新たな攻撃方法“ストライクアタック”により、メリハリのついたバトルが可能に
バンダイナムコエンターテインメントは、『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』の先行稼動を2016年2月25日(木)よりスタートする。
『機動戦士ガンダム カードビルダー』シリーズは豊富なカスタマイズ性、カードゲームという特徴を活かした戦略性が高く評価されたアーケード向けゲーム。最新作となる本作では、“宇宙世紀”を舞台とした『機動戦士ガンダム』シリーズより、アニメ作品だけなく、ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』などのゲーム作品からも、多くのキャラクターやモビルスーツが参戦することも特徴だ。
昨年7月に実施されたアルファロケテスト以降に、新たに追加された要素として、“ストライクアタック”がある。これはカットイン演出が楽しめる強力な攻撃であるうえ、発動までのハードルは低めとなっている。これにより、さらにメリハリのついたバトルが行えるようになったようだ。
今回試遊できたチュートリアルは、“初級”、“中級”、“上級”の3つに分かれていた。ここでは、初級の内容を中心にお届けしよう。
チュートリアル初級その(1) ユニットを編成しよう
まずは、下画面にキャラクターとモビルスーツのカードを配置していく。これがゲームで実際に操作する“メインユニット”となる。
カードを読み込んだ後はキャラクターのカードのみを操作するので、モビルスーツのカードを取り除くことを忘れずに。
チュートリアル初級その(2) ユニットを動かしてみよう
下画面に置かれたキャラクターのカードを動かしてプレイする。扇状に広がった“攻撃エリア”の中に敵を捕捉することで、自動的に攻撃がスタートする。
チュートリアル初級その(3) ストライクアタックを発動!
攻撃を当て続けると、ストライクアタックを発動できる状態となる。このときに表示されるゲージが最大になるまで敵ユニットをロックオンしつづけて筐体右側のストライクボタンを押すと、カットインの演出が入り、ストライクアタックが実行されるのだ。
ストライクアタックは通常の攻撃よりも威力が高いことはもちろん、相手の性能を下げる効果もあるため、勝敗を分ける重要な要素となる。
チュートリアル初級その(4) レベルアップをしてストライクオペレーションを使ってみよう
敵への攻撃を行うことで獲得できる経験値を貯めて、“戦術レベル”を上げると、ストライクアタックよりもさらに強力な“ストライクオペレーション”を発動することができる。ストライクオペレーションは“戦術ポイント(TP)”というポイントを消費するので注意しよう。
なお、ストライクオペレーションを発動するまでにはストライクアタック同様、ゲージが最大になるまで一定の時間がかかるため、それまで敵を攻撃エリアにロックオンし続ける必要がある。もし反対にロックオンされた場合、障害物を利用するなどして回避することが可能だ。
チュートリアル初級その(5) ストライクブーストを使ってストライクオペレーションを強化しよう
ストライクオペレーションでは、発動後にアシストユニット“ストライカー”に編成したユニットを呼び出すことで、命中率やダメージを上げるなどの効果をプラスすることができる。このストライカーの能力を“ストライクブースト”と呼ぶ。
なお、ストライクブーストを使ったときにもTPを消費するので発動させるタイミングに注意しよう。
以上が初級の内容となる。実際にCPU戦をプレイしてみたところ、この初級の内容を抑えておけば、十分に『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』の楽しさを味わえるという印象だ。
なお、中級以降ではストライクオペレーション発動時に使えるアシストユニット編成のコツや、有利な間合いを作ることができる方法など、さらなるテクニックを学ぶことができる。初級でひと通り遊びかたを覚えた後に、中級、上級と段階的にチュートリアルを遊んでみると、さらに奥深い戦術を楽しむことができるだろう。
ストライクアタックを追加した理由とは?
以下からは、『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』のプロデューサーである安田直矢氏へのミニインタビューをお届けしよう。
――昨年11月にクローズドベータテストを実施されていましたが、ユーザーの反応はいかがだったでしょうか。
安田 クローズドベータテストでは、対戦を初公開しました。ユーザーの皆さんには熱中してプレイしていただいたという印象ですね。対戦で勝った方からも負けた方からもチュートリアルやUIに関するご意見が多かったので、すぐに改善に着手しました。熱く語ってくださる方が多く、限られた時間のなかでのテストだったのが申し訳なくなりましたが、それだけ真剣してプレイしていただけるというのはうれしいです。
――稼動前に向けて、ユーザーの意見を反映したところがあれば教えてください。
安田 アルファロケテでもクローズドベータでも、アンケートではおもしろいという意見は多くいただいていたのですが、一方で覚える要素が多いのでわかりにくい、難しいという声もありました。いままではチュートリアルがなく、ゲームの要素のすべてを一気に見せているような感じだったので、どうやって整理していこうかと議論を重ねました。また、対戦プレイも何度でも遊べる奥深さが出るようにと、演出面、カードの能力なども調整に調整を重ねてきたので、きっと満足していただけると思います。
――ストライクアタックという要素を追加した理由を教えてください。
安田 アルファロケテストで多数のご意見をいただき、1バトル中にもっとメリハリとテンポのよいバトルに改善する必要があると思ったことが理由のひとつです。ずっと敵を追い続けて攻撃するというのは少し難しいとこもありますし、カットイン演出を増やすことで、ユーザーに敵「ロックオンしてボタンを叩く」という快感を味わってほしいと思いました。
――ストライクアタック以外に、注目してほしい追加要素はありますか。
安田 いろいろありますがとくに分かりやすいところで言うと、ユニットが“連携”したストライクオペレーションが追加されたことですね。名シーンの再現はもちろん、いままでに見たことがないようなモビルスーツの組み合わせが楽しめますよ。
また、今回から特定のストライクオペレーションが発動したときのみ、BGMが切り換わるという演出も追加されています。もちろん原曲を使用しているので、『機動戦士ガンダム』シリーズのファンには“聴いて楽しむ”ことができるでしょう。
アルファロケテストに参加していただいた方にとっては、ぜんぜん違う印象になっていると思いますので、どこが変わったのかを確かめにまた改めてプレイして欲しいですね。
――『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』の先行稼動まで20日を切りました。楽しみにしているユーザーへメッセージがあればお願いします。
安田 最初はカードを集めるところからスタートすると思います。デッキを組み換えてプレイして、カードを集めて徐々にデッキを完成させていくという楽しさは、始めたばかりの時にしか味わえないと思います。ぜひゲームセンターに足を運んでいただきたいです。
また、本作は5年10年と長く遊んでいただけるように運営していきたいという想いがあります。その想いをカタチにしたものがいまのU.C.カードビルダーだと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。
『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』は2016年2月25日(木)に先行稼動を開始、3月からは本稼動が予定されている。先行稼動の実施店舗は、公式サイトにて近日公開予定となっている。
また、3月3日(木)発売予定のプレイステーション4、プレイステーション Vita用ソフト『ガンダムブレイカー3』の初回特典には、本作のプロモーションカードが封入されている。こちらもぜひチェックをしておこう。
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