SENSE OF WONDER NIGHTのプレゼンターに選ばれると、インディーゲームコーナーへの無料出展の権利が与えられる

 2015年9月17日から9月20日までの4日間(前半2日間はビジネスデイ、後半2日間は一般公開日)に渡り幕張メッセで開催される“東京ゲームショウ 2015"。本イベントにおけるインディペンデントゲーム開発者向けのふたつの企画“インディーゲームコーナー(タイプA)”と“SENSE OF WONDER NIGHT 2015”の募集受付が、本日4月1日よりスタートした。

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以下、リリースより。


 “東京ゲームショウ 2015”(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会[略称:CESA]、共催:日経BP社)は、インディペンデントゲーム開発者向けの2つの企画“インディーゲームコーナー(タイプA)”と“SENSE OF WONDER NIGHT 2015(センス・オブ・ワンダー ナイト 2015 / 以下、SOWN 2015)”の募集受付を開始しました。

 2013年に新設したインディーゲームコーナーは、世界中のインディペンデントゲーム開発者から多くの注目を集め、昨年は310もの応募の中から選考の結果、17カ国・地域の68団体が出展しました。

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▲東京ゲームショウ 2014の様子

 SOWNは、“誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚”=“センス・オブ・ワンダー”を引き起こすゲームのアイデアをプレゼンテーションする企画で、昨年は136件の応募があり、4カ国から10組のファイナリストがアイデアを発表しました。
 本日から公式ウェブサイトにおいて、2つの企画の募集受付を開始します。応募の締め切りは、インディーゲームコーナー(タイプA)が5月29日(金)、SOWN 2015が7月6日(月)です。

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▲センス・オブ・ワンダー ナイト 2014の様子

 また、昨年に引き続き、両企画のスペシャルスポンサーにはソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下、SCEJA)が決定しました。
 SCEJAは、インディーゲームコーナーにおいて、応募の中から事務局の選考により出展が決定する“タイプA”の出展料金(4日間出展=99,900円、一般公開日2日間出展=32,400円)を全額サポートします。これにより、本コーナー(タイプA)の出展料金は無料となります。

 なお両企画は、特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(略称:IGDA日本、理事長:小野憲史)の協力を得て実施します。

 東京ゲームショウは、インディーゲームコーナーとSOWN 2015という、インディペンデントゲーム開発者向けの企画を通じて、新たなゲームアイデアを世界に発信する機会を提供してまいります。

 企画の応募要項や応募方法などの詳細は、“東京ゲームショウ”公式ウェブサイトをご覧ください。

◆インディーゲームコーナーに関するお問い合わせ先: indie@nikkeibp.co.jp
◆“センス・オブ・ワンダー ナイト”に関するお問い合わせ先: sown@nikkeibp.co.jp

■(1)インディーゲームコーナーについて

 インディーゲームコーナーは、インディペンデント(独立系)ゲーム開発者を対象にした展示コーナーです。コンピュータエンターテインメント産業に新たなムーブメントを起こすことを目的に、あらゆるプラットフォームを対象としたゲームをインディペンデントゲーム開発者が出展しやすい環境を提供します。応募された中から、事務局による選考により、最大60(予定)の展示スペースを用意します。

名称:インディーゲームコーナー(タイプA)
※同コーナーでは、法人向けに先着順・有料で出展できる“タイプB”を用意しています。(“タイプB”は出展料金全額サポートの対象外となります)
※詳細は、公式ウェブサイト“出展のご案内”にてご確認ください。
会期: 2015年9月17日(木)~20日(日)
場所: 幕張メッセ 展示ホール内
出展区分
1) ビジネスデイ+一般公開日の4日間
2) 一般公開日2日間 ※いずれも展示のみで販売行為はできません
出展料金: 無料
※出展ブースに含まれるもの:専用ブース、インディーゲームコーナー専用出展者バッジ5枚
応募方法TGS公式ウェブサイトの専用フォームからご応募ください
応募締切:2015年5月29日(金) (※日本時間)
選考:事務局による選考を経て選出します
結果発表:2015年7月上旬~中旬に応募者に直接連絡します
※応募内容によって、追加の確認事項をお伺いする場合があります。
※応募内容によって、別の展示コーナーの出展を案内する場合があります。

◆インディーゲームコーナー(タイプA)に出展できる団体資格
・出展しようとする団体の年間売上について
法人:5000万円もしくは50万USドル程度以下であること
個人:1000万円もしくは10万USドル程度以下であること
・出展しようとする団体が法人の場合、資本的に独立していること(例えば、大手ゲーム会社の資本が入っていないこと)

◆インディーゲームコーナー(タイプA)に出展できるもの
・完全オリジナルなゲーム(二次創作コンテンツは許諾の有無にかかわらず出展できません)
・応募者が開発の権利を有するプラットフォーム向けに制作されたもの
・CESA倫理規定、CERO倫理規定に準じたもの かつ 以下のいずれにも相当しないもの
1)CERO倫理規定別表3“禁止表現”に抵触、または抵触する恐れのある表現が含まれている
2)CEROの審査で“Z”区分レーティングを受けた作品、もしくは“Z”区分に相当する表現が含まれている可能性がある
3)海外で既に発表されており、海外審査機関(ESRBなど)で“17+”(MATURE)区分の指定を受けている
4)海外で発表予定で、海外審査機関(ESRBなど)で“17+”(MATURE)区分の指定を受ける可能性がある(残虐性が強く“13+”(TEEN)区分に相当するとは思えない作品)

◆応募方法
TGS公式ウェブサイトの専用フォームから5月29日(金)までにご応募ください。

◆インディーゲームコーナーに関するお問い合わせ先(メールのみ)
indie@nikkeibp.co.jp

■(2)センス・オブ・ワンダー ナイト 2015について

 センス・オブ・ワンダー ナイト(SOWN)はゲーム開発者を対象に、“見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間、誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚”=“センス・オブ・ワンダー”を引き起こすゲームのアイデアを募集し、プレゼンテーションの機会を提供するイベントです。今年で8回目を迎える東京ゲームショウの中でも人気の企画です。

 今年も世界中からゲーム業界関係者が集う東京ゲームショウで、斬新なアイデアをプレゼンテーションしてくださる方を募集します。2014年は、27の国と地域から136件の応募があり、選考の結果、海外8作品を含む計10作品のプレゼンテーションが行われました。プレゼンテーション当日は、350名を超えるオーディエンスが参加しました。プレゼンテーションの模様はインターネットで世界中にライブ配信しました。
 また、“Audience Award” “Best Technological Game Award” “Best Arts Award” “Best Experimental Game Award” “Best Game Design Award” “Best Presentation Award”の各賞が発表・表彰され、盛況のうちに終了しました。

 プロトタイプのデモや、実験的な要素を持った発売済み、もしくは発売予定のゲームの応募をお待ちしています。応募資格はプロ、アマ、個人、法人など一切問いません。小さなベンチャー企業のゲームや、一人で開発しているような同人ゲームの投稿も公平に選考します。

 そしてSOWN 2015のプレゼンターに選ばれたゲーム開発者には、東京ゲームショウ会場内“インディーゲームコーナー(タイプA)”への無料出展の権利が与えられます。

〈“センス・オブ・ワンダー ナイト”の目的〉

・実験的であり、創造的であり、伝統的と呼ばれないゲームデザインやアイデアを含んだゲームを紹介すること
・ “センス・オブ・ワンダー”を感じられるゲームが作られることの重要性を紹介し、それにより、ゲーム産業の活性化を図ること
・実験的なゲームを開発している人たちに、将来へのチャンスの場を提供すること
・ゲームデザインに新しい領域を作り出していくこと

名称:SENSE OF WONDER NIGHT 2015 (センス・オブ・ワンダー ナイト 2015)
主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)/日経BP社
協力:特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
応募方法SOWN 2015公式ウェブサイトからご応募ください
応募資格:国籍、年齢、職業(学生、ゲーム制作者など)、一切不問
応募締切:2015年7月6日(月) (※日本時間)
選考: 選考委員による審査を経て、発表作品を選出します
結果発表:2015年8月中旬、選考通過作品の応募者に直接連絡します
※ 選考を通過し、東京ゲームショウ2015でのプレゼンテーションが可能なゲーム(最大10作品)が、最終的にSOWN 2015で発表されるゲームとなります

◆プレゼンテーション概要
開催日:2015年9月18日(金) (14:00~16:30を予定)
会場:幕張メッセ ホール8 イベントステージ(予定)
観覧方法:東京ゲームショウ2015ビジネスデイの入場パスをお持ちの方であれば、参加いただけます。詳細については、会期前にあらためて発表します。
当日のプレゼンテーションについてと、注意事項
・ 選考を通過し、プレゼン参加者に決定した方には、“東京ゲームショウ2015”のビジネスデイおよびTGSフォーラムの招待チケットを贈ります。
・ 講演者は、本プレゼンテーションの開始4時間前には会場に集合していることが、必須条件です(交通費は自己負担になります)。
・ 講演者には、約10分のプレゼンテーションの時間を提供します。講演者はその場で、自分のゲームのデモを行ったり、プレゼンテーションをする必要があります。(講演は、日本語⇔英語の逐次通訳が行われます)
・ 講演は動画配信します。事前にいただいたゲームの情報についても、公開します。

◆応募要項
1. 応募者の氏名(チームでの応募の場合はチーム名と代表者名、会社としての応募の場合は会社名と所属)
2. 応募者の連絡先e-mail、電話番号、居住地(日本の場合は都市名、海外の場合は国名)
3. ゲームの名前 (日/英でご用意ください)
4. ゲームのスクリーンショット3点
5. 現在の完成度(%)と、東京ゲームショウ2015開催時の完成度(%)
6. ゲームの説明

  • 新しいゲーム体験を生み出している要素(日本語60字、もしくは英語30ワード以内)
  • ゲーム概要(日本語800字、英語400ワード以内)
    7.動画紹介
    ‐ゲームの動画素材(プレイ動画やコンセプトムービーなど)を、動画共有サイト“YouTube”を利用してご連絡ください。“プライバシー”の設定で“限定公開”を選択したうえで、応募作品の動画サイトのURLを右に記載してください。
    8. ゲームの情報のURL
  • ゲームの動画素材が掲載されているウェブサイト(非公開も含む)<推奨>
  • ゲームのダウンロード先、その他ゲーム情報が掲載されているウェブサイトなど
  • スマートフォンアプリを応募いただく際、既にダウンロード販売等をしている場合は、無料ダウンロードができるコード等を8回分ご用意いただき、明記してください。
    9. プレゼンテーションに必要な機材
  • プレゼンに必要な自身で持ち込む機材の概要をお知らせください。(プレゼンテーション会場にはゲームのデモが可能な標準的なPCのみが用意されます)

◆“センス・オブ・ワンダー ナイト”が対象とするゲーム
・これまで見たことないような新しいゲーム体験を形作っているゲーム
 自然言語処理、物理演算、画像認識、ジェスチャーコントロールなど、これまで利用されてこなかった技術をう
まくゲームに応用した新しい種類の体験を提供するゲーム
・ゲームという常識を揺さぶってしまうようなゲーム
 ゲームの体験を通じて、プレイ後には、世界がちょっと変わって見えてしまうようなゲームそのものの新しい表
現方法を模索しているようなゲーム
・創発的な要素を持っているようなゲーム
 AIの相互作用や、ツール的な要素や、ソーシャル性といった要素を持たせることによってユーザーの活動の自
体をゲームが巻き込んでしまうようなゲーム
・多くの人が今すぐプレイしたいという感銘を与えられるゲーム
 新しい体験を誰もが自分自身も体験したいと考え、そのために手元にとどめておきたいと思わず感じさせてし
まうようなゲーム
・とにかくなんだか訳が分からないけれど、すごいもの
 とにかく観た瞬間に“これはスゴイ・・・”と感銘を与えられるゲームなら何でもかまいません!

◆“センス・オブ・ワンダー ナイト”が対象としないゲーム
・ゲームそのものに必ずしも関係ない要素が中心となっているもの
 これまでになかったバックグラウンドの設定やシチュエーション、キャラクターデザイン、グラフィック、ストーリー、オーディオといったゲームを構成する一要素が驚きの中心である場合
・すでに存在しているジャンルやそれを単に混ぜたりしたことで生み出された新ジャンル
 ただし、それにも関わらず、本当に新しいゲーム体験を作り出している場合は除きます
・特定の客層だけをターゲットにしていることが新しい理由である場合
 女性のためだけのゲームや、老人向けといったもの。ただし、それでも多くの人が感銘を受けるようなものの場合は除きます
・ゲームプレイに影響を与えない、純粋な技術的なイノベーション、実験的なビジネスモデル、流通のメカニズム
 それらを完全に排除するものではありませんが、ゲーム体験に直接かつ明快に変えることが明らかになっている必要があります

◆“センス・オブ・ワンダー ナイト”に関するお問い合わせ先(メールのみ)
sown@nikkeibp.co.jp