ版の声優陣も登場したPSO2放送局の生放送
ニコニコ生放送で人気のプログラム“PSO2放送局”をステージイベントとして披露。レギュラーメンバーに加え、ライブゲストとして声優の蒼井翔太さん、諏訪彩花さん、M・A・Oさんが登壇。トークはもちろん、テレビアニメ『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』のオープニングやエンディング曲のライブで会場を大きく沸かせていた。
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続々飛び出す『PSO2』と『PSO2es』の新情報
ステージでは2016年4月に予定されている『PSO2』と『PSO2es』のアップデート情報が発表された。プレイステーション4版サービスインアップデート“新体験への出航”Part1の内容を簡単に紹介していこう。
ついに2016年の最速アークスが決定! アークスグランプリ2016決勝大会
アークスグランプリ2016決勝大会では、東京、名古屋、福岡、札幌、大阪と、この決勝会場の当日予選を勝ち抜いたPC部門、PS Vita部門の各12チームがタイムアタック最速の座をかけて最後の戦いに挑んだ。地区大会とは異なり、純粋なタイムで上位4チームを決めるファーストステージと、同ステージのタイムの1位と4位、2位と3位が対決して決勝戦を目指すセミファイナル、そして優勝チームを決めるファイナルの3ステージが実施されたのだ。
ファーストステージのクエストは地区大会と同じ内容のもので実施されたため、どれだけ練習を重ねてタイムを縮めてきたか、そしてミスをなくすかが勝負のカギとなった模様。ここまでは今大会で初出場のチームも多かったが、やはり大会経験の差が出たのか、PC部門、PSVita部門ともに前大会の強豪チームが勝ち進んできた。
◆PC部門ファーストステージ通過チーム
1位:幻創熟女いぬじる☆ミツコ【当日予選】
2位:のらたこす【福岡代表】
3位:sonne【大阪代表】
4位:札幌当日P-A 改め 札幌当日OPSF【札幌代表】
◆PS Vita部門ファーストステージ通過チーム
1位:レアドロップなんて無かった【大阪代表】
2位:ぶた【東京代表】
3位:ラッピーはおやつに入りますか?【当日予選】
4位:Cutlass【札幌代表】
セミファイナルは閉ざされたエリアでつぎつぎとエネミーが襲ってくるクエスト。襲いくる小型、中型エネミーをいかに素早く倒せるかが勝敗を決めることになる。非常にやっかいなエネミー“オロタ・ビケッタ”の出現や、A.I.S.を一度だけ使えるなど、これまでの大会クエストとは特徴が異なるものだった。チーム“のらたこす”のマナリス氏によると、「失敗した後のリカバリーなどではなく、失敗しないことがいちばん重要」とのこと。以下、対戦で勝利したチームに(勝)を付けている。
◆PC部門セミファイナル
(勝)sonne vs のらたこす
札幌当日P-A 改め 札幌当日OPSF vs (勝)幻創熟女いぬじる☆ミツコ
◆PS Vita部門セミファイナル
ラッピーはおやつに入りますか? vs (勝)ぶた
Cutlass vs (勝)レアドロップなんて無かった
ファイナルは、EPISODE3の最終ボスとも言えるダークファルス・ダブルと【深遠なる闇】との連戦。あらかじめ予想をしていたチームが多かったようで、事前の対策も行われていた模様。ただしエネミーの体力など4人用に合わせて変更されている部分については予想で対策を練るしかなく、そこへの対処や小さなミスなどが勝敗を分けることになっていた。
開場から9時間にわたって行われたファンタシースター感謝祭2016の決勝会場だったが、『PSO2』のサービス開始当初から何度も開催されているオフラインイベントの中でもいちばんの盛り上がりを見せた回がったと言ってもいいだろう。ゲーム内でも大型アップデートや各種イベント、そしてプレイステーション4版のサービスなどを控え、さらなる熱気を帯びている。『ファンタシースターオンライン』15周年記念プロジェクトは2016年の12月まで続く。今年の『PSO2』は要チェックだろう。