声優界きってのハンターふたり×狩王!?
2014年4月26日~27日に千葉・幕張メッセで開催されている“ニコニコ超会議3”。1日目に行われた、『モンスターハンター4』のステージイベント“超モンハン4会議”をリポートしよう。
『モンスターハンター4G』の最新PVが公開されたばかりで(詳しくは→<<こちら>>)、ファンのテンションも高まりまくっている中で迎えた、この日のステージ。ゲストには、数多の『MH』好き有名人を代表して、声優の小野坂昌也さんと置鮎龍太郎さんを迎え、終始笑いの絶えないイベントとなった。
まずは、2014年4月21日に開催された、“『モンスターハンター』10周年 アニバーサリーパーティー”で明らかになった10周年記念企画の数々について、改めて紹介された。
※詳しくは→<<こちら>>
いずれも気合いの入った豪華な企画ばかりだが、とくに“モンスターハンター展”では、数々の貴重な資料が展示されるほかに、『モンスターハンター4G』の新モンスターの造形物が、先行して展示されるとのこと。その造形物はまだ制作に入ってはいないそうだが、「それなりに大きいものにするつもりです」(辻本氏)ということなので、かなり迫力のあるものになりそうだ。
続いては、『モンスターハンター4』にちなんだクイズを出題するクイズコーナーに。といっても、出題されたのは、“『モンスターハンター4G』の発売予定時期は?”、“『モンスターハンター4』で新たに希少種が登場したのはどのモンスター?”など、ハンターならば常識といえるレベルのサービス問題ばかり。必死にアピールして回答権をゲットした人は、皆難なく正解して、ご褒美の“モンハン部ジャージ”をゲットして大喜びしていた。
つぎに、ふた組目のゲストとして、凄腕ハンターとして知られる“∞(インフィニティ)”のふたりが登場。“∞(インフィニティ)”は、“モンスターハンターフェスタ'11狩王決定戦”優勝、“モンスターハンターフェスタ'13狩王決定戦”準優勝など、輝かしい実績を誇る。この日は、その腕前を生で披露してもらうこととなった。
挑んだクエストは、ザボアザギル、ティガレックスを討伐するクエスト“モンハンフェスタ03”。ちなみに辻本氏が、ふたりのギルドカードをチラ見したところ、なんとザボアザギルの狩猟数は1400に達していた(!)とのことで、どれだけ多くの修練を積んでいるかがわかる。
というわけで、大勢が固唾をのんで見守る中、太刀&太刀の組み合わせで挑んだふたりは、わずか7分09秒80でクリアー。それでも∞(インフィニティ)のふたりは、周囲の騒音に苦しめられてミスもあったとのことで(通常は、エフェクトの音を数えて、睡眠の状態異常になるタイミングを正確に見極めているのだそう)、本当ならもっと早くクリアーできたはず、と悔しそうにしていた。
∞(インフィニティ)の卓越した腕前を見せてもらったところで、今度は小野坂さん、置鮎さんと、∞(インフィニティ)のふたりをシャッフルしてチームを作り、小野坂さんチームVS置鮎さんチームで対決をすることに。挑戦するクエストは、ゴア・マガラを討伐する“モンハンフェスタ01”だ。
声優のふたりが選んだ武器は、小野坂さんはランス、置鮎さんは大剣。さすがにふたりとも長らくシリーズをやりこんで来ているだけあって、腕前はなかなかのもの。小野坂さんは的確にガードしつつ、カウンター突きや、機を見ての突進をヒットさせていく。対する置鮎さんも、ジャンプ攻撃や溜め斬りを駆使して、着実にゴア・マガラにダメージを与えていく。
戦況は互角に見えていたが、小野坂さんチームが先んじてゴア・マガラを討伐すると、そこからは、プレッシャーからか置鮎さんがミスを連発。最後は、溜め斬りが紙一重でスカり、もう一度溜め直して溜め3斬りがヒット……する寸前にクエストクリアーになるというミラクル(?)を披露して、会場は大ウケとなっていた。
白熱の狩りを終えたふたりは、「上手な人とやると勉強になるし、マネしたくなるね。上達も早くなりそう」(小野坂)、「足を引っ張ってごめんネ(笑)。でも楽しかったです」(置鮎)と興奮気味にコメント。
そして最後のまとめとして辻本氏が、「秋発売予定の『モンスターハンター4G』には、『モンスターハンター4』のセーブデータをほぼ持って行けます。これからもぜひ、『モンスターハンター4』をどんどん遊んでください!」と会場に呼びかけて、楽しかったステージはお開きとなった。