ファンも満足なカードゲームを発見!

 
 『モンスターハンター』(以下『モンハン』)シリーズの楽しさをまるっと詰め込んだソーシャルゲームモンスターハンター ロア オブ カード』(以下、『ロア オブ カード』)。カードゲームながら『モンハン』らしさを全開に振りまく本作の魅力を、元モンハン族でライターのウワーマンが3週にわたってお伝え。今回は、協力プレイが楽しい討伐戦と収集欲が掻き立てられるアバターシステムについて詳しく解説する。
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※『モンスターハンター ロア オブ カード』のプレイインプレッションをお届け【第2回・動画あり

『モンスターハンター ロア オブ カード』のプレイインプレッションをお届け【第1回・動画あり】_19

 
 なお、現在『ロア オブ カード』にログインすると、ゲーム内で楽しめる限定Sレアカード“陸戦女王リオレイア”がもらえるとのこと。2014年6月6日23時59分までのキャンペーンなので、記事を読む前に(いや読んで!)アクセスするといい。

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▲限定Sレアカード“陸戦女王リオレイア”

 
■討伐戦の魅力をリポート
 『ロア オブ カード』では、ギルドの仲間とともに戦う“決戦”が協力プレイの楽しさを味わえるコンテンツになっており、その中の“討伐戦”というバトルが、まさに『モンハン』といった印象になっている。30分という制限時間の中で、何体の大型モンスターを討伐できるかに挑戦する内容なので、『モンハン』シリーズで言うところの大連続討伐に近いかもしれない。

 討伐戦に参加するにはギルドに加入しないといけないので、とりあえずまったり進行のギルドに入れてもらいバトルを体験してきたので報告する。

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 プレイヤーは前衛と後衛に分かれ、基本的に前衛は攻撃を、後衛は補助を担当する。当初自分は、後衛でまったりいきたいと考えていたのだが、予想以上に前後の入れ替わりは激しい。というのも、前衛に弱体の効果が発動してしまったときに、後衛と入れ替わって弱体を無効化するためらしい。

 ついでに言うと後衛なら「難しくなさそう」という僕の中のイメージは誤ったもので、後衛は気絶せずに気合ゲージを溜めやすいのでパラメーターを上げつつ、ここぞというときに交代して奥義や必殺技をくり出すなど、戦略を駆使することが討伐成功のカギとなる。すべてリアルタイムで進行するため、1回行動するだけでもやたらと緊張したが、この感覚はクセになるかも。

 バトル中、モンスターたちはさまざまな行動を取る。いきなりで笑ってしまったのは、イャンクックの猛ダッシュ。突如体当たりをかますアニメーションが挿入されたので楽しくて喜んでいたら、凄まじいダメージ! 前衛が見事に気絶していて再度笑ってしまった。ババコンガはフライングボティプレスを決めるなど、やりたい放題。こういったアクションが要所で挟まり、狩りの臨場感はグングン上がっていく。

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 驚いたのは各大型モンスターにしっかりと弱点部位&属性が設定されている点。さらに言えば、リオレウスは空の王者だけにシビレ罠での足止めが効果的で、ハプルボッカは大タル爆弾でひっくり返せば腹丸出しにできるなどの特殊なパターンも存在するところ。

 要するに、漫然と攻撃をくり返すだけでは凡庸な記録にしかならず、弱点を狙うために知恵を絞れば討伐数を増やせるということ。『モンハン』シリーズでも対ジンオウガ用装備のように、厄介なモンスターには専用装備を作って挑んだと思うが、『ロア オブ カード』でも専用デッキを作って挑みたくなった。

 また、プレイヤーの立ち位置で狙える部位が変化するといった狩猟時の状況を細かく再現しているのにも衝撃を受けた。向きを変えるモンスターには位置取りが重要になるだなんて、ソーシャルゲームとしての難度は若干高い気もするが、こういう部分が協力プレイの楽しさへとつながっていくのだろう。

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 ギルドの先輩方の力を借りて討伐戦を何とか終了。モンスターにも迫力があって、適度な緊張感を保ちつつ狩りができたので心地よい疲労感。何より大勢の仲間とともにモンスターを討伐するのは気分が爽快だった。

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▲報酬の素材を使ってガチャを引くことで、新たな武具を手に入れられる。狩りをして素材を集めて武具を作る一連の流れが、まさに『モンハン』。

 
■アバターシステムの魅力
 武具を集めていくと、各シリーズごとにアバターポイントが蓄積。このポイントが一定以上貯まると、好きなアバターと交換できるようになる。獲得したアバターはマイページに表示させられるほか、決戦に参加した際のプレイヤーの分身として多彩なアニメーションを見ることが可能……と、ここまでなら単なるコレクション要素に過ぎない。

 いやこれだけでも十分に魅力を感じるのだが、本作にはもうひと工夫アリ。じつは獲得したアバターに応じて武器のパラメーターがアップする仕組みになっていて、これが大きなモチベーションとなる。要するにモンスターを討伐して素材を集め、新しい武具を作るという『モンハン』のシステムの流れに、このプラスαがある感じ。プレイヤーの育成に関することなので、収集欲はさらにヒートアップ。

 参考までに、イャンクック&レイアシリーズを集めると下記のようなアバターが手に入る。

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■カードゲームでも『モンハン』らしさ全開
 『ロア オブ カード』は、カードゲームでありながらプレイした印象は『モンハン』そのままという、おもしろい作品。今回メインでお伝えした討伐戦はとくにその印象が強いが、ほかのモードにも『モンハン』らしさがたっぷりと詰まっているので、ぜひいろいろと体験してもらいたいと思う。

 本作にはギルドVSギルドの戦いも用意されている。段位の昇降格を賭けた熱い戦いが体験できるので、こちらでもぜひ遊んでみてほしい。

 というところで今回は以上。次回は、アビリティなどシステムの楽しさを中心にお伝えしていくつもりだ。

(txet:ウワーマン)

■CM映像 公開中!!

『モンスターハンター ロア オブ カード』CM映像 電車篇(桑原怜太の場合)

『モンスターハンター ロア オブ カード』CM映像 電車篇(桜木稜の場合)

『モンスターハンター ロア オブ カード』CM映像 電車篇(洞毛政宏の場合)


モンスターハンター ロア オブ カード
メーカー カプコン
発売日 配信中
価格 基本プレイ無料(アイテム課金制)
ジャンル RPG
備考 プラットフォーム:GREE