加わったのは“画面をタッチする”要素
バンダイナムコエンターテインメントは、『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』のアルファロケテストを2015年7月3日~5日にnamcoラゾーナ川崎店にて開催する。
『機動戦士ガンダム カードビルダー』シリーズ第1作『機動戦士ガンダム 0079 カードビルダー』は、2005年より稼動を開始したガンダムゲームとしては初のアーケード用トレーディングカードゲーム。豊富なカスタマイズ性、カードゲームという特徴を活かした戦略性が高く評価されており、2006年には続編となる『機動戦士ガンダム 0083 カードビルダー』、2007年には『機動戦士ガンダム 0083 カードビルダー 両雄激突』もリリースされていた。なお、いずれも2012年にネットワークサービスを終了している。
それから3年、“宇宙世紀”を舞台としたあらゆる『機動戦士ガンダム』作品からキャラクターやモビルスーツが参戦するシリーズ最新作、『機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー』が発表された。ロケテストに先駆けて開催された、メディア向け体験会の模様をお届けする。
まず筐体で目を引くのは、ふたつに分かれた大きなモニター。上画面、下画面ともに32型フルHDのディスプレイ2機搭載という豪華仕様となっている。なお、下画面はカードの読み取りに加えタッチパネルとしても機能している。
以下より、本作の遊びかたをおおまかに紹介する。
■おおまかなゲームの流れ
(1)キャラクターカードとメカニックカードの2種類を配置する
まず、どのキャラクターを、どのモビルスーツ(メカニックカード)に乗せるかを選ぶ。なお、各キャラクターと作品中で搭乗していたモビルスーツを一致させることで、ボーナスポイントを得ることができる。
デッキは“メインユニット”と“アシストユニット”のふたつを編成することになる。メインユニットはプレイヤーが操作し、アシストユニットはメイン機に合わせて行動する。
(2)扇状に広がった攻撃エリアに敵を捕捉する
メインユニットであるキャラクターカードを、下画面で操作する。各モビルスーツから出ている扇状の攻撃エリアに敵を捕捉するとロックし、攻撃をしてくれる。これが基本的な操作になる。
(3)新要素“ストライクオペレーション”を発動させる
下画面の右にある青い四角で囲まれている部分に触れて“ストライクオペレーションモード”に切り換え、敵をロックして筐体横にあるボタンを押すことで発動するのが、本作からの新要素“ストライクオペレーション”。キャラクターのカットインが入り、より強力な攻撃が可能となる。
さらに、このとき待機させておいた部隊”ストライカー”を戦闘に参加させることができる。これにより攻撃力や命中率などを“上乗せ”できるので、戦略性のあるバトルが可能だ。
ただし、強いストライクオペレーションを出すには“戦術レベル”を上げていく必要がある。戦術レベルは敵に攻撃を当てることでどんどん上がっていく。よりよい機会を狙ってストライクオペレーションをくり出すことも重要になってくるだろう。
なお、オレンジの四角で囲まれている部分は、アシスト部隊“トルーパー”を参加をさせるパネルとなっている。こちらも機会をうかがいつつ狙っていこう。
前作までは“カードを動かしつつボタンを押す”というのが基本の操作だったが、本作ではストライクオペレーションを初めとした“下画面をタッチする”という要素が加わっているのが、 大きな特徴のひとつと言えそうだ。
(4)勝ち負けのルール
敵機を倒すとそのぶんだけ“戦力ゲージ”が減少する。これをゼロにすると勝利だ(もちろん、自分の戦力ゲージがゼロになると負けになる)。もしくは制限時間がゼロになったとき、戦力ゲージがより多く残っているほうが勝利となる。
なお、ゲーム終了毎には筐体右からカードが排出される。カードをコレクションできることも魅力的だ。