ゲームと連動した光り方を設定可能

 エンターテインメントデバイスおよびソフトウェアメーカーのRazerは、Razer Chroma SDKのベータ版を発表した。
 Razer Chroma SDKを使用することにより、ゲーム開発者はゲーム内イベントに合わせてRazer製ハードデバイスが光るLEDシステムライトを開発段階からプログラミング可能となる。

 以下、リリースより。


 エンターテインメントデバイスおよびソフトウェアメーカーのRazerは、Razer choma SDKのベータ版を発表しました。これにより、ゲーム開発者はゲーム内イベントに合わせてRazer製ハードデバイスが光るLEDライトシステムを、開発段階からプログラミング可能になります。

 このSDKにより、ゲーム開発者はChroma対応のマウス・キーボード・ヘッドセットに搭載されたLEDライトに、ゲーム内のアクションやイベントにあったエフェクトを自由に設定することが出来るようになりました。例えばゲーム内でプレイヤーが倒されたり攻撃を受けている時にRazer BlackWidow Chromaが赤く光るなど、ゲームプレイの臨場感を画面のみならずハードウェアといっしょに楽しむ新しいゲーム体験を実現します。同様に、MOBAゲームプレイ時にライフゲージやクールダウンタイマーを表示することも可能です。

 また、Razer chroma SDKを活用することにより、Razer BlackWidow Chromaキーボードに単独アプリケーションをプログラムすることもできます。例えば数字キーを使った時間表示や、矢印キーを使ったスネークゲームなどをキーボードだけで楽しむことも可能です。

 一方ゲーマーたちはクラウドベースのコンフィグであるRazer Synapseを通じて、どのChromaデバイスでLEDライトエフェクトを作動するかを自由に選択することができます。

【ご利用方法】
 本日より無料ダウンロード開始。Chroma対応デバイス用アプリの開発に必要なツールをお求めのゲーム開発者はこちら

【互換性】
 ベータ版ではRazer BlackWidow Chromaゲーミングキーボードのみ。下記のChroma対応デバイス向けSDKは近日公開。
・Razer DeathAdder Chroma
・Razer Kraken 7.1 Chroma
・Razer Naga Epic Chroma

【システム基準】
・Razer BlackWidow ChromaおよびRazer Black Chroma Stealthキーボード
・Window8/Window7(32ビットおよび64ビット)
・対応プログラミング言語:C言語/C++言語

【Razer代表取締役兼CEO Min-Liang Tanのコメント】
 Chromaシリーズは瞬く間に全世界のゲーマーたちから絶大な支持を得ましたが、今回SDKを発表したことによりChromaデバイスの真価を見せるときがきました。
 Chroma SDKはRazerデバイスをゲームの一部として楽しみ、その世界観により深く入り込むことを可能にします。