『恋姫†演武』プレイヤーたちの祭典ここに開幕！
2015年8月15日、東京都・レジャーランド秋葉原店にて第7回目となる対戦格闘ゲーム『恋姫†演武』の大規模大会“天下夢想杯”が開催された。ここでは大会の概要と当日のリポートを合わせてお届けしていく。
●天下夢想杯とは？
全国のゲームセンターで稼動中の対戦格闘ゲーム『恋姫†演武』を使用したユーザー主催の大規模大会。夏と冬の年2回実施が定例となっており、今回は第7回目となる。
年々大会の規模は拡大しており、前回大会、今回大会ともに100名をゆうに超えるプレイヤーが参加、まさに『恋姫†演武』プレイヤーたちの祭典とも言える大会となっているのだ。また、今回大会の優勝チームには『恋姫†演武』全国大会“第2回覇王決定戦”の出場枠（1名のみ）が、本作の開発であるUNKNOWN GAMESより送られることが発表されており、優勝チーム決定後は出場枠を争う闘いがくり広げられた。
●日本全国から『恋姫†演武』プレイヤーが集結！
大会は同キャラクター有りの3on3、1勝勝ち抜けのレギュレーションで実施。参加者チームは39チーム、116名（1チーム2人チームあり）のプレイヤーで覇を競われた。
下馬評では、前回大会優勝者こーじ選手の“恋姫†老人会”、クロイド選手（今回大会は河田で登録）の“SLAMDUNK”や昨年の公式全国大会覇王レン選手と本作の最強プレイヤーのひとりとも言われるM氏選手有する“TMR”などが優勝候補として挙げられていたが、どのブロックを見ても古参の強豪や若手の勢いのあるチームなどが目を引き、どこが勝ちぬけてもおかしくないハイレベルな闘いが予想されていた。
また、本大会は南は沖縄、北は北海道と全国のプレイヤーが集っており、各地でやりこみを見せる強豪地方勢の活躍にも期待がかかっていた。
●熾烈を極める決勝トーナメント
A～Dブロックの予選トーナメントを勝ち抜けたのは以下のチーム。下馬評通り、大規模大会で優勝経験がある強豪選手を有するチームが多く残る結果となった。
レン（呂布）、M氏（周泰）、T田（呂布）
こつぶ（関羽）、Iむら（孫権）、さとぅ～（呂布）
大王（呂布）、巴マミ（曹操）、こーじ（夏侯惇）
鉄男（趙雲）、河田（趙雲）、池上（夏侯惇）
●決勝戦は圧巻の内容！
準決勝第一試合は恋姫†老人会対ギルティおぎゃあXrd。まず先鋒戦出てきたのは大王選手とこつぶ選手。1ラウンド目から接戦となる勝負を制し、流れに乗ったこつぶ選手がこの試合を勝利する。中堅戦出てくるのは巴マミ選手。ここを非常に手堅い恋姫古参勢らしい立ち回りでこつぶ選手を撃破。さとぅ～選手まで一気に破り、大将Iむら選手を引きずり出す。
しかしここで待ったをかけた大将Iむら選手。しっかりと大将の仕事を果たし巴マミ選手を倒し、恋姫†老人会の大将こーじ選手との決定戦へ。勢いそのままにこーじ選手を倒したいI村選手だったが、やはり前回優勝者の壁は厚く、こーじ選手が勝利。まず決勝戦へ名乗りを上げたのは恋姫†老人会。
準決勝第2試合はSLAMDUNK対TMR。先鋒戦は鉄男選手とM氏選手の組み合わせに。ここをM氏選手が非常に手堅い立ち回りで先鋒戦を勝利、続く中堅で出てくる池上選手も磐石の立ち回りで撃破し、一気に勝利にリーチをかける。
だがここで出てくるのは前回大会優勝者のもうひとり河田選手。勢いに乗るM氏選手を倒し、中堅戦へ。中堅戦も序盤T田選手に流れが傾くシーンがあるもしっかりと体制を立て直しここも勝利。2連勝で大将戦へともつれ込む。この大将戦も1ラウンド目を河田選手が先取し、このまま決めきるかと思われたが、追い詰められたほうが力を発揮できると語るレン選手がここを踏ん張り大将戦を制し、決勝は恋姫†老人会とTMRの組み合わせに。
決勝戦先鋒戦、まず出てくるのはお互い準決勝と同じ大王選手とM氏選手。ここはお互いが1ラウンドを取り合う展開になるも3ラウンド目M氏選手が崩撃コンボ（大ダメージを奪えるコンボシステム）を決めて勝利し、先鋒戦を制する。中堅出てくるのはこーじ選手。大将で出てくると思われたが、TMRの二枚の呂布に対して有効な曹操を大将に回す作戦に。しかしここもまさに教科書といえる完璧な動きを見せたM氏選手が勝利、一気に優勝へリーチをかける。ここでなんとしても流れを止めたい巴マミ選手だったが、M氏選手の固い立ち回りを最後まで崩せず、M氏選手が勝利。決勝戦は圧巻の3タテでTMRが優勝を決めた。
