新たなゲーム情報も明らかに
2015年2月28日、名作ホラーゲーム『クロックタワー』の魂を受け継ぐ完全新作タイトル『NightCry』のクラウドファンディングキャンペーン達成記念ニコニコ生放送が行われた。同日は、“CAMPFIRE”のクラウドファンディングキャンペーン最終日で、目標金額を大きく超える支援金に到達。また、番組ではゲーム内容について新たな情報も公開された。
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『クロックタワー』の誕生から20年。その魂を受け継ぐホラーゲーム『NightCry』は、『クロックタワー』シリーズの生みの親である河野一二三氏が手掛け、さらに映画『呪怨』などを手掛ける映画監督・清水崇氏を始めとする日本屈指のクリエイター陣が集結している。
Production Progress Trailer
本作は、“CAMPFIRE”での目標金額達成により、プレイステーション Vita版/スマートフォン版/タブレット版/PC版も含めて、日本語版(日本語ボイス対応)の提供が決定。
また、“CAMPFIRE”のクラウドファンディングキャンペーンは2015年2月22日に目標達成が報告されているが、目標金額を超えた支援金については、ゲームのさらなるクオリティアップやボリュームアップ、次世代家庭用ゲーム機(プレイステーション4、Xbox One)対応を行うための開発費用にあてられるとのことだ。
【クラウドファンディングプラットフォーム“CAMPFIRE”について】
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)とはアーティスト・映画監督・ミュージシャン・作家・スポーツ選手・プロダクトデザイナー・ジャーナリストといったクリエイターのためのクラウドファンディング・プラットフォーム。アイデアを実現するために必要な創作費用を、そのアイデアに共感した友だち・ファン・ソーシャルのつながり、そして世界中の人々から少額ずつ集めることが可能だ。
今回のクラウドファンディング・キャンペーンにおいては、インディーゲームダウンロード配信サービスPLAYISM(プレーイズム)を運営するアクティブゲーミングメディアが、日米のクラウドファンディング・キャンペーンの運営とプロモーション協力を行っている。
なお、CAMPFIREへの支援者数は313名・支援金額は4,194,000円、KICKSTARTERへの支援者数は2,408名・支援金額314,771USドル/日本円で約37,457,749円(※) の結果となった。
※1ドルあたり119円として換算
■表現規制についても明らかに
本作は、プレイステーション Vita版/スマートフォン版/タブレット版での展開が決定している。プラットフォーム別でストーリーが変わることは無いが、表現規制が違ってくる可能性がある(プレイステーション Vita版は表現規制が入る可能性がある)とのことだ。
加えて、シザーウォーカー以外にも殺害される可能性があり、Visceral Games開発のサバイバルホラー・サードパーソンシューターゲーム『Dead Space』にように、死亡パターンも複数用意されていることも明らかとなった。
また、マルチエンディングが採用され、メインシナリオとは関係ないサブシナリオが多数用意されている。クリアー後はフローチャートが見えるようにするとのこと。河野氏は、「クロックタワーシリーズをやってきた人には、ニヤっとする場面もある」とコメントしていた。
クラウドファンディングが成功し、さらに注目が集まる本作。日本を代表するホラー業界のクリエーターが集結し、河野一二三氏の集大成にして、新たな恐怖の航路へと誘う豪華客船の船出にぜひ期待しよう!
※画像はニコニコ生放送をキャプチャーしたものです。