見せてくれ、栄光のハイタッチ!
2014年9月18日~21日、千葉・幕張メッセで開催された東京ゲームショウ 2014。9月21日、プレイステーションブースで、プレイステーション Vitaでの共闘ゲーム日本一を決める“共闘甲子園 全国大会”の決勝大会が行われた。各地の代表チームがくり広げた熱戦の模様をお届けする。
会場には、8月初旬に大阪・東京・福岡・札幌で行われた地区予選を勝ち抜いた代表チームが集結。決勝大会はこの4チームに加えて、スマートフォン用アプリ“共闘ギルド”を使って開催されたオンラインイベント“共闘ギルド 特待生 決定戦”の成績優位者からなるチーム“共闘ギルド”の5チームでの戦いとなる。各地区予選では主催者の想定を上回るスゴいタイムも続出したとのことで、まさに“日本一”の共闘プレイを見守るべく、会場には多くの観客が集まった。地区予選の模様は下記の記事をご参照あれ!
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さらに、会場には本大会対象タイトルのプロデューサー陣も集結。『フリーダムウォーズ』の吉澤純一プロデューサーは、「共闘甲子園とかけて、今日ここにいる参加者の努力ととく。そのこころは、どちらも“ケッショウ(決勝/結晶)”が見えます”」と見事(?)な謎かけを披露した。
本大会の優勝者には、各タイトルのロゴや日付などが入った、オリジナルデザインのプレイステーション Vita、そして世界でたったひとつのトロフィーが贈られる。果たして栄冠はどのチームの手にわたるのか? いよいよ決勝大会の火ぶたが切って落とされる!
決勝大会のレギュレーションおよびミッションは以下の通り。いずれもかなり手応えのあるミッションが用意されている。
◇4~9名で結成されたチームは事前に決められたトーナメント戦で挑戦。
◇対戦タイトルはくじ引きで決定。対戦するタイトル選出は一度のみで、同じチームが同じタイトルを二度プレイすることはない。
◆『討鬼伝 極』
任務:集団任務 進行度八「風纏う化生」
“鬼”:カゼヌイ
◆『フリーダムウォーズ』
ボランティア:プ6-7 号作戦:市民奪還
◆『ソウル・サクリファイス デルタ』
クエスト名:追加要請X 海の底で待つ魔始祖
魔物:オーディン
◆『ゴッドイーター2』
ミッション:難易度10:原初の荒神
討伐対象:マガツキュウビ×1 ハガンコンゴウ×1 セクメト×1
■1回戦は共闘ギルド特待生チームvs大阪代表“大阪帝国”
初戦のタイトルは『討鬼伝 極』。“共闘ギルド”の成績優秀者と、予選大会で本作の最速タイムを叩きだした大阪代表“大阪帝国”によるマッチアップとなる。予選大会は本作発売前に体験版で行われたこともあり、決勝大会では予選とは異なるレギュレーションとなっているが……?
ここで、なんと“大阪帝国“は2分20秒という脅威のタイムで圧倒! 『討鬼伝 極』の森中隆プロデューサーも「びっくりしました! 予想以上に速かったですね」と驚く好タイムでコマを進めた。残念ながら敗退となってしまった共闘ギルドチームは、『フリーダムウォーズ』で優秀な成績を残したメンバーということで、やや不利な展開に。けれどチームリーダーは「プレイステーションブースの砂を持って帰ります!」と爽やかなコメントを残していた(まさに青春の甲子園!)。
第2回戦は、東京代表にして前回大会覇者の“プレコミュ”と、福岡代表“共闘学園 球拾い部”による対決。“プレコミュ”によるタイトル決めのくじ引きの際、「何でもいいですが、しいていえば『ソルサク』」と希望していた通り、運を呼び寄せて得意の『ソウル・サクリファイス デルタ』で戦うこととなった。
本村健太郎プロデューサーが、当初のレギュレーションがあまりに強すぎたのでゆるめたと語るレギュレーションは、それでもなかなかの難易度。ここでは“プレコミュ”が計算ずくの作戦を実行し、6分1秒のタイムで決勝にコマを進めることとなった!