9人目のキャラクターは危険な目つきの青年
2014年7月23日、オンラインアクションRPG『エルソード』に大型アップデートが実施され、9人目のキャラクター・エドが実装される。
エドは2013年12月に実装されたエリシスに続き、プレイアブルキャラクターとしては9人目となる。2011年7月のラシェ登場以降、3年ぶりとなる男性キャラクターだ。彼をひと言で表すと“狂気の天才科学者”。
実装前にNHN PlayArtオフィスにお邪魔してエドのプレイスタイルを教えていただいたので、その模様をお伝えする。
PVは日本向けにアレンジされており、実力派ボカロPの八王子Pがオリジナル楽曲“REWRITER feat. GUMI”を提供。フルバージョンは8月中旬以降に公開予定。
狂気の科学者・エドのキャラクター特性
科学者であるエドは、ほかのキャラクターと比べて物理系の能力値や体力がかなり低い。その反面、魔法系の能力は極めて高く、独自に開発した遠隔操作ユニット“ナソードドライヴ”を駆使し、近~遠距離に対して高威力のスキルをくり出せる。
ナソードドライヴは低い身体能力を補うためにも機能する。エドが空中にいるとき、一度だけナソードドライヴに乗って空中静止できるのだ。そこから空中ダッシュやジャンプ攻撃につなげるなど、トリッキーな動きで敵を翻弄可能だ。
■DPゲージシステム
最大の特徴はエド特有の“DPゲージシステム”にある。ほかのキャラクターでいうところの“覚醒システム”に相当するもので、DPゲージを消費して戦闘モードを切り替えたり(※)、特定スキルを使用できる。
(※戦闘モードの切り替え:ほかのキャラクターは戦闘モードを切り替えることを“覚醒する”と表現するが、エドの場合は通常の状態を“ナソードドライヴ:ニュートラルモード”、覚醒状態を“ナソードドライヴ:アクティブモード”と呼ぶ)
敵を攻撃するなどしてDPゲージを一定ラインまで溜めると、アクティブモードに移行できる。攻撃するたびにDPゲージが減るようになり、攻撃力は1.2倍に。戦闘スタイルやスキルが大きく変化し、さらに、移行時に“シフトポイント”が1ポイント溜まる。シフトポイントを消費して一部のスキルを強化できるので、どれだけ効率的にシフトポイントを溜められるかが重要だ。
<アクティブモード移行の注意点>
・アクティブモード移行時にDPを少し消費する
・アクティブモードにあっても、攻撃しなければDPは減少しない
・モード切り替え後、5秒経過しないと再切り替えはできない
少々の制限はあるが、任意のタイミングでシフトポイントを溜めるのも不可能ではない。たとえば、敵がダウンしてもラッシュはかけず、その隙にシフトポイントを溜めまくるのも戦略のひとつだ。
ちなみに、アクティブモード移行のエフェクトには左右2キャラ分、縦0.5キャラ分ほどの攻撃判定がある。突進攻撃に対して一方的に打ち勝てるので、カウンターやコンボの起点としても優秀だ。
基本的なスキルの特徴
エドの通常攻撃は中~遠距離タイプ。Xキーでの攻撃は遠距離攻撃なので、適当に連打するだけでもそれなりに戦える。コンボはとりあえず2種類を念頭に置いておけばオーケー。ダウンさせたいときはZ→Z→Z→Z、ダウンさせずに畳み掛けるときはZ→Z→Z→Xと使い分けるといい。
エドのスキルはMP消費タイプ、DP消費タイプ、MP&DP消費タイプの3種に分類される。MP切れになってもDP消費スキルを使用可能だ。DP消費スキルはアクティブモードならDPを消費しないので、ほかのキャラクターよりもスキルを連発できる。
なお、一部のスキルに“ナソードアーマーコマンドに連携可能”とあるが、こちらは二次職のブロックで解説する。
【一次職 ナソードルーラーのスキル】
◆パーティクルプリズム⇔エナジーブーム(どちらかを選択)
◆研究-過充電機モード⇔マインドブレイク(どちらかを選択)
◇研究-過充電機モード(パッシブ)
粒子弾をチャージして発射できるようになる。チャージすると射程距離やサイズ、誘導機能が向上。通常の粒子弾は敵に向かって少し曲がるくらいだが、チャージすると完全に敵を追うようになる。決闘での牽制に最適だ。
◆研究-ニュートラルモード⇔研究-アクティブモード(どちらかを選択)
ふたつともパッシブスキルで、どちらのモードを強化するかを選択する。ニュートラルモードを選ぶと“DP獲得量が増加し、DPを使用しないスキルのダメージ増加”、アクティブモードを選ぶと“DP消費量が減少し、DPを使用するスキルのダメージ増加”という効果を得られる。
◆パーティクルアクセラレーター⇔ニュートロンボム(どちらかを選択)
【二次職 サイキックトレーサーのスキル】
エドの実装から1週間後の2014年7月30日には二次職サイキックトレーサーが実装される。最大の特徴は、初期状態から習得しているパッシブスキル“ナソードアーマーモード”にある。特定のスキルの使用後にコンボの派生が追加されるのだ。
ほかにも、ニュートラルモードとアクティブモードで挙動が変化するスキルを習得するなど、一次職と比べて格段に戦闘の幅が広がっている。
◇無限の図書館(パッシブ)
攻撃時のダウン数値が下がり、コンボがつながりやすくなる。さらにアクティブモード時の自然MP回復量を増加させる。
◆EMPショック⇔クエイクバスター(どちらかを選択)
◆ドライヴ-マグネトロン⇔ドライヴ-デソルバー(どちらかを選択)
◆ステイシスフィールド⇔コンカラー(どちらかを選択)
【三次職 ルナティックサイカーのスキル】
2014年8月13日に実装される三次職ルナティックサイカーは、二次職サイキックトレーサーの特性がさらに強化され、ナソードアーマーモードによるコマンド派生が増加。
Zキー主体のコンボだと数十発のパンチを、Xキーの場合は強烈な往復キックをくり出す。虚弱体質なはずなのに、コンボだけ見ると完全に肉弾戦特化型である(ダメージは魔法攻撃力に依存)。前進しながらキーを連打するだけでいいので、操作感がとにかく気持ちいい。
打たれ弱さをカバーするために、とにかく攻めて敵を先に沈めるのがルナティックサイカーの戦闘スタイル。ただし、ナソードアーマーモードでのコンボは攻撃時間が長いので、調子に乗っていると反撃される危険性も大きい。
自分が受けたダメージの一部を敵と共有する“リバースリアクター”などを活用して、混戦時でも何となく狙われにくい空気感を作り出せれば、戦闘を有利に進められる。「俺に触ると火傷するぜ」アピールが大切なのかもしれない。
◆クイックシルバーアクセル⇔クイックシルバーフレンジ(どちらかを選択)
◆サイオニックビート⇔トワールラッシュ(どちらかを選択)
◇超越者の身体(パッシブ)
ナソードアーマーコマンドを強化するパッシブスキル。アクティブモード時の基本移動力を増加させるほか、一定確率で敵の防御力やガード状態を無視したダメージを与えられる。
◆ダストアナトミー⇔サイキックストーム(どちらかを選択)
◆出力交換機⇔幻想追跡者(どちらかを選択)
◇出力交換機(パッシブ)
DP200を基準に自身を強化する。DP200以上だと魔法攻撃力とクリティカル率が増加し、200未満だとDP回復力が増加する。
◇幻想追跡者(パッシブ)
アクティブモード移行時にMPが回復し、“粒子弾”と“位相変化”使用後から2秒以内にスキルキーを押すとナソードアーマーコマンドに連携できるようになる。2秒の間に何かしらの行動・攻撃を挟むことも可能。MPを任意に回復させることができ、DPを回復させるスキルも多数習得するので、MPとDPの自己生成が可能となる。
今夏はエドに関するキャンペーンに注目!
2014年7月9日にはエド実装を記念して特設サイトがオープンし、各種のイベントやキャンペーンがスタートしている。詳細はエドの特設サイトで確認しよう。
■狂気予感:エド拡散ミッション
7月9日(水)~7月22日(火)22:59
ハンゲームにログイン後、特設サイト上の“今すぐツイートする”ボタンからエドをツイートすると、抽選でエドのボイスを担当する声優・木村良平さんのサイン色紙やウェブマネーカードがプレゼントされる。
拡散数が3000件を超えると参加者全員にゲーム内アクセサリ“バンドエド(Ver.A)”がプレゼントされる。すでに4000件を突破しているので、ツイートすれば“バンドエド(Ver.A)”が確実に手に入るぞ。
■狂気帯同:エド前夜祭ミッション
7月16日(水)~7月30日(水)09:59
期間中、LV10以上のキャラクターで『エルソード』を10分以上遊ぶと、“エド事前作成挑戦コイン”は手に入る。これを規定数集めると、NPCアリエルから“エド事前作成チケット(5日)”と交換可能だ。使用するとキャラクター選択画面でエドを作成できるようになるぞ。
エドが実装される7月23日以降も、より豪華なアイテムやリアルグッズがもらえるイベントが開催される。続報に要注目!