『スマブラ for』の追加コンテンツ続々!
2015年6月14日、任天堂は動画“『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』 即日配信!新要素のお知らせ”を配信。既報の通り、『ファイアーエムブレム 封印の剣』のロイ、『ストリートファイター』シリーズのリュウといった追加ファイターを始め、ステージ、Miiファイターのコスチュームなど、数々の追加コンテンツを発表した。とくに、『ストリートファイター』シリーズのリュウに加え、Miiファイターコスチュームとして『バーチャファイター』シリーズ、『鉄拳』シリーズのコスチュームが配信されたことで、人気対戦ゲーム御三家の夢の共演を(一部はコスチュームだが)、『スマブラ』で実現できることになる。本記事では、今回の発表をまとめてお届けしよう。なお、今回発表されたもののほとんが、すでにゲーム内で配信中だ。
『スマブラDX』以来のロイ復活参戦!
追加ファイターとして、『ファイアーエムブレム 封印の剣』からロイが参戦。剣先ほどダメージが大きいマルスと違い、剣の根元が強い接近戦のファイター。『スマブラDX』より大幅にパワーアップし、デザインも一新している。最後の切りふだは、剣術による“必殺の一撃”。これで、シリーズ作からの追加ファイターとして『スマブラDX』からロイ、『スマブラX』からリュカが復活することになる(2015年4月に配信されたミュウツーも『スマブラDX』からの復活)。価格は、Wii U版、3DS版ともに各450円[税込]、3DSとWii Uセットは各550円[税込]。
リュカも待望の復活!
先日、配信が発表されていた『MOTHER3』のリュカも、ロイたちと同タイミングで配信される。
新しいMiiコスチューム配信決定!
Miiファイターの衣装“Miiコスチューム”第2弾の配信が決定。配信されるのは『ロックマンエグゼ』から“ロックマン.EXE【射撃】”、『ロックマンX』から“ゼロ【剣術】”、『とびだせ どうぶつの森』から“しずえ【射撃】”。『Splatoon(スプラトゥーン)』から“ボーイ&ガール【射撃】”と“イカ【ぼうし】”、『バーチャファイター』シリーズから“ジャッキー【格闘】”、“アキラ【格闘】”、『鉄拳』シリーズから平八が配信される。なお、『Splatoon(スプラトゥーン)』はゲーム内のフィギュアも追加される。価格はWii U版、3DS版ともに各80円[税込]、3DSとWii Uセットは各120円[税込]。
新たなamiibo、続々発売決定!
継続的に発売されている『スマブラ』のamiiboから、Miiファイター(格闘、剣術、射撃タイプ)、ロボット、ダックハント、Mr.ゲーム&ウォッチ、ファルコのamiiboが発売決定。2015年9月10日発売予定で、価格は各1200円[税抜]。今後、ミュウツー、リュカ、ロイ、リュウのamiiboも発売されるという。なお、Mr.ゲーム&ウォッチのamiiboは平面で立てられるようになっており、付属のいろいろなポーズを入れ換えられるようになっている。
ステージ追加配信決定!
ニンテンドウ 64版『大乱闘スマッシュブラザーズ』から“プププランド(64)”のステージが復活。あえて、当時のグラフィックに近づけている。価格はWii U版、3DS版ともに各250円[税込]、3DSとWii Uセットは350円[税込]。また、同じく初代『スマブラ』から、ハイラル城、ピーチ城上空のふたつのステージ配信も予定されているようだ。Wii U版には、以前から発表されていた“Miiverseステージ”の配信がついに決定。Miiverseに用意されたキャラクターごとの応援コミュニティに投稿されたメッセージやイラストが背景に出るとのこと。価格は、無料。
大会モードは8月配信予定!
以前から存在が伝えられていた、大会モードの詳細が発表。大会は、一定期間でポイントを競う“コミュニティ大会”、特定の時期に勝ち残り制で戦う“トーナメント大会”の2種類のルールが開催できる。配信は8月を予定。また、大会モードとは別の機能拡張として、YouTubeへのリプレイ動画投稿が可能になるという。これまでリプレイ動画はゲーム内からしか閲覧できなかったが、PCやスマートフォンからも閲覧できるようになるわけだ。なお、YouTube動画投稿の機能拡張の時期は未定。
リュウ&リュウステージ配信決定
『ストリートファイター』シリーズから、リュウが追加ファイターとして参戦。『ストリートファイターII』に近いテイストとして制作をしており、コンビネーションが得意なファイターだという。『スマブラ』では、2種類の攻撃ボタンしかないが、ボタンを押す長さによって弱、中、強の攻撃がくり出せるようになっている。また、波動拳や昇竜拳などの必殺技は、『ストリートファイター』シリーズでおなじみのコマンド入力にも対応しているとのこと。昇竜拳などは上必殺ワザの↑+必殺ワザボタンでも、コマンド入力でも出せるが、コマンド入力のほうがより前方にワザを出すようになっていたりと、軌道が違うものになっている。最後の切りふだは、『スマブラ』シリーズ初の2種類。敵との距離によって発動するワザが変化し、通常は真空波動拳、近距離の場合は真・昇竜拳が発動するようになっている。
また、『ストリートファイターII』のリュウステージとしておなじみの“朱雀城ステージ”も配信される。右側が安定した地形で、左側は高度差が激しい地形になっている。もちろん、高低差のない“終点”化も可能。BGMに原作のリュウステージを選べるようになっており、このBGMを使うと、試合終了が近づいたときにピンチのBGMが流れるように。なお、Wii U版はケンステージの曲も原曲、アレンジともに収録している。リュウステージのBGMはアレンジ版も入っているが、その編曲は『ストリートファイターII』のコンポーザーを務めた下村陽子氏が担当したという。そのほか、フィギュアにリュウとケンも追加される。配信は、リュウと、朱雀城ステージがセットになっており、価格はWii U版、3DS版ともに各650円[税込]、3DSとWii Uセットは750円[税込]。
[2015年6月15日3時43分修正]リュウの配信価格について誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
以上で、今回の発表は終了。ニンテンドー3DS版の発売から9ヵ月、Wii U版の発売から6ヵ月が経過してもなお、これだけの追加コンテンツが発表される『スマブラ for』。“スマブラ投稿拳”による参戦ファイターの希望もまだ受け付けており、まだまだ驚きの展開が待っているのかもしれない!