権利譲渡はこれで2度目。アメリカの魂は死なず!
Deep Silverが、『Homefront』シリーズの権利と関連資産をCrytekから獲得したことが発表された。開発中の最新作『Homefront: The Revolution』も含まれ、同作の開発はDeep Silverが英国ノッティンガムに新設するDeep Silver Dambuster Studiosで継続される。
『Homefront』は、2011年にTHQから発売されたFPS。「地獄の黙示録」の脚本などで知られるジョン・ミリアスによる「北朝鮮が武力による南北統一を実現し、世界侵略を開始。アジアを飲み込み、ついにアメリカを占領する」というショッキングな設定などが話題を呼んだ。
シリーズの続編は、Crytekが開発を担当することが2011年9月に発表されるも、2012年にTHQが経営破綻。しかしCrytekがTHQの資産競売でシリーズの権利を自ら獲得し、開発を続行してきた。そしてついに今年6月、『Homefront: The Revolution』としてCrytekとDeep Silverの共同パブリッシングの形で発表されたのだが、今度はCrytekの経営難が伝えられ、完成が危ぶまれていた。