セッション総数は209件
コンピュータエンターテインメント協会は、2014年9月2日~4日にかけて主催するコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC 2014”(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス 2014)について、セッションの一部をニコニコ生放送でライブ配信することを発表した。
ニコニコ生放送で中継が予定されているセッションは下記の通り。こちらのラインアップ以外にも、協賛社によるスポンサーシップセッションの一部もUstreamによるライブ配信が行われる予定だ。ライブ配信セッションの詳細は公式サイトへ。
※公式サイト内“ライブ配信セッション”ページ
■基調講演では内外の有識者が講演
公式サイトでも告知されている通り、基調講演を始めとするセッション総数は8月6日時点で209件となった。コンピュータエンターテインメント業界内外の有識者が登壇し、毎年注目を浴びるCEDECの基調講演。今回は、作家の冲方丁氏、神戸大学大学院 工学研究科の塚本昌彦教授、そしてセガ 取締役CCOの名越稔洋氏が登壇する。コンピュータエンターテインメントには欠かせない“物語の力”、ウェアラブルコンピューティングとゲームの展開、そして、これからのゲームクリエイターに求められるものといったテーマで講演が行われる。
※公式サイト内“基調講演”ページ
■事前の受講申し込みは8月26日まで
“CEDEC 2014”の受講申し込みは8月26日まで。3日間有効のレギュラーパスは事前登録のみの販売となる。
※公式サイト内“受講申込”ページ
■“CEDEC 2014”ニコニコ生放送スケジュール(敬称略)
<9月2日(火)>
◆9:45~11:05:基調講演 「物語の力」/冲方丁(作家)
◆11:20~12:20:俺屍2のスタイライズド・レンダリングを越えてゆけ/深澤正俊(株式会社アルファ・システム)ほか2名
◆13:30~14:30:“次世代のライティング“実用的速度で動作するボクセルコーントレースライティング解説/ジェームス マクラーレン(キュー・ゲームス)ほか1名
◆14:50~15:50
・『アイカツ! アイドルカツドウ』におけるダンスアニメーション制作事例(1)/矢野祐治(株式会社 h.a.n.d.)ほか6名
・「deep down」のグラフィックス表現の技術解説/三嶋仁(株式会社カプコン)ほか1名
◆16:30~17:30
・『アイカツ! アイドルカツドウ』におけるダンスアニメーション制作事例(2)/矢野祐治(株式会社 h.a.n.d.)ほか6名
・Android で安定した動作を行うためのレンダリングエンジン設計、及び低消費電力化の必要性と測定機材について/山下武志 (株式会社トップゲート) ほか1名
◆17:50~18:50
・Oculus Panel Discussion ~Oculus Rift を用いたゲーム制作~/渡邉成紀 (SEGA) ほか5名
・Android パフォーマンスチューニング実践/松田白朗 (Google inc)
<9月3日(水)>
◆9:45~11:05:基調講演 ウェアラブルコンピューティングの動向とウェアラブルゲームへの展開/塚本昌彦 (神戸大学大学院 工学研究科 教授)
◆11:20~12:20
・ゲームが果たすべき役割/里見治紀 (株式会社 セガネットワークス(SEGA Networks Co.,Ltd.))
・CEDEC 業界研究フェア(1)
◆13:30~14:30
・事前登録者数45万人を獲得した施策『フライングゲットガチャ』良策を連発する為の異業種協業体制とは!?/松山洋(株式会社サイバーコネクトツー) ほか3名
・CEDEC 業界研究フェア(2)
◆14:50~15:50
・「ゲーム実況」時代のゲームプロモーション niconico の事例から/伊豫田旭彦 (株式会社ドワンゴ)
・CEDEC 業界研究フェア(3)
◆16:30~17:30:CEDEC 業界研究フェア(4)
◆17:50~19:30:CEDEC AWARDS 2014 最優秀賞発表授賞式 特別賞・著述賞授賞式
<9月4日(木)>
◆9:45~11:05:基調講演 これからのゲームとゲームクリエイター/名越稔洋 (株式会社 セガ 取締役 CCO(Chief Creative Officer))
◆11:20~12:20:モバイルプラットフォームにおけるCompute 性能を利用したアプリ設計の注意点と性能向上のポイント/菅波憲一(アーム株式会社)
◆13:30~14:30:全身触覚インタフェース/梶本裕之 (電気通信大学)
◆14:50~15:50
・ぷよぷよをプロデュースして感じたこと/細山田水紀 (株式会社セガ)
・BEYOND RUMBLE ~ゲームにおける触覚フィードバックの設計・実装手法~/家室証 (株式会社CRI・ミドルウェア)
◆16:30~17:00:「KNACK」 レベルデザイン制作事例(カメラ操作不要なアクションゲームのレベルデザイン)/飯島貴光 (Sony Computer Entertainment Inc.)
◆16:30~17:30:西川善司のゲーム開発マニアックス「グラフィックス編」2014/西川善司 (TRY-Z) ほか5名
◆17:00~17:30:『D4: Dark Dreams Don't Die』におけるNUI とアニメーションによる感覚再現/廣吉功(株式会社アクセスゲームズ) ほか1名
◆17:50~18:50
・2020年までのゲームハードウェア技術トレンド/後藤弘茂(フリーランス)
・PERACON2014 結果発表・表彰式/遠藤雅伸 (東京工芸大学)ほか3名
※配信セッション、スケジュールは予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
■CEDEC 2014開催概要
会期:2014年9月2日(火)~4日(木)
テーマ:“Go for it!”
会場:パシフィコ横浜(横浜市・みなとみらい)
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