硬軟織り交ぜたバラエティー豊かなラインアップ
2014年12月6日、アメリカ・ラスベガスにてプレイステーションの大規模なファンイベント“PlayStation Experience”（PSX）が開幕した。
会場には、プレイステーション4を中心に今後発売されるプレイステーションタイトルが多数出展。
同イベントでは、海外でも注目を集めている『Bloodborne（ブラッドボーン）』がさすがの注目度。PlayStation Experience前日の12月5日には、The Game Awards 2014で最新トレーラーが公開。映像の開始と終わり、映像中の衝撃シーンでは、会場からは大きな歓声があがり、その人気の高さをうかがわせた。
PlayStation Experienceでは試遊台が出展。内容はαテスト版と同じものだったが、プレス向けの体験会でも、各国の記者がたっぷりと“絶望”を味わいつつも、熱心に挑戦している様が印象的だった。
また、PlayStation Experience期間中には、Keynoteやパネルセッションにて『Bloodborne（ブラッドボーン）』のパートも予定されてる。ここで、何らかの新情報が明かされるのか期待したい。
今年注目のProject Morpheusからも新規タイトルが1タイトルお披露目されていた。そのタイトルは『Keep Talking and Nobody Explodes』。これは、アメリカのカリフォルニア州カルバーシティで開催されたインディーゲームイベント“Indiecade”でOculus Rift (オキュラスリフト）対応として出展されていたもので、Project Morpheus版は、今回初のお披露目となる。本作は爆弾の解除が目的のパズル要素のあるコンテンツ。プレイヤーはひとりがProject Morpheusを装着し、爆弾処理の実行者となる。プレイヤー以外は解除のためのヒントが書かれたテキストを読み解き、プレイヤーに指示を与え、制限時間内に爆弾解除を目指す。ヒントを出す側は映像が見れられず、プレイヤーは与えられたヒントを頼りに、爆弾解除のための手順を実行していく。没入感がひとつのウリのVRに、コミュニケーション要素を加えたユニークな作りとなっていた。
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そのほか、プレイステーション Vitaで発売された『Tearaway』、プレイステーション3、PSP用のダウンロード配信タイトルとして発売された『ぽっちゃり☆パーティー』のプレイステーション4版も出展。
とくにPS4版『Tearaway』（『Tearaway Unfolded （仮題）』）は、ただの移植ではなく、DUALSHOCK 4の前面パッドや6軸検出のモーションセンサーを使って解く新しいパズルがふんだんに盛り込まれており、また、プレイヤー側からゲーム内に干渉するようなギミックもあり、プレイヤーとキャラクターが協力して進んでいくプレイ感覚も味わえる。もはや新作に生まれ変わったと言っていい内容に。前作をプレイした人も、今後の情報にぜひ注目してほしい。
『The Order： 1886』と『Until Dawn』に関しては→こちら
『トゥモロー チルドレン』に関しては→こちら
