お手軽&気軽にコミュニケーション!
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下、SCEJA)が展開する、プレイステーション Vita(以下、PS Vita)の“共闘ゲーム”プロジェクトに新展開! “共闘”がもっと楽しくなるコミュニケーション型タスク管理ツールアプリ“共闘ギルド”のAndroid版とiOS版が配信開始された。今後は、PS Vita版が今春に配信予定だという。
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※“共闘ギルド”公式サイト
※Android版のダウンロードはこちら
※iOS版のダウンロードはこちら
“共闘”というキーワードでPS Vitaのマルチプレイアクションゲームを“共闘ゲーム”としてつなぎ、さまざまなイベントやキャンペーンを行うなど、プラットフォーマーならではのプロモーションを展開してきたSCEJA。同社が仕掛ける新たな試み“共闘ギルド”の企画・開発を担当している、SCEJAの北川竜大氏に、本アプリの詳細や開発の経緯、その狙いについて、お話をうかがった。
※本記事は、週刊ファミ通4月17日号(2014年4月3日発売)に掲載されたものと同内容です。
戦略企画部 ジャパンビジネス企画課
北川竜大(きたがわ たつひろ)氏
プラットフォーマーだからこそ実現すべき“つながり”の場
──“共闘ギルド”とは、どのようなアプリなのでしょうか?
北川竜大(以下、北川) “共闘仲間”とのマッチングを補助し、“共闘”をより楽しめるようにする、つながりの場として活用できるアプリですね。PS Vitaは、基本的にゲームをプレイするための機械です。いろいろな人たちが“共闘ゲーム”を遊んでいる、ということを皆さんに見ていただきたかったので、ちょっとした時間にも見られるように、スマートフォン向けにも配信することは必須だろうと考えました。
──“共闘ギルド”が開発された経緯を教えてください。
北川 2013年度は、“共闘学園”施策として、テレビCMやイベントなど、“共闘”というキーワードを軸にプロモーションを行ってきましたが、もっと“共闘仲間”どうしがつながることができる環境を整えたいと考えたのです。イベントに来られなかった方々にも、つながりの場を広げていきたいし、イベントでの熱い盛り上がりをもっと波及させていきたい。そのための仕組みとして、“共闘ギルド”というアプリケーションサービスの開発に着手しました。また、ありがたいことにPS Vitaで数多くの“共闘ゲーム”が発売されてきましたので、プラットフォーマーとして、インフラ面でもサポートすることが重要だという考えもあります。
──“共闘ギルド”のフレンドと、PSNアカウントのフレンドは同期しますか?
北川 同期はしていませんが、PSNフレンドを“共闘ギルド”に誘うことは感単にできます。それとは別に、過去に“共闘”したユーザーにもフレンド申請を出せるんです。フレンドが遊んでいるタイトルや、自分と同じタイトルを何人のフレンドが遊んでいるのか、といった情報が視覚化されるので、新しいタイトルへの興味や、フレンド間でシンパシーを感じられると思います。最初は『SOUL SACRIFICE DELTA(ソウル・サクリファイス デルタ)』(以下、『ソルサク デルタ』)のみの対応ですが、いま盛り上がっているであろうタイトルで使ってみてもらうのが、いちばんわかりやすいと思います。まずは実際に触ってみてもらいたいですね。“共闘ゲーム”、いわゆるマルチプレイアクションゲームはどうしても発売から時間が経ってアクティブで遊んでいる人が少なくなってくると、どうしてもマッチングしにくくなります。ですので、リアルタイムでのプレイ状況や、履歴には残らない “共闘”の記録を可視化することで、「最新タイトルはこんなに盛り上がっているんだ」、「ちょっと前のタイトルでも遊んでいる人が探しやすい!」と感じてもらえればと思います。また、“ボイススタンプ”での気軽なやり取りなどで、“共闘を依頼する”ことと“共闘に参加する”ことへの心理的なハードルを下げるということも狙いのひとつですね。
──“ボイススタンプ”は、かなり特徴的なシステムですね。
北川 “共闘”中のオーソドックスなやり取りだけではなく、たとえば強敵と闘っているときなどに「ごめん、落ちたー!」といったボイスが耳から入ってくると、怒るよりも先に、思わず笑えると思います(笑)。ぜひ体験していただきたいですね。はじめは、汎用的なスタンプ58種類と、『ソルサク デルタ』専用のスタンプが実装されています。今後タイトルが増えたときは、そのタイトル専用のスタンプを用意する予定ですし、ユーザーさんから意見をいただくための投稿窓口的なTwitterアカウント(※)も用意していますので、ぜひご意見をいただければと思います。
※“共闘ギルド”ご意見投稿用Twitter【@kyoutou_guild】
──今後のアップデート予定は?
北川 発売中の“共闘ゲーム”については、各メーカー様と調整しつつ、順次対応していくイメージですね。6月26日発売予定の『フリーダムウォーズ』も、オンラインに対応次第、ガッチリ連携するつもりです。 PS Vita版“共闘ギルド”の配信以降は、オンライン上でのイベントといった施策も考えていますので、ぜひお楽しみに!
“共闘ギルド”プロモーションビデオ
“共闘ギルド”プロモーションビデオ -共闘先生メッセージ版-
■“共闘ギルド”でできるコトとは?
【1】“共闘チケット”を発行する
いっしょに“共闘”してくれる仲間を募集する。プレイするゲームや依頼内容、全体かフレンド限定かといった募集範囲などの条件を設定可能。
【2】ルームに参加する
“共闘チケット”には受付時間内ならいつでも参加可能。実際にプレイする際は、募集主がPS Vitaでルームを作成し、ルーム情報を公開することになる。
【3】“ボイススタンプ”でコミュニケーション
共闘メンバーが確定すると、“ボイススタンプ”を送信可能。メンバーが装備を整えているあいだや“共闘”プレイ中に、“ボイススタンプ”で交流できる。