夜の闇の中に消えた、大切なものを探して。

 日本一ソフトウェアは、2015年10月29日発売予定のプレイステーション Vita用夜道探索アクションゲーム『夜廻』の最新情報を公開した。

『夜廻』夜道には“恐ろしいもの”も現れる――探索や拾い物、少女が出会う“危険”などゲームの流れをご紹介_24

 今回の記事では、探索中に見つける“落し物”や、夜道に潜む“恐怖”に関する情報などが明らかに。さらに、“心臓音”をモチーフにした、本タイトルならではのシステムも要チェックだ。

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■日記
よるのまち

いなくなったポロを、
おねえちゃんは さがしにでかけました。

でも、おねえちゃんも、
かえってこなくなっちゃった。

わたしは、ポロとおねえちゃんをさがしに、
よるのまちへ いこうとおもいます。

おねえちゃん、
まだポロをさがしてまわってるのかな。

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■ゲーム概要
 プレイヤーは消えた愛犬・ポロと姉を探す少女となり、不気味な夜の街を探索する。街の中には少女の自宅や公園、古い学校、さびれた商店街などが存在し、ところどころに発見やイベントがある。さまざまな場所を訪れて、愛犬と姉の手がかりを探していこう。

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【ゲームの流れ】

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▲真夜中、家を出て夜の街へ。
▲街を探索し、愛犬と姉の手がかりを探す。発見や出来事に応じてゲームが進行。
▲その日の探索を終えると、次の夜へ。少女の“日記”を読むことで、過去の出来事などを確認することができる。

【探索する】
 道沿いや道端にはさまざまなものが立ち並んでいる。大半のものは暗闇に包まれているが、懐中電灯の光を当てることで判別が可能になる。ときには何かが“落ちている”こともあり、懐中電灯であたりを照らしながら、探索を進めていくことが大切だ。

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◆“?”と“!”
 夜道を歩いていると、少女の頭の上に“?”が表示されることがある。“?”が出た付近には何か調べられるものがあり、近づくと“!”に変化する。

 対象の近くで○ボタンを押すと、誰かの“落し物”を拾ったり、アクションが発生する。“?”が出たときは、注意深くあたりを調べてみよう。

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【拾い物】
 探索中に見つけたものは、拾って持ち歩くことができる。拾えるものにはいくつか種類があり、道端に転がっている“石”から誰かの“落し物”まで、形や性質もさまざま。拾い物は思わぬ場面で役立つことがあり、探索を進める上でも重要な鍵になる。

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▲道端に転がっている何の変哲もない石。投げたり、目印に使うことができる。
▲どこかの子どもが忘れていったスコップ。砂場など特定の場所で使用できる。
▲特定の場所で必要になる硬貨。街のいたるところで見つけることができる。

【探索範囲を広げる】
 序盤は進むことができなかった道も、拾った物を使用したり、シナリオを進めていくうちに進めるようになる。道を解放し、いろんな場所へ探索範囲を広げて行こう。

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▲少女の住む住宅街。見慣れたいつもの街でも、夜になるとまったく別の不気味な顔を見せるようになる。
▲封鎖された廃工場。探索を進めると街中だけでなく、街の外にも行けるようになる。

■夜道に現れる“恐ろしいもの”
 少女の行く夜道には、恐ろしい“危険”も潜んでいる。道沿いの街灯下に佇む、黒い人影。背後に感じる、誰かの気配。それらは恐怖として感じるだけでなく、実体を伴って、少女を襲ってくることがある。闇に紛れたそれらと出会ったとき、少女の身に危険が訪れる。

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【出没する“お化け”を回避し、夜道を進む】
 夜道にはさまざまな姿形をした“お化け”が出没する。お化けの多くは悪意や敵意を持っており、少女を見つけると襲ってくる。お化けたちに見つからないようにして、探索を進めていこう。

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▲街灯下の影:街灯下に佇む人の形をした影。人のようでいて、人ではない別の何か。
▲子どもの霊:事故で命を落とした子どもの霊。何が楽しいのか、大きな口をあけて笑う。
▲道ふさぎ:大きな目と口を上部に持つ異形。クモのような足で街を這いずる。

【心臓音システム】
 お化けが近くにいると、少女の心拍数が上がり、心臓音とともに画面が脈打ち始める。心臓音が鳴っている間は長い距離を走れなくなったり、一部の行動にも制限がかかるようになる。お化けの中には普段は目に見えないものもいるので、心臓音が聞こえ始めたら注意しよう。

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◆隠れる
 お化けは、マップにある“草かげ”や“看板の裏”に隠れることでやり過ごすことができる。隠れている間は画面が暗転し、見える視界が狭くなるが、心臓音にあわせてお化けのいる位置が明滅するため、大体の場所を知ることできる。

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◆お化けの回避方法を探す
 悪意あるお化けに捕まってしまうと、少女はつぎの夜を迎えることができない。襲ってくるお化けにはそれぞれ特徴があり回避方法もさまざま。お化けの特徴を理解し、効果的な回避方法を見つけ出そう。

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