日本のゲーマーへの独占情報なんかももらってきました
ORiGO GAMESとCrazy Piranha Entertainmentが開発中の新作『The Chainsaw Incident』を紹介する。
本作は、ホラー映画や小説からのインスピレーションで生まれた奇怪な怪物たちが“Nevermore”と呼ばれる世界で死闘を繰り広げる2D格闘ゲーム。
プラットフォームとしてはプレイステーション4とPS Vitaでのリリースを計画しており、3月にKickStarterでクラウドファンディングも行う予定だ。
Crazy Piranha EntertainmentはカートゥーンネットワークやMTVなどにアニメーションを提供してきた会社で、本作ではアート周りを担当。
動画でも個性的なモンスターたちがイキイキとバトルするアニメーションの質の高さが見て取れるが、これは手描きのセルアニメーションとして描いたものを取り込んでいるのだという。
ゲーム部分の開発は、アブダビ、ドバイ、日本、アメリカに住む多国籍な開発者が集結したORiGO GAMES(会社としての本拠地はシンガポール)が行う。
システムは弱・中・強攻撃の3種類、“ガス”ボタン、そして投げ技などに使う“クラッチ”ボタンの5ボタンで設計されており、ガスボタンを押しながら攻撃ボタンを押すとチェインコンボが繋がるように技が変化する(ガスを使い果たしても押しているとピヨる)。
そのほか、集めたカードによって体力アップ、対空の強化、毒の追加、ガスの増量など、追加能力を足せる“ストライカー”システムなどもあるとのこと。
ORiGO GAMESを率いるAdam McClard氏から、日本の格ゲーファンへのメッセージも貰ってきたのでお伝えしよう。
「『The Chainsaw Incident』のスタイルはちょっと見慣れないかもしれません。実はアメリカ市場でもそうなんですが、でも最近アニメのゲームやファンサービスのゲームがいろいろ出ています。我々としては、そこに新たなアートスタイルでブランドを確立したいんです。
私もよく日本のゲームセンターに行くのですが、ハードコアなアーケードファンで、我々の仲間としてゲームのフィードバックをしてくれる人がいたら、info@thechainsawincident.comまでメールをください。殺害予告を送ってくれてもいいけど、僕らが何者か忘れないように!(編注:McClard氏は兵役経験があるのでとてもおすすめしない)
いや本当に、ゲームを試してフィードバックをくれるボランティアが欲しいんです。それとKickStarterでクラウドファンディングをスタートした時に助けてくれる日本のコミュニティマネージャーも探しています。ファンの皆さんの助けはなんであれ、僕らのゲームをベストなものにする助けになります。」
(取材・文・編集:ミル☆吉村)