テクニカルディレクター/3Dディレクターは『EF-12』の小野口氏

 以前本誌でご紹介した、ちょっとキュートなアニメーションで奇怪な怪物たちが暴れまわる2D格闘ゲーム『The Chainsaw Incident』。そのクラウドファンディングがKickStarterで開始された。出資希望額は27万5000ドルで、締め切りの5月31日午前2時13分までに集まれば出資成立となる。
 β版への参加は25ドル以上から、α版への参加は35ドル以上の出資から可能。75ドル以上の出資ではフルゲームのリリース時に全DLCが手に入る。

 それに合わせてゲームプレイ映像も公開されており、アメリカのケーブル局などとアニメ仕事をしてきたCrazy Piranha Entertainmentによるアート部分や、Charlie Parra del Riegoによるゴリゴリメタルなサウンドが非常にキちゃってていい感じ(『スカルガールズ』といい、こういう日本のゲームの影響をベースに別の文化を取り込んだミュータントな進化は面白い!)。
 開発チームの欄では、『鉄拳』シリーズなど多くの格闘ゲームに関わり、現在は一般のユーザーがキャラクターや技を作れる格闘ゲーム/ツール『EF-12』を開発するクアッドアローの小野口正浩氏がテクニカルディレクター/3Dディレクターとして参加することも記載されている。

 対応プラットフォームは、最低ラインとしてPCとPS4が示されており、127万5000ドル集まればクロスプラットフォーム対戦つきでPS Vitaが、255万ドル集まればXbox One/PS3とともに投票でもう一機種の対応が行われる予定。同様に搭載キャラクターなども出資額に応じて変動する(条件などはクラウドファンディング中に変わることがあるので注意)。

メタルでゴスなホラー格ゲー『The Chainsaw Incident』がクラウドファンディングを開始_02
メタルでゴスなホラー格ゲー『The Chainsaw Incident』がクラウドファンディングを開始_01
▲ムーブセットを選択してセットしておけるというシステムが存在する。ムーブセットやキャラの別カラー、ステージカスタマイズなどは、試合が終わると貰えるカードパックで手に入る。カードを試合に賭けることもできる模様。