30周年を記念してのタイトルやイベントが盛りだくさん

 2016年1月13日、都内にてスクウェア・エニックスによる“ドラゴンクエスト30周年プロジェクト発表会”が行われた。1986年5月27日にファミコン用ソフト『ドラゴンクエスト』が発売されてから今年で30周年。今年は“30周年イヤー”にあたるということで、数々のタイトルやイベントなどが予定されているが、今回の発表会はそんな30周年プロジェクトを紹介すべく開催されたものだ。

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▲ドラゴンクエストシリーズ エグゼクティブプロデューサーの三宅有氏。

 発表会では、まずはスクウェア・エニックス ドラゴンクエストシリーズ エグゼクティブプロデューサーの三宅有氏が登壇。30周年を迎えられたのは「長きにわたりご助力をいただいた関係者の皆様方と世代を超えてご支援をいただいてきましたユーザーの皆様方のおかげです。『ドラゴンクエスト』は30年もの長きにわたり、堀井雄二さん、すぎやまこういち先生、鳥山明さんのお3方と、我々スクウェア・エニックスがしっかりとチームを組んで、変わらずに作り続けてこられたことが何よりも大事なことでありまして、我々が誇るべきことでもあります。引き続き、『ドラゴンクエスト』チームが一丸となって、さらなるチャレンジ――守るべきところは守り、攻めるべきところは攻めて――新しい『ドラゴンクエスト』を皆様にお届けできるようにがんばってまいります」と30周年を迎えた抱負と、今後に向けての意気込みを語った。

 “新しい『ドラゴンクエスト』”というと、何よりも最新作の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が気になるところだが、今回の発表会では「最新情報はありません」と三宅氏は冒頭で発言。「開発は順調で、新しい情報はきっちりとまとめて、しかるべきタイミングでお伝えしたい」と述べた。

 なにはともあれ、『ドラゴンクエスト』30周年に向けての施策は盛りだくさん。発表会では、堀井雄二氏とドラゴンクエスト30周年プロジェクト 総括プロデューサーの市村龍太郎氏が登壇し、カレンダー順にリリースタイトルおよびイベントの数々をプレゼンしていった。それは、「『ドラゴンクエスト』初期のころのようなマップ」(堀井氏)を駆使して、タイトル&イベントを紹介していくという、遊び心に富んだもの。ここでは、発表会にならって、30周年プロジェクトの概要をお届けしていこう。

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▲進行役は市村龍太郎氏(左)と堀井雄二氏(右)。
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▲“『ドラゴンクエスト』初期を思わせるマップを移動する”という遊び心溢れるスタイルで、30周年プロジェクトの概要が説明された。

■1月28日  『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』発売

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▲『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』プロデューサーの藤本則義氏。

 いよいよ発売まであとわずかとなったプレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーション Vita用ソフト『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』。発表会ではプロデューサーの藤本則義氏が登壇し、「皆さん安心してください。遅れていませんから!」と来場者を笑わせたあとで、「『ドラゴンクエスト』のRPGの要素と砂場遊びの要素が交わった作品です。竜王によって荒廃してしまった大地を奪還して、自分流に復活させることがゲームの目的となります。世界はブロックで構成されていて、ブロックを使っていろいろなものを作って壊して世界を作り直すことでできます」と本作の概要を説明した。それに対して堀井氏も、「30年前も16×16ドットのパーツをペタペタ置いていってエディターで作っていたんです。それが30年後に立体になって、パーツも増えて作れるのはすばらしいです」と感慨深げだった。

 『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』に関する新情報は、1月22日に体験版が配信されること。体験版の対応プラットフォームはプレイステーション4とプレイステーション Vita。残念ながら製品版へセーブデータは引き継げないが、「練習とゲームの操作感、雰囲気を味わってほしい」(藤本氏)とのことだ。

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※【リリース追記】『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』PS4とPS Vita向けに体験版が1月22日配信決定!

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■3月24日 『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』発売

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▲『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』プロデューサーの犬塚太一氏。

 ニンテンドー3DS向けに3月24日に発売予定の『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』。プレゼンでは、プロデューサーの犬塚太一氏が登壇し、「モンスターを仲間にして配合して育成する」と本作の概要を説明。さらに、登場する500を超えるモンスターのすべてにライド(乗る)できるという、本作の大きな特徴を紹介してくれた。500という数の多さを指摘した堀井氏に「乗れないモンスターがあったら悲しいじゃないですか」と犬塚氏がひとこと。さらに、主人公は近未来を思わせるガジェットを装備しているが、こちらで世界中をサーチして、いろいろなものを見つけていくという。市村氏も「いままでにない世界観」と太鼓判を押す。犬塚氏の口からは「3月の頭には、できれば体験版を出したい」と気になる発言も聞かれた。

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※『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』の公式リリースが到着 体験版の配信予定もアリ?

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■5月13日~15日  “リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト 竜王迷宮からの脱出”開始

 SCRAPが展開する“リアル脱出ゲーム”が『ドラゴンクエスト』とコラボ。5月13日~15日まで千葉県・幕張メッセに“リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト 竜王迷宮からの脱出”が展開される。クリアー率ひと桁程度という難易度の高さを誇る“リアル脱出ゲーム”だが、堀井氏は、「『ドラゴンクエスト』シリーズは遊んでくれた人の全員に解いてほしいと思って作っています。“王迷宮からの脱出”もみんなにラスボスまで到達してほしいという願いがあります」とのことで、そのことはSCRAPさんに伝えてあるという。「クリアーしづらい“リアル脱出ゲーム”と、どのようなコラボになるか、楽しみです」と市村氏。

 “竜王迷宮からの脱出”のチケットは、2月6日から一般発売が開始。前売り券は3900円となる。また、1月13日16時から14日23時59分まで、特別先行チケットが販売中。詳しくは公式サイトにて。

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▲遊びにきていたという狩野英孝。見事出題に正解。

 ここで、ちょっとしたサプライズが! 会場では“竜王迷宮からの脱出”の“謎”の一例がウォーミングアップとして出題されたのだが、「せっかくだから来場者の方に答えていただきましょう」(市村氏)ということで、挙手した来場者の中から指名されたのは、お笑い芸人の狩野英孝。遊びにきたという狩野英孝は見事正解を言い当てて、切れ味の鋭さを見せていた。なお、“竜王迷宮からの脱出”の公式サイトでは、会場で出題されたものとは異なる練習問題が出題中。気になる方はお試しあれ!

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▲ちなみにウォーミングアップ用の例題はこちら。正解は本ページのいちばん下に書いておくので、考えてみてください!

■5月27日 『ドラゴンクエスト』30周年! 『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』発売

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 2016年5月27日はまさに『ドラゴンクエスト』シリーズ30周年の日。『ドラゴンクエスト』に関して印象的な出来事を聞かれた堀井氏は、「30年続くとは思わなかったです。『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』発売のときに行列ができて、自転車で見に行きました。冬のとても寒い日で、お茶でもさし上げたほうがいいのかな……と」とコメント。そのエピソードは市村氏にとっても初耳だったようで、「自分は遊ぶ側で並んでいました」と当時を振り返った。ちなみに、市村氏の誕生日は5月29日とのことで、『ドラゴンクエスト』は誕生日プレゼントとして買ってもらったのだとか。

 そんな記念すべき日である5月27日が、当然何もなしで終わるということもなく、発表会では『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』が5月27日に発表されることが明らかに! 市村氏いわく「歴代キャラクターが戦うゲームで、30周年にふさわしいタイトルです。ストーリーはかなり凝っていますよ」とのことだ。

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※【リリース追記】『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』発売日が2016年5月27日に決定

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■夏 『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』稼動予定

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 アミューズメント向けとしては6年ぶりの新作になるという『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』が2016年夏稼動予定であることが発表! 市村氏はさらに踏み込んで「6月末くらいには始めたいです」とコメント。本作では、モンスターの強さに合わせて、大、中、小の“モンスターチケット”を用意。技術の進化により、サイズの違うチケットをゲットできるようになったのだという。

 ちなみに、チケットをスキャンする“スキャナー”は、ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の主人公の最強装備“ドラゴンのつえ”をモチーフにしているとのこと。堀井氏も「スキャンしたい!」と、稼動開始が待ちきれなさそうな表情だった。

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※【リリース追記】アミューズメント向けカードゲーム機『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』は2016年夏より順次稼働スタート!

■7~8月 ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー

 全国で40万人規模の動員を予定している“ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー”の開催が7~8月にかけて実施されることが発表。場所は、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、大阪城ホール、日本ガイシホール、マリンメッセ福岡の5箇所。

 詳細は、1月20日の午後7時56分から日本テレビ系列で放送予定の“1億人の大質問!? 笑ってコラえて!”の緊急生放送で明らかになるという。と、詳細は発表は同番組にて……となるはずだったのだが、堀井氏からは「『ドラゴンクエストIII』がモチーフになっていて、なつかしいキャラクターが出てきます」との気になるひと言が! 思わぬぽろり(?)に市村氏が「変な汗をかいてきました」と漏らすひとコマも。何はともあれ、相当大掛かりなライブになるとのことで、楽しみです!

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■7~9月 “ドラゴンクエストミュージアム”

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 7月下旬から9月中旬に、渋谷ヒカリエにて開催される“ドラゴンクエストミュージアム”。『ドラゴンクエスト』の展覧会は以前にも行われたが、今回名前も変えて「見せかたもいろいろと工夫した」(市村氏)とのことで、『ドラゴンクエスト』シリーズ30年にわたる冒険の軌跡が辿れるようになっているという。入り口に鎮座する予定なのが、ロト装備のフルセット! もちろん1点もので、ただいま鋭意制作中とのこと。そのほか、ユニークな展示が予定されているようで、「『ドラゴンクエスト』の世界をたっぷり堪能できます」と市村氏も自信を持つ。詳細は、2月15日に明らかにされるとのことだ。

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■? 『ドラゴンクエスト』とユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボ

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 「時期は伝えられませんが……」(市村氏)と前置きしたうえで、明らかにされたのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボ。奇しくも今年はユニバーサル・スタジオ・ジャパンにとっても15周年にあたるらしく、メモリアルなコラボが期待できそう。こちらのプロジェクトは時間をかけて取り組んでいるようで、堀井氏や市村氏も何度もユニバーサル・スタジオ・ジャパンに赴いては打ち合わせを重ねているのだとか。

堀井氏 「“遊びに行っているんじゃないか?”という声もあがっていますが……。
市村氏 「そんなことはありません。真剣に取り組んでいます」
堀井氏 「その証拠あります?」

 という掛け合いの果てに紹介されたのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内での楽しそうな写真。「若い子が吸い込まれていくので、“なんだろう”と思って体験した」(市村氏)とのことだが、そんなお約束はともかくとして、どんな内容になるか、本当に気になるところです。「そんなに遠くないころに情報公開をしたい」とのことでお待ちしております!

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■さまざまな記念プロジェクトが!

 そのほか、30周年にあたっては、関連CDやコンサートなど、盛りだくさん。とくに記者が個人的に注目せずにいられなかったのは、『ドラゴンクエスト』30周年関連書籍として刊行予定の『鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ(仮題)』。スクウェア・エニックスの長年にわたるリクエストがようやく聞き入れられたという同書は、稀代の絵師、鳥山明氏の『ドラゴンクエスト』シリーズの仕事が凝縮された一冊。『ドラゴンクエスト』ファン、鳥山明ファンならずとも必見なのではなかろうか。

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■気になる『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の情報もちらり……

 冒頭では、「新情報はなし」と明言されていたものの、さすがに言及しないわけにはいかないということで、最後に誰もが気になる『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』についても言及された。堀井氏によると、「どのくらいまで進んでいるか気になるかと思いますが、物語はほぼ作り終えていて、頭の部分は本気で遊べるものができあがっていて、この前もニンテンドー3DS版とプレイステーション4版を遊ばせてもらったのですが、かなりいい感じでした。とにかくボリュームが多くて物量があるので、もうちょっとかかると思いますけれど、30周年のうちにだせればいいかな……という感じで」と会場に来合せたスクウェア・エニックスの経営陣の配慮しつつも、気になる発言が。そのうえで、「すごくいいゲームになると思うので、今後の情報に期待してほしいです」とまとめた。

 ちなみに、市村氏によると、『ドラゴンクエスト』の30周年は、2016年5月27日から1年間ということで定義されているとのことで、「それまでには何とか出したいな」とのことだ。

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 盛りだくさんの内容が紹介された“ドラゴンクエスト30周年プロジェクト発表会”だが、すべての情報を網羅した、“ドラゴンクエスト30周年記念ポータルサイト”が立ち上げられている。今後、同サイトにて最新情報が更新されていくとことで、気になる方はまめにチェックすべし。

 最後に堀井氏は、「30周年ありがとうございます。ユーザーの皆さんはスタッフのおかげで、感謝の気持ちしかありません。これから1年いろいろなイベントやソフトなどがありますが、よろしくお願いします」とコメント。次いで市村氏は、スクウェア・エニックスのスタッフや、いっしょに取り組んでいる他社の人はみな“『ドラゴンクエスト』のファン”だと語り、「みんなで精一杯やっていきますので、いっしょに楽しんで盛り上げていければと思います」と述べ、発表会前半を締めくくった。

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