1月11日は『ボダブレ』の日! ふたつの大会をリポート!!

 2015年1月11日(日)、セガは『ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.1』による賞金制大会“BORDER BREAK GRAND PRIX 2015(以下、BBGP 2015)”ならびに“第3期 エースボーダー最終決戦”を東京・ベルサール秋葉原で開催した。今回はそのふたつの大会の模様をリポートする。なお、大会の模様はニコニコ生放送およびYouTube Liveで中継されていたので、見逃した方や、大会の感動を振り返りたい方はこちらをチェックしよう。

■ニコニコ生放送はこちら

■YouTube Liveはこちら

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_01
優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_02
▲会場には多くの『ボダブレ』ファンが詰めかけ、開場前から長蛇の列が作られていた。
▲選手たちの応援団も会場に駆けつけていた。奇抜な衣装で参戦した方が目を引く。

“最強のチーム”を決める“第3期 エースボーダー最終決戦”

 まずは午前から行われた“第3期 エースボーダー最終決戦”の模様をリポートしよう。本大会は、予選を勝ち抜いた44名のエースボーダーたちを4つのチームに分け、トーナメント形式で各チームどうしが対戦する形式(本作は10vs10での対戦を行うので、各チームに1名づつリザーバーが存在する。)。
 リザーバーとして選ばれた選手以外の組み合わせは事前に発表されていたとはいえ、どのチームもいわば“即席”なので、チームとしての戦術や連携をどこまで練り込めるかが見どころだ。

◆各チーム選手一覧

・TEAM RED
こくと
名も無き広島勢
イタチ
剣マス式愚凸ミサイル
bad
許してヒヤシンス(笑
神影狙撃者
シオン
ぼびー
いかちゃ
ギョッキリウス(リザーバー枠)

・TEAM BLUE
まめまめ
シルヴィス
ジャココ
黒イ天使
鈴の字
☆トトリ☆
ひま神@エースニート
レベル5のお嬢
kaze
phosphorus
まさきにゃん(リザーバー枠)

・TEAM YELLOW
トマ14
流澪
scarlet
むみゅう
くさなぎ たけ子
アリエッタ
愛羅武勇
Sランク最後の希望
ひお@ネタうぃき
オペ子ICキターーー
遺体慣れした蘭姉ちゃ(リザーバー枠)

・TEAM GREEN
よじろン
さきえる
シャミ┗(^Д^)┛
不知火
緋色ナイト
ガルミアペペ様
うるく
ティナ

あるかど
莫耶(リザーバー枠)

なお、プレイヤーによる事前の優勝予想は以下の通り。
TEAM RED……28.06%
TEAM BLUE……36.36%
TEAM YELLOW……24.59%
TEAM GREEN……10.99%

 大会のレポートをする前に、レギュレーションのおさらいをしておこう。本大会のレギュレーションは以下のとおりだ。

◆“第3期 エースボーダー最終決戦”ルール
・4チームによるトーナメント形式
・使用マップは“ホープサイド市街地”
・各対戦で、先に2勝したチームが勝利
・1バトルごとに陣営の入れ替えを行う
・リザーバーが参加して11名となっているチームは、 各対戦の2バトル目のみ、チーム内で予選イベント順位が 1番低いプレイヤーとリザーバーの入れ替えを行う。10名のチームは、入れ替えは行わない
・対戦の前にチームリーダーどうしのジャンケンで最初の陣営を決定
・決勝戦前に10分ほどのブリーフィング時間を設ける

★TEAM RED vs TEAM BLUE

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_03

 1回戦はTEAM RED vs TEAM BLUE。開始すぐに敵コアに向けて突撃を仕掛ける“コア凸”の応酬となり、互いのコアゲージが拮抗した状態で終盤になだれ込む。終盤に差し掛かると、徐々にTEAM REDのコア凸が成功しだし、対するTEAM BLUEのアタックをしっかりシャットしてそのままTEAM REDが先取した。
 続く2戦目は、互いのコア凸を警戒してかかなり“堅い”展開が続く。そんななか、先にコア凸を決めたのはTEAM BLUE。TEAM REDは撃破などで細かく戦況を盛り返していくが、リードを守りきったTEAM BLUEが勝利して1-1に盛り返す。
 決定戦となる3戦目は、コアよりも戦況を重視したような立ち上がりとなり、TEAM REDがプラントの支配権を広げて優位に立つ。しかし、ここでTEAM BLUEが起死回生のコア凸に成功すると、先ほどまでとは打って変わってコア凸の応酬に。ここでのダメージレースに競り勝ったTEAM REDが徐々にコアゲージの差を広げて勝利する結果となり、2-1でTEAM REDが決勝戦に駒を進めた。

★TEAM YELLOW vs TEAM GREEN

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_04

 1回戦目は序盤から膠着した状況が続くが、残り330秒あたりから互いにコアを攻撃しあう激しい展開に。それまでの攻防で細かくリードを稼いでいたのはTEAM YELLOWだったが、この攻防でTEAM GREENが逆転に成功する。TEAM YELLOWはプラントを大量に制圧して再逆転を図るも、攻撃の手を緩めずにコアを破壊しきってTEAM GREENが勝利を収める。
 2戦目も1戦目同様にプラントの攻防戦から立ち上がる。ここでも戦況を有利に進めたのはTEAM YELLOWだが、これに対してTEAM GREENは要所でのコア凸を成功させて対抗する。この対戦でもコアゲージで有利に立ったのはTEAM GREENで、TEAM YELLOWは総攻撃を仕掛けるも守りきったTEAM GREENが勝利。2-0でTEAM GREENが勝利する結果となった。

★TEAM RED vs TEAM GREEN

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 決勝戦でも、コア絡みの攻防に長けたTEAM GREENがリードを広げ、対するTEAM REDはプラント制圧戦を有利に進める展開に。この展開はTEAM GREENの勝ちパターンと思われたが、残り30秒でTEAM REDの猛攻がさく裂! 大量のダメージを与えることに成功したTEAM REDが土壇場で逆転し、1戦目はTEAM REDが勝利した。
 優勝に王手をかけたTEAM REDと、なんとか阻止して逆転を狙いたいTEAM GREEN。2戦目はTEAM GREENが立ちあがりからコアを果敢に狙いリードを取るが、TEAM REDも負けじとコア凸をし返してコアを攻撃し合う激しい展開に。ここで勝敗を分けたのは、戦場の支配率。TEAM GREENのコア手前までプラントを制圧したTEAM REDが怒とうの攻めを見せ、そのまま押し切ったTEAM REDが2-0で優勝を果たした。

 惜しくも敗退してしまったTEAM GREENだが、戦場よりもコアへの攻撃を優先する電撃作戦をはじめ、下馬評を覆したそのチームワークには拍手を送りたい。
 そして、栄えある“第3期 エースボーダー最終決戦”優勝チームとなったTEAM RED。個々のプレイヤーの高い技術もさることながら、決勝戦第1試合で見せた“諦めない心”こそが彼らを優勝に導いた要因ではないだろうか。

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_06
▲見事優勝を果たしたTEAM REDの各選手には、限定通り名が授与された。

優勝賞金200万を奪い取れ!“BBGP 2015”

 “第3期 エースボーダー最終決戦”から少しインターバルを挟んで、とうとう優勝賞金200万円という大型大会“BBGP 2015”が幕を開けた。本大会は優勝賞金の200万円のほか、2位は50万円、3位は20万円、4~10位には5万円が贈られる、国内のゲームイベントとしてはかなり大規模な大会だ。それ故か、出演者の方々もフォーマルな衣装に着替えていたのが印象的だ。

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_07
優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_08
▲出演者席の様子。フォーマルな衣装、髪型なのに牛のツノ!?
▲『ボーダーブレイク』サウンドチーム“メタセコイア”の生演奏に乗せ、選手たちがカーテンの向こう側から姿を現した。

 本大会もレポートの前に、“第3期 エースボーダー最終決戦”同様レギュレーションのおさらいをしておこう。

◆BBGP 2015 決勝大会ルール
・予選通過者40名によるトーナメント方式
・準々決勝“ホープサイド市街地”/準決勝“城塞都市バレリオ” は、上位5名が勝ちあがり、決勝戦は複数バトルにて順位を確定
・タイムアップ時にニュードポイントが等しい場合、撃破数の多さ、大破数の少なさの順に上位を判定し、すべて同じだった場合はジャンケンで最終順位を決定
・専用ICカードは決勝まで同一カードBB.NETを使用したカスタマイズ変更は自由
・対戦は“店内演習”にて行う
・対戦時は備え付けのヘッドホンを必ず着用

 本モードでは、戦闘を回避しつつ“ニュード結晶”の破壊や“ニュード噴出口”から噴き出す大量のニュードを獲得するのが最も効率がいい。ただし、敵機を撃破することで相手のニュードポイントを減らしつつ自分のポイントを増やすことが可能なため、妨害を兼ねた戦闘を仕掛ける局面も発生するため、“戦闘”を取り巻く駆け引きが見どころになるだろう。

★Aブロック
 各プレイヤーがニュード集めに奔走するなか、終盤で一気にニュードを稼ぎつつ戦闘から逃げ切った募金しようよ選手が規定値を達成。準決勝に進出する5名は以下のとおり。

1位 募金しようよ
2位 夢・出逢い・魔性
3位 流澪
4位 天照大御神
5位 Squall_L

★Bブロック
 予選で稼いだニュードポイントの平均値が最も多いブロック。戦闘でのニュードポイントの奪い合いから、まめまめ選手がリードを守りきり規定値達成で勝利。準決勝に進出する5名は以下のとおり。

1位 まめまめ
2位 ぼーず2号
3位 DOSUKOI
4位 TrueBlue
5位 ガール メイ キル

★Cブロック
 逃げに徹するプレイヤーと、積極的にほかのプレイヤーを追っていって戦闘を仕掛けるプレイヤーが混在するブロック。大破が連発する荒れた展開となるが、そのなかでも安定した立ち回りを見せたイタチ選手が規定値を達成。準決勝に進出する5名は以下のとおり。

1位 イタチ
2位 HellCat
3位 イリス
4位 ざぶちゃんマン
5位 宮城ノ箪笥

★Dブロック
 強豪と目されるプレイヤーが集中する“死のブロック”。事前のインタビューどおり、残り200秒の時点でスシレクサモナカコカ選手がチェーンソーでほかのプレイヤーに襲い掛かったのを皮切りに激しい撃破劇に移行したが、ガルミアペペ様選手が規定値を達成して勝利した。準決勝に進出する5名は以下のとおり。

1位 ガルミアペペ様
2位 許してヒヤシンス(笑
3位 ごうえんじ
4位 遊々-yuyu-
5位 まさきにゃん

★準決勝第1試合
 地形こそ入り組んでいるものの、ニュード結晶が密集して発生するためほかのプレイヤーとの兼ね合いがカギになるマップ。多くのプレイヤーが僅差のまま終盤になだれ込み、TrueBlue選手が頭一つ抜け出すも、規定値目前でまめまめ選手の執拗な追撃を受け撃破されてしまう。これによって順位が入れ替わったDOSUKOI選手が規定値を達成した。なお、激しい追走劇をみせたTrueBlue選手は6位、まめまめ選手は10位となり、惜しくもここで両者どもに敗退となった。決勝に進出する5名は以下のとおり。

1位 DOSUKOI
2位 天照大御神
3位 夢・出逢い・魔性
4位 ぼーず2号
5位 ガール メイ キル

★準決勝第2試合
 イリス選手以外は全員支援での出撃となり、極力戦闘を回避するような試合展開となった。ニュード結晶の発生源を守りつつ立ち回り、トップ付近をキープしていた遊々-yuyu-選手だったが、仕掛けられた罠に引っかかり大破してしまう。集団から抜け出したのは宮城ノ箪笥選手だったが、戦闘しているスキに追い上げてきたイタチ選手が宮城ノ箪笥選手をかわし、規定値を達成して勝利する。決勝に進出する5名は以下のとおり。

1位 イタチ
2位 遊々-yuyu-
3位 まさきにゃん
4位 ざぶちゃんマン
5位 ごうえんじ

★決勝戦
 とうとう“BBGP 2015”も大詰めとなる決勝戦。決勝戦ではこれまでとはルールが変わり、各プレイヤーに1戦ごとの順位ごとにポイントを与え、10ポイントに到達時点で優勝にリーチ。リーチがかかった状態で1位を獲得した選手が優勝となる。獲得できるポイントは1位:10pt、2位:8pt、3位:6pt、4位:4pt、5位:2pt、6~10位:0ptなので、もしも同じプレイヤーが2連勝したらその時点で優勝が決定する。

 決勝戦1本目、ここまでなんと常に1位をキープし続けてきたイタチ選手がここでもトップで逃げ切る展開になると思われたが、規定値を目前にしてガール メイ キル選手にとうとう撃破されてしまう。イタチ選手は立て直しを図るも、その前に天照大御神選手が規定値を達成して勝利となった。ここまでの獲得ポイントは以下のとおり。

夢・出逢い・魔性……0pt
天照大御神……10pt
ぼーず2号……6pt
ガール メイ キル……0pt
DOSUKOI……0pt
ざぶちゃんマン……2pt
イタチ ……0pt
まさきにゃん……8pt
遊々-yuyu-……0pt
ごうえんじ ……4pt

 続く2本目は夢・出逢い・魔性選手とイタチ選手のデッドヒートとなるが、夢・出逢い・魔性選手が規定値間近で痛恨の撃破。そのままデッドヒートを制したイタチ選手が規定値を達成した。ここまでの獲得ポイントは以下のとおり。

夢・出逢い・魔性……2pt
天照大御神……14pt
ぼーず2号……6pt
ガール メイ キル……0pt
DOSUKOI……0pt
ざぶちゃんマン……10pt
イタチ ……10pt
まさきにゃん……14pt
遊々-yuyu-……0pt
ごうえんじ ……4pt

 天照大御神選手、ざぶちゃんマン選手、イタチ選手、まさきにゃん選手の4名が優勝にリーチをかけた3本目。2本目同様に夢・出逢い・魔性選手はトップをひた走るも、規定値間近にターレット付近に仕掛けられた罠を踏んでしまう。順位が入れ替わり、姿を現したのはイタチ選手。そこからはつぎつぎにニュード結晶を破壊していくイタチ選手を誰も止めることができず、2連勝したイタチ選手が見事優勝をもぎ取った。また、最終順位は以下のとおり。

1位……イタチ(20pt)
2位……まさきにゃん(20pt)
3位……天照大御神(14pt)
4位……ざぶちゃんマン(10pt)
5位……ガール メイ キル(8pt)
6位……夢・出逢い・魔性(6pt)
6位……ぼーず2号(6pt)
8位……ごうえんじ(4pt)
9位……DOSUKOI(2pt)
10位……遊々-yuyu-(0pt)

 振り返ってみれば、優勝したイタチ選手は決勝戦1本目以外はすべて1位というとてつもないスコアを叩き出し、選び抜かれたエースボーダーたちのなかに於いてもまさに“別格”と呼べるほどの強さを結果とともに見せつけた。

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_09
▲対戦がはじまる前は、会場が一体となってカウントダウンのコールを行っていた。
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優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_11
▲決勝戦で3位以内に入賞したプレイヤーたち。決勝戦からはアイドルの古川未鈴さんも応援に駆け付けていた。
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▲優勝者のイタチ選手には、優勝賞金の書かれた巨大なパネルのほか、超巨大トロフィーが贈られた。
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大会後のサプライズ!さまざまな発表にも注目。

 表彰式も終わり、長かった本日のイベントも終了と思いきや、『ボーダーブレイク』ファンにとってはまだまだ見逃せない時間は続く。今後のさまざまな発表が行われたので、その内容を紹介しよう。
 まずは、『ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.5』で追加される要素。新たなブラスト・ランナー“F3ブラスト”にはバリア装置の一種“ニュード・ディフレクター”が装備されている。また、武器の弾数が増える“予備弾数”、ダッシュの速度が徐々に上がる“加速”といった要素も備えているようだ。

優勝賞金200万を獲得したのは!? “BORDER BREAK GRAND PRIX 2015”の様子をリポート_15

 ほかにも、新型プラントの登場やマッチングシステムの改良、ユニオンバトルにスーパーハード追加など、追加要素は多岐に及ぶ。
 そして、この『Ver.4.5』は2015年1月15日よりロケテストが開催される。開催店舗は以下のとおりだ。

・クラブセガ新宿西口
・クラブセガ秋葉原 新館
・セガ池袋GIGO
・セガ神楽坂
・セガ金山
・セガワールド布施
・セガ難波アビオン

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 さらに、『ボーダーブレイク』の名物男、元開発チームの牛マン氏が新プロデューサーに就任、『ボーダーブレイク』の現場に復帰することも発表され、続けて就任を記念したイベント“牛追い祭”の決行を発表した。

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▲『ボーダーブレイク』への想いを語る牛マン氏。ちなみに、“牛追い祭”の詳細はまだ明かされていない。

優勝者の強さに迫る!?突撃インタビュー!!

 まさに圧倒的な強さで王座に君臨したイタチ選手。閉会後、彼にインタビューする機会を設けて頂いたので、その内容を掲載しよう。

――優勝おめでとうございます。率直な今の心境を聞かせてください。

イタチ選手  大会直前までずっと10人集めてトレーニングしていたので、その結果が出たと思います。率直に言うと優勝できてうれしかったです。

――5戦して4回1位という戦績につながる秘訣はありますか?

イタチ選手 ニュード採掘の速度が重要なので、足を速くしてニュードを採掘しつつ、向かってくる敵を迎撃する形に持ち込むことです。そうするとニュード採掘分と敵の撃破分が入手できるので、それを意識していました。

――作戦としては逃げを重視していましたか?

イタチ選手 そうですね。採掘を中心にしつつ、ニュードポイントが多くなれば狙われるのがわかっていたので、向かってきた敵を迎撃して一気に規定値まで逃げ切るのは目論んでいました。

――もっともきびしかった対戦はどれですか?

イタチ選手 決勝の1戦目ですね。一度撃破されてしまってからは散々な目に遭い、順位が落ち込んでしまって結局ポイントを得られなかったので……。

――もっとも厄介だった相手はどなたでしょう?

イタチ選手 夢・出逢い・魔性さんは強かったので、ニュードを取って、相手に来させるような形に持ち込み、そこで迎撃することでなんとか誤魔化すことができたと思います。

――優勝賞金の使い道と、今後の『ボーダーブレイク』に望むことをお聞かせください。

イタチ選手 優勝賞金は親に旅行をプレゼントするので親孝行に使います。望むことは……いまの『ボーダーブレイク』に満足しているし、『Ver.4.5』も発表されたので嬉しいです。まだまだ遊びますし、“BBGP”の次回を開いていただければ、そのときにもう一度優勝して“1回目の優勝は妥当だった”ことを示していきたいですね。

――ありがとうございました。

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