『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】

by 戸塚伎一ライター

2014.10.20 12:00

群馬救世シューティングがパワーアップして再出撃!!

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _03

　東京ゲームショウ（以下、TGS）2014のインディーゲームコーナーに出展され、そのレトロテイストなゲーム画面で多くの来場者の注目を集めた『群馬県から来た少女・改』。本作は、iOS版、Android版がそれぞれ無料配信されている、全3ステージの横スクロールシューティング『群馬県から来た少女』の完全版で、TGSバージョンでは最新2ステージが試遊できた。
　暴走した群馬の神々を鎮めるため、少女ヨコトルが県内の名所で大暴れするというストーリー、1983年に発表されたMSX規格パソコンのグラフィック性能をイメージしたビジュアル、各ステージに隠された群馬の特産品を手に入れてパワーアップ──と破天荒な要素満載ながら、いざ遊ぶとシンプル操作でテンポのいいプレイを体験できるのが特徴だ。近日中にはクラウドファンディング（ネット経由での資金調達）に関する何らかの発表もされるとのこと。待て、続報！

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _02 — ▲ケバい色使いで描かれる群馬ワールドを堪能せよ。

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _05 — ▲ケバい色使いで描かれる群馬ワールドを堪能せよ。

■秒速でわかる『群馬県から来た少女』のすべて

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _06

　本作のそもそもの位置づけは、1月にPHP研究所スマッシュ文庫から発売されたライトノベル『世界最後の魔境　群馬県から来た少女』（著：日下一郎、協力：群馬県）との連動型ゲーム。著者自身が開発に全面的に参加しているわりに本編との関連性が微妙に薄いあたりも、レトロなキャラゲーの真骨頂だ！

【キミはいくつ知っている？　群馬県の名所を舞台にした奇天烈なステージ】

［STAGE4］尾瀬大湿原　魔境尾瀬沼、死の花の原

　群馬、新潟、福島3県の境に広がる湿地帯も、なし崩し的にヨコトルの戦場だ。神の怒りで巨大化・狂暴化した湿っぽい原生植物が行く手を塞ぐ!!

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _08 — ▲浮かれた子どもが木道を踏み外し、下半身を泥まみれにすることでも有名（？）な尾瀬ヶ原。果たしてどんな強敵が待ち構えているのか。

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _07 — ▲浮かれた子どもが木道を踏み外し、下半身を泥まみれにすることでも有名（？）な尾瀬ヶ原。果たしてどんな強敵が待ち構えているのか。

［STAGE5］富岡製糸工場日本で最初にして最強の富岡製糸

　今年世界遺産に登録された富岡製糸工場には、地下数百メートルに隠された秘密工場があった!!（※ウソです）　日本近代化の礎となった女工の叫びが、巨大縦穴通路にこだまする!!

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _09 — ▲極彩色のデカキャラも登場！

『群馬県から来た少女・改』群馬のチカラ、さらに大暴走!!【とっておきインディー Vol.002】 _10 — ▲極彩色のデカキャラも登場！

■『神話少女ヒューガ』
2015年配信予定/価格未定/宮崎応援アクションゲーム

★地上に揉めごとを起こす神様はみんなまとめてデストロイ!!

　『群馬県から来た少女・改』とともにTGSに出展された、爽快感重視のアクションゲーム。プレイヤーは“まつろわぬ神”の女の子・ヒューガとなって、日本神話をベースにした神々の戦場で大暴れできる。「もともとこのゲームを作るために会社（ヒューガ）を作った」（岡野氏）とのことで、現在はTGSでのユーザーの反応を活かしつつ、ゲーム性のさらなる向上が図られている。