ナーブギアに似ているとは言われたきたけど、まさか本当に実現しちゃうとは!

 ロサンゼルスで開幕したコンベンション“Anime Expo”で、Oculus VRが「ソードアート・オンライン」ネタのデモを公開し、話題を呼んでいる。

 Oculus VRは、VRヘッドマウントディスプレイ“Oculus Rift”を開発中のメーカー。頭の動きにCG世界内の視界が追従することで、「ソードアート・オンライン」のナーヴギアのように、その世界に飛び込んだかのような感覚が味わえるというもの。
 その原理については過去の解説記事を参照してもらうとして、これまでも「ナーヴギアがついに実現」といった表現で紹介されてきたり、創業者パルマー・ラッキー氏がSAO好きを公言していたりはしたが、まさかド直球で実現してしまうとは。

 参加者による撮影動画などを見た限りでは、デモ開始前にはバンダイナムコゲームスのロゴが表示されているほか、キャラクターがアクションするデモも披露されているのがわかる。(追記:左でやっているデモと右でやっているデモは別のプログラムとのこと。)

 ちなみにバンダイナムコゲームスと言えば、本日海外でSlightly Mad Studiosが開発中のレースゲーム『Project CARS』の世界での流通契約を締結したことを発表しており、実はこのタイトルもOculus VRとPS4用のVRヘッドマウントディスプレイ“プロジェクトモーフィアス”に対応を表明済み。
 今月はOculus Riftの第2世代開発キット“development kit 2”(通称DK2)の出荷も始まる予定(しかも日本は優先出荷)で、今年のGDCやE3で盛り上がったVR体験が、一気に本格化へ向けて動き出していきそうだ。