新作、サプライズ、初公開映像の嵐!
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、2014年9月1日、“SCEJA Press Conference 2014”を開催。ファミ通.comでは、さまざまな発表などを速報記事でお伝えしたが、本記事ではカンファレンスの模様とともに、発表された内容をまとめてお届けする。
■SCEJAの新プレジデント、盛田氏が挨拶
カンファレンスを主導したのは、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアの新プレジデント、盛田厚氏。同日付で同役職に就任した盛田プレジデントは、「就任初日となる本日、皆様にご挨拶できることをたいへんうれしく思うと同時に、大きな試練に改めて身が引き締まる思いです」と挨拶。また、プレイステーション4(以下、PS4)が歴代ハードウェア最速で全世界累計実売台数1000万台を達成したことに触れ、プレイステーション Vita(以下、PS Vita)とともに市場をより活性化させていきたいと力強く語った。
盛田厚氏
新作続々、さらにバラエティ豊かになるPS Vitaタイトル
「PS VitaとPS4について、日本市場での具体的な戦略と44の魅力的なタイトルの情報をお届けします」と切り出した盛田プレジデントから、まずはPS Vita関連の発表が行われた。6月をもって出荷を完了したPSPから、その役目を引き継いだPS Vita。「PS VitaはPCH-2000シリーズを発売して以降、それまでと比べて1.6倍のスピードで普及が進んでいます。その勢いを年末に向けてさらに加速させるべく、発売間近のタイトルの新情報や新タイトル、ハード関連の情報をお届けします」と、初公開映像や新作タイトルなどを一挙に公開した。
・『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』
スパイク・チュンソフト/2014年9月25日(木)発売予定
・スパイク・チュンソフトの新プロジェクト“New Project≠WAY OF SAMURAI”
・『ファンタシースター ノヴァ』
セガ/2014年11月27日(木)発売予定
・『ガンダムブレイカー2』
バンダイナムコゲームス/今冬発売予定
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・『戦国無双 Chronicle(クロニクル) 3』
コーエーテクモゲームス/2014年12月4日(木)発売予定
・『DEEMO~ラスト・リサイタル~』
Rayark Inc./今冬発売予定
・『ルミナスアーク インフィニティ』
マーベラス/発売日未定
・ネオロマンスゲーム新作【1】
コーエーテクモゲームス/発売日未定
・ネオロマンスゲーム新作【2】
コーエーテクモゲームス/発売日未定
・『うたの☆プリンスさまっ♪』 シリーズ
ブロッコリー/発売日未定
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■PS Vitaの新色登場&テーマが設定可能になるアップデートも!
女性向けユーザーに人気のタイトルラインアップが発表されたところで、ブルーを基調としていた会場がピンクのライトに包まれ、PS Vitaの新たなカラーバリエーション、“ライトピンク/ホワイト”がお披露目された。11月13日発売予定で、価格は18980円[税抜]。
「華やかなカラーリングなので、ぜひ女性ユーザーに手にしていただきたいです」(盛田プレジデント)
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また、10月にはシステムソフトウェアバージョン3.30の提供が予定されており、テーマが設定可能に。壁紙やアイコン、BGMなどをオリジナル仕様に変更できるという。カンファレンスでは、『フリーダムウォーズ』や『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』、『ファンタシースタ ノヴァ』、『俺の屍を越えてゆけ2』といったタイトルのイメージデモが公開された。
続いて、ソニーストアオリジナルのタイトルコラボレーションモデルとして、レーザー刻印を施した特別なPS VitaとPS Vita TVが登場することが明らかに。第1弾は『ダンガンロンパ』とのコラボレーション“PS Vita/PS Vita TV×ダンガンロンパ1・2 Limited Edition”で、9月25日に発売予定。本日より、ソニーストアにて予約受付が開始されている。
※“PS Vita/PS Vita TV×ダンガンロンパ1・2 Limited Edition”詳細ページ
また、PS4のブロードキャストをPS VitaやPS Vita TVでも視聴することができるアプリケーション“Live from PlayStation”がリリース予定。「PS4を持っていないPS Vitaユーザーの方々にも、PS4の世界を体験してほしい」(盛田プレジデント)とのことで、今秋、PS Storeにて無料で配信予定となっている。
ソフト、ハード両面での充実ぶりをアピールした盛田プレジデントは「3月末までに新たに100タイトルが登場し、累計タイトル数は600を超える見込みです」と述べ、PS Vita関連の発表を締めくくった。
初めての年末商戦を迎えるPS4 今後のラインアップは?
続いて行われたのは、PS4関連の発表。今年2月に発売されてからの約半年間で、日本の据え置きゲーム機市場におけるハード販売台数シェアは、PlaStationが約78%を獲得しているという。
盛田プレジデントは、「これまではあまり一般的ではなかった“ゲーム体験をシェアする”ということを手軽に行えるようになり、そういった動きが日本国内でも急速に広がっています。PS4上でのさまざまなゲーム体験が、プレイヤーの心を動かし、驚きや感動を友だちと共有したいと思わせる、強い力を持っているからだと実感しています」と、PS4タイトルのバラエティの豊かさ、魅力などを改めて強調した。
さらに、「日本国におけるPS4の普及状況は、まだフォーマット立ち上げ期の半ばといった段階。初めての年末商戦を迎えるこの時期、私たちが日本のコンソール市場を牽引、拡大していくという強い意志のもと、多くの日本のゲームプレイヤーの方々にPS4でのすばらしいゲーム体験をお届けするべく、ソフトウェアメーカー各社様と一丸となって、新しいタイトル情報を続々とお届けしたいと思います」と宣言。メーカー各社の代表者やクリエイター陣が続々と登壇し、PS4タイトルの充実っぷりがアピールされた。
発売直前! 『Destiny(デスティニー)』
本日から放映開始されているテレビCMが公開。開発元であるBungieのCOO(最高執行責任者)ピート・パーソンズ氏からは、ビデオメッセージも!
『ザ クルー』&『ファークライ4』が日本発売決定!
代表取締役社長
スティーヴ・ミラー氏
ユービーアイソフトからは、同社の代表取締役社長のスティーヴ・ミラー氏が登壇。新世代機で発売されるシリーズ最新作『アサシン クリード ユニティ』の紹介に加え、『ザ クルー』と『ファークライ4』の日本での発売が決定したことを発表。2作品ともに日本版トレーラーが公開された。
『ザ クルー』は、PS4版限定で日本語版ベータテストの実施が決定したことも発表。詳細は後日、公開されるという。また『ファークライ4』のプレイステーションフォーマットのみの施策として、ソフトを持っていない人でも、協力プレイに招待していっしょにプレイすることができる“キラット無料招待チケット”が10枚、同梱されるとのこと。
ザ クルー 日本版発売日決定トレーラー
ファークライ4 日本版アナウンストレーラー
SCE JAPANスタジオからは『みんGOL』新プロジェクトが始動&『Bloodborne(ブラッドボーン)』発売日が解禁!
続いて登壇したのは、ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏。挨拶もそこそこに公開された映像は、まるでリゾート地にあるゴルフ場をプレゼンするかのような内容だった。その正体は“NEW MINGOL PROJECT”、『みんなのGOLF』シリーズ最新作。プラットフォームはPS4で、プロジェクトの全貌は2015年に公開する予定だという。
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吉田修平氏
PS4の『みんなのGOLF』では、PS4のパワーと、PS4の持つソーシャルな遊びを取り入れた、まったく新しい『みんなのGOLF』を提供される。プレイヤーの楽しみかたや過ごしかた、体験できることなどを大幅に増やして、『みんGOL』を通じてプレイヤーが誰とでもいっしょに楽しめるゴルフリゾートを目指しているとのこと。
「PS4の『みんなのGOLF』は、スポーツゲームとしての進化に加え、ゴルフを中心としてオープンワールド・エンターテインメントとして生まれ変わります。来年早々には、具体的にどんなゲームになっているか紹介する予定ですので、お楽しみに」(吉田氏)
続いて、日本発売が決定した『リトルビッグプラネット3』(12月4日発売予定)や『The Order: 1886(オーダー1886)』の最新映像が公開されたほか、キュー・ゲームスとSCE JAPANスタジオの新規タイトル『The Tomorrow Children(トゥモロー チルドレン)』のクローズドアルファテストが10月に実施決定し、9月17日より参加者を募集開始することが発表された。
また、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアとフロムソフトウェアによる新作タイトル『Bloodborne(ブラッドボーン)』の発売日が明らかに。発売日は2015年2月5日。発売日解禁トレーラーや“初回限定版”の情報も公開され、9月1日の17時からは予約も解禁された。
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Bloodborne(ブラッドボーン) 発売日解禁トレーラー
さらに、PS4専用に開発が行われているVRヘッドマウントディスプレイ“Project Morpheus”向けのコンテンツとして、『サマーレッスン』が公開された。
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バンダイナムコゲームスの『鉄拳』プロジェクトのディレクター、原田勝弘氏が手掛けているコンテンツで、部屋の中にいるキャラクターとのコミュニケーションが楽しめるという内容。映像に登場した原田氏は、「体験しないとわからないすごさ」と前置きしつつ、「部屋の中にいるキャラクターがプレイヤーを認識している」、「どんなキャラクターでも存在できるような設計にしているので、今後、たくさんのキャラクターとこの空間で会えます」とコメント。本コンテンツを含めて、“東京ゲームショウ 2014”では“Project Morpheus”の体験コーナーが設けられる。
『MGSV』の新情報は“TGS 2014”にて!
エグゼクティブコンテンツオフィサー
小島プロダクション
小島秀夫監督
つぎに登壇したのは、KONAMI 小島プロダクションの小島秀夫監督。紹介したのは、“gamescom 2014”に合わせて配信開始されたコンテンツ、『P.T.』だ。同作は、KONAMIの『サイレントヒル』シリーズの“プレイアブル・ティザー”。小島監督は、“プレイアブル・ティザー”であるということ以外にも、ふたつ、チャレンジしていることがあるという。
ひとつは、ひとりで解くには難解な謎に対し、PS4の“シェア機能”を活かして、世界中のプレイヤーが協力することでクリアーを体験するということ。当初、小島監督たちはクリアーに1週間程度を見込んでいたが、イギリスの少女が中心となって複数のユーザーが協力した結果、ダウンロード後4時間ほどでクリアーされてしまった。とくに最後のステージは6言語以上を理解していないと解けないとのことだが、世界中のプレイヤーが集まったことでクリアーできたのだという。
もうひとつは、ゲームだけれど、プレイするだけではなくて、人のプレイを見たり、自分のプレイを見せることで、さらに輪が広がる、というような仕掛けを作るということ。「『P.T.』は、SNSとPS4の“シェア機能”を使った、新世代のゲーム体験ができると思っています」(小島監督)
また、主演がノーマン・リーダスであることが正式に発表されたほか、ギレルモ・デル・トロ監督からのビデオ・メッセージも披露された。
なお、『メタルギアソリッド V ファントムペイン』については、“東京ゲームショウ 2014”にて新情報を公開予定とのこと。どんな情報が発表されるのか、約2週間後に期待!
『バイオハザード リベレーションズ2』はTGSで早くもプレイアブル出展!
プロデューサー
川田将央氏
小島監督に続いて登壇したのは、カプコンのプロデューサー川田将央氏。まず、川田プロデューサーが紹介したのは『バイオハザード HDリマスター』。プレイステーション4版では、「フルHDにより、オリジナルで体験した恐怖が高品質で体験することができます」(川田氏)。そして、本作では日本語ボイスにも対応(英語ボイスにも対応)。プレイステーション4版は2015年初頭発売。
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さらに、『バイオハザード』シリーズ最新作として、『バイオハザード リベレーションズ2』が発表され、実写によるコンセプト映像が公開。前作は原点回帰というテーマのもと、サバイバルホラーの追求とシリアスドラマが主軸に置かれていた。本作の開発には前作のコアスタッフが集結。主人公は、ジルとクリスではなく、舞台や登場人物は一新されているという。コンセプト映像には本作に関するさまざまなヒントが隠されているとのこと。さらに、東京ゲームショウ 2014ではプレイアブル出展されることも決定している。発売は2015年初頭を予定。「発売が楽しみになるような特別な施策も考えているので期待してください」(川田氏)
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『龍が如く0 誓いの場所』はPS Vitaとのクロスプレイにも対応
名越稔洋氏
すでにプレイステーション3、プレイステーション4での発売が明らかにされている『龍が如く0 誓いの場所』での紹介パートでは、セガ 取締役CCOの名越稔洋氏が登壇し、本作の概要を紹介。本作は1988年のバブルの時代が舞台となり、シリーズのでなじみのキャラクターの若かりしころのエピソードが描かれる。主人公は桐生一馬と真島吾朗のふたり。バブルの時代ならではの利権絡みのトラブルなどに巻き込まれていくという。また、今回も『龍が如く 維新!』と同様、プレイステーション Vitaとのクロスプレイにも対応している。『龍が如く0 誓いの場所』はナンバリングの最新作として、2014年の春発売予定だ。
なお、東京ゲームショウでは、大々的なお披露目が予定されており、15分を超える映像も公開されるという。
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いよいよPS4へ本格参入するバンダイナムコゲームスからは『GOD EATER』最新作が
取締役
浅沼誠氏
バンダイナムコゲームスからは複数のPS4用タイトルが発表。登壇したバンダイナムコゲームス取締役 浅沼誠氏は、「弊社のPS4のラインアップが揃ってきました。現在、開発者一丸となって開発を進めていますので、今後のバンダイナムコゲームスのソフトに期待してください」と挨拶した。
プロデューサー
富澤祐介氏
最初に発表されたのは、プレイステーション Vitaでも発売される『GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)』。富澤祐介プロデューサーは、「初の据え置き機、高精細なグラフィックで楽しんでいただきたい」と挨拶。また、プレイステーション4での展開により、『GOD EATER』シリーズが未来に向けて進んで行く、と今後の広がりにも含みをもたせた。東京ゲームショウ 2014では、多数の新要素が盛り込んだプレイアブル出展も予定しているとのこと。
[関連記事]シリーズ最新作『GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)』がPS4、PS Vita向けに発売決定!【動画追加】【SCEJAプレスカンファレンス】
続いては、バンダイナムコゲームス ディビジョンマネージャーの内山大輔氏より、同社が得意とする多彩がキャラクターゲームから、『ドラゴンボールゼノバース』と『ワンピース海賊無双3』、『機動戦士ガンダム 新シリーズ』が発表。
ディビジョンマネージャー
内山大輔氏
『デッド オア アライブ 5 ラスト ラウンド』やイース最新作も
さらに続けて、2014年8月31日に発表されたばかりのコーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ 5 ラスト ラウンド』(→こちら、2015年春発売予定)、マーベラスの『閃乱カグラESTIVAL VERSUS -少女達の選択-』(2015年3月26日発売予定)、コンパイルハートの『フェアリーフェンサーエフ ADVENT DARK FORCE』(2015年発売予定)、日本ファルコムのイース最新作、そして『東方Project』ファンシリーズ、ZUNとプレイステーションの新プロジェクトの始動も発表された。
[関連記事]ZUN×PlayStationプロジェクトが始動!第1弾3タイトル発表【SCEJAプレスカンファレンス】
[関連記事]『イース』シリーズ最新作がPS4、PS Vitaで始動! 発売は2015年に
『ペルソナ5』がプレイステーション4でも発売決定
盛田プレジデントは、“PlayStation”でお馴染みのタイトルが続々と登場し、インディータイトルは海外スタジオだけではなく、アジア・国内スタジオからも、今後、多数リリースされることをアピール。さらに、これだけではありませんと述べ、ある動画を公開。それがプレイステーション3だけではなく、プレイステーション4でも発売されることになった『ペルソナ5』! 発売は2015年。紹介は動画のみ。今後の続報に期待したい。
[関連記事]【動画あり】『ペルソナ5』映像公開! 見るべきポイントはココだ!【SCEJAプレスカンファレンス】※橋野桂ディレクターのコメントを追記
PS4のシステムソフトウェア2.0でカスタムテーマが実装
また、プレイステーション4のシステムソフトウェア 2.0の紹介も行われ、PS Vita同様、プレイステーション4でもカスタムテーマが実装されることが発表された。
PlayStation Plusにお得な施策!
UMD Passport対象タイトルを“フリープレイ”で配信
2014年9月17日から年末にかけて、UMD Passport対象タイトルの中から合計250以上のタイトルが、UMD版を持っているユーザーに“フリープレイ”コンテンツとして配信される。その第1弾として、9月17日~9月30日の期間、『ペルソナ3ポータブル PSP the Best』(アトラス)および『英雄伝説 空の軌跡FC PSP the Best』(日本ファルコム)を含む50タイトルが配信予定。
『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』HDレンタル版を“スペシャル”で配信
ゲームに加え、PlayStation Plusで提供されるビデオコンテンツもますます充実。その第1弾として、『ベルセルク 黄金時代篇』劇場版3部作のうち、第1作目となる『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』HDレンタル版が追加費用なしでレンタル視聴できるプロダクトコードが、9月2日時点でのPlayStation Plus加入者に、“スペシャル”コンテンツとして配信される。プロダクトコードは、9月3日以降、PSNの配信メールで順次送られる予定。
“12ヵ月+2ヵ月利用権”が2週間限定で販売決定
9月17日より2週間限定で、“12ヵ月+2ヵ月利用権”が、“12ヵ月利用権”と同じ価格の4726円[税抜]でPlayStation StoreおよびSony Entertainment Networkオンラインストアで販売される。
[関連記事]“PlayStation Plus”UMD Passport対象タイトルが“フリープレイ”で配信決定、そのほかお得なサービスが続々と展開
『DQ』がプレイステーションに帰ってきた! 『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』が2015年春に発売決定
プレイステーションフォーマットに『ドラゴンクエスト』シリーズのタイトルが発売されるのは『VIII』以来、10年ぶり。登壇したのは堀井雄二氏とコーエーテクモゲームス ゼネラル・プロデューサーのシブサワ・コウ氏。両氏を出迎えた盛田プレジデントは、「まずは、おかえりなさい!」と声をかけると堀井氏も苦笑い。堀井氏は今回のプロジェクトについて、「僕自身、ワクワクしている」とコメント。今回の企画の発端は3年前、シブサワ・コウ氏が堀井氏にアクションゲームを作りませんか、と話し向けたところ、じつは堀井氏もアクションゲームの構想を持っており、「それで気持ちがひとつになり、今回の発表につながりました」(シブサワ・コウ氏)。ゲームについては、「『無双』シリーズの一騎当千の爽快感と、『討鬼伝』シリーズの大型のモンスターと白熱の攻防が楽しめる醍醐味、さらに新しいおもしろさを加えています」(シブサワ・コウ氏)とのことで、現在、ω-Forceが鋭意開発とのこと。堀井氏も「とにかく気持ちがイイです!」と太鼓判を押した。
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』の発売を記念して、特別なデザインを施したプレイステーション4、ならびにワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)と、“はぐれメタルUSBカバーフィギュア”をセットにした“PlayStation 4 ドラゴンクエスト メタルスライム エディション”の発売も決定。
[関連記事]『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』PS4/PS3で2015年春発売決定、物語やスクリーンショットなどが公開
最後に盛田氏は、現在の日本のコンソール(家庭用ゲーム)市場について、欧米市場から後れを取っている部分は多々ある、との認識を示し、日本市場を盛り上げるためにSCEJAのメンバーが決意を新たにしていることをアピール。「皆様の声に真摯に耳を傾け、果敢にそしてスピード感を持ってチャレンジしていく」と決意表明。そして「東京ゲームショウでお会いしましょう!」と宣言し、今回のカンファレンスを締めくくった。
ビッグタイトルのサプライズ発表が続き、会場の沸かせた今回のカンファレンス。プレイステーション4は、それら多数の有力タイトルを追い風に、初めての年末商戦へと大きく弾みがつきそうだ。東京ゲームショウへの出展タイトルも多いだけに、同イベントにも大いに注目したい。もちろん、ファミ通.comでも総力をあげて東京ゲームショウを取材、リポートするのでお楽しみに。
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