無料でクレーンゲーム、プライズゲームがプレイ可能！
タイトーは、タイトーステーションでの交通系電子マネー導入を記念して、東京のJR秋葉原駅構内のイベントスペースに、“駅ナカゲームセンター”を、2015年11月20日と11月21日の二日間の期間限定でオープンした。駅構内に出現したゲームセンターイベントの模様をさっそくリポート。
平日にも関わらず大盛況の“駅ナカゲームセンター”
今回の“駅ナカゲームセンター”が設置されている場所は、JR秋葉原駅、電気街口改札の近くということもあって、平日のお昼前という時間帯に関わらず多くの人たちが往来しており、開店時より大盛況。とくに今回は無料でクレーンゲームとプライズゲームが遊べるとあって、大勢の人たちが列をなしてプレイしていた。
さっそく、筆者も手持ちの電子マネーのPASMOを使ってクレーンゲームをプレイ。コントローラーのすぐ横に設置されている読み取り機にPASMOをさっとかざすだけでクレジットが投入完了。一回目のチャレンジは失敗したものの、二回目のプレイで見事タイトーオリジナルトートバッグをゲット。クレーンゲームは1プレイで5回チャレンジできるので、ちょっとの失敗は気にせず大胆に攻めることができるのはありがたいところである。
もうひとつのプライズゲームの景品はチョコレート。こちらは1プレイで3回までチャレンジさせてもらえるのだが、ゲーム機内にはチョコがぎっしりと入れられているので、余程のミスか不運がない限りはゲットできるはずだ。
最近ではコンビニや駅直結の店舗など、精算に交通系電子マネーを使える場所も増えており、筆者も普段コンビニでの買い物は現金を使うことがめっきり減っていたのだが、アミューズメント系のゲームでも使えるということで、その便利さを再認識できた。とくにゲームセンターで遊ぶには小銭をあらかじめ用意しておかなければならないのだが、財布の中に小銭があったとしても10円玉や50円玉ばっかりで、合計で100円以上があったとしても遊べないといった歯痒い思いを、これまで何度か経験してきたことがある。また、クレーンゲームをプレイしていて、目的の景品がいい位置にずれてくれたときに、あと一回プレイすれば獲得できるはず！ といったタイミングで手持ちの小銭がなくなってしまい、両替機を探している最中にほかのお客さんに遊ばれてしまい、景品をゲットされたり、もう一回コンティニューすればボスを倒せるはず！ といった場面で、手持ちの小銭がなくなってしまい、コンティニューの継続ができずに悔しい思いをしたことも一度や二度ではなかった。
それが、この交通系電子マネー対応機であれば、そんな煩わしさや悔しさから一気に開放してくれること間違いなし。もちろん、あらかじめ電子マネーに金額をチャージしておく必要こそあるものの、キャッシュレスでのアーケードゲームプレイというのもなかなか新鮮な気分が味わえるはず。一度この便利さを体験してしまうと、小銭を用意して遊ぶことが反対に煩わしくなりそうで怖くもあるが、とにかく便利になることは喜ばしい限り。さらに、Suica（※1）や、もともと利用できるnanaco、楽天Edy、WAON（※2）といった電子マネーを利用した場合にはポイントが貯まるのもうれしいポイント。これらのカードを持っている人は、小銭よりも断然便利でお得に遊ぶことができる。ただ、手持ちの現金が減っていくのと違い、チャージ金額の減少は視覚的にわかりにくいので、使いすぎにも注意しながら遊ぶように心掛けたいところだ。
※1：Suicaポイントを貯めるには、事前に“Suicaポイントクラブ”の会員登録（無料）が必要です。
※2：ポイントを貯めるには事前に設定が必要です。
タイトーステーションの、交通系電子マネー利用サービスで使えるカードも、JR北海道の“Kitaca”、“Suica”、関東私鉄各社局の“PASMO”、JR東海の“TOICA”、名古屋地区私鉄各社局の“manaca（マナカ）”、JR西日本の“ICOCA”、JR九州の“SUGOCA”、“nimoca”、福岡市交通局の“はやかけん”と、全国区のカードが利用できるため、今回の秋葉原を皮切りに、今後も全国の“駅ナカ”で、今回のような楽しいイベントが行われることにも期待したい。
今回のイベントは秋葉原駅という立地のため、老若男女だけでなく、海外の方も多く足を止め、実際にプレイをされている様子がうかがえた。秋葉原の駅ナカで無料のゲーム体験ができるのは今日の21時までと、明日11月21日の11時〜21時まで。これから秋葉原に足を運ぶ、もしくは明日秋葉原に行く予定がある人は、ぜひとも足を運んでチャレンジしてみよう。
