こんな菜々子と完二、見たことないっ!(いい意味で)
2015年6月25日発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』(以下、『P4D』)。今回、本作の“Pサウンドアクション”を試遊する機会をいただいたので、『ペルソナ』シリーズが好きなふたりの編集者によるプレイ・インプレッションをお届けします。
キャラクターは、堂島菜々子(主人公のかわいい従妹だから!)と、巽完二(ある意味、踊るといちばんオモシロそうだから!)をチョイス。時間の許すかぎり、じっくり遊んできましたよ。
まずは菜々子について、週刊ファミ通編集部の川島ケイジ(雑誌やアトラス通で『ペルソナ』シリーズなどの記事をお届けしている者です)がリポート。じつは自分、いわゆる音ゲーをあまり遊んだことがないというか、得意ではなかったりするのですが、そんな僕をもハマらせてくれることを期待しつつプレイに臨みました。その結果……
【試遊時間が終わるころの会話】
アトラス広報さん「スミマセン、そろそろ時間が……」
僕「あと少し! もう少しで“KING CRAZY”(※1)を達成できそうなんです!」
アトラス広報さん「では、つぎがラストチャレンジで!」
【ラストチャレンジ中】
僕「ああーーーーっ!! なんでココで“GOOD”(※2)が出ちゃうのよ!!!」
アトラス広報さん「惜しかったですね~ またの機会にぜひチャレンジしてください」
僕「(PS Vitaを手にしながら)あの~、コレ持って帰っていいですか?」
アトラス広報さん「(ニッコリ笑いながら)ダメです」
……というわけで、見事にハマってしまいました(笑)。
具体的な感想は後述しますが、このジャンルのゲームでこんなに夢中になったのは人生初かもしれません。アトラス広報さん曰く、「私も始めのうちは、難易度EASYでもなかなかKING CRAZY(最高評価)を取れなかったんですけど、いまではALL NIGHT(最高難度)もクリアーできるようになりました」とのこと。マジかよ!? 僕も試しにALL NIGHTで遊んでみたら、ミスを連発しすぎて開始10秒くらいで強制終了(NOT CLEAR)を食らいましたわ……。初めて試遊した場で最高難度に挑むのが無謀なんですけどね。こんな僕でも、いずれはALL NIGHTに堂々と挑みたいなと思わせてくれる本作のバランスは、絶妙だなぁと思いました次第です。
※1:KING CRAZY……楽曲ごと、難易度ごとに記録されるダンス評価のひとつ。“NOT CLEAR”、“STAGE CLEAR”、“BRILLIANT”、“KING CRAZY”の順に評価が高くなる。
※2:GOOD……ダンス中、タイミングよくボタンやスティックを入力できたかどうかによって、“GOOD”や“GREAT”、“PERFECT”といった表示が出る。最高評価のKING CRAZYを得るためには、ダンスの最初から最後まで、原則として“PERFECT”または“GREAT”のみでコンボを続けなければならない。上手くいっているときのダンス終盤は、思わず手に汗握るっ……!
さて、上記は菜々子だけに限った魅力ではありませんが、菜々子のダンスそのものはどうだったかと申しますと……全国のお兄ちゃん&お姉ちゃんが“心躍る”かわいさですわ!!
特筆したいのは『ジュネスのテーマ(歌入り)』のときのダンス。『ペルソナ4』をプレイした人なら誰もが耳に残っているであろう、“ジュネス”(作中で登場するスーパー)のテーマの歌入りフルバージョンが、『P4D』で初めて聴ける! という点もさることながら、その歌に乗って菜々子が踊る! サッカーボールを蹴ったりする! お店で満面の笑みを見せる! などなど、その一挙手一投足がかわいらしくて、ついつい目で追ってしまい、ボタン入力をミスすることもしばしばです(笑)。
あと、別の楽曲でもKING CRAZYを目指してチャレンジしまくったのですが、そのダンスで、菜々子のキュートなお尻フリフリを何度も目にすることになりまして。以前、プロデューサー&ディレクターの和田和久氏が「菜々子はもはや反則級のかわいさです(笑)」と週刊ファミ通のインタビューでおっしゃっていたのを思い出しました。その気持ち、いま改めてわかりましたよ! 和田さん&皆さんグッジョブ!!
……というわけで。
『ペルソナ』シリーズは好きだけれど音ゲーは未経験という方も、『P4D』は存分に楽しむことができそうです。シリーズ初の“Pサウンドアクションゲーム”にして、『ペルソナ4』の事件を解決したペルソナ使いたちの新たな活躍が描かれる本作。「RPGではないから……」と見送るのは勿体ないですよ!
続いて、完二のダンスについてはこちらでリポート。また、アトラス通では、『P4D』に収録されるコスチュームを順次公開しています。あわせてチェックしてください!