『三国志大戦TCG』プレイヤーの熱気で会場は大盛況!

 2014年3月29日、セガは大田区産業プラザ PiOの大展示ホールにて、対戦型トレーディングカードゲーム『三国志大戦トレーディングカードゲーム』の公式全国大会“覇業への道2014”の決勝大会と、公式イベント“TCGの宴2014春in東京”を同時開催した。

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 全国大会“覇業への道”は、『三国志大戦TCG』のプレイヤーが腕を競い合い、ナンバーワンを決める公式大会。決勝大会には、エリア代表決定戦を勝ち上がってきた全国の君主(『三国志大戦TCG』プレイヤー)たちが16人参加。トーナメント方式で、優勝した君主が“天下無双”の称号を獲得する。

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▲決勝大会の対戦は特設ステージで行われ、対戦の模様はスクリーンに映し出されていた。対戦を見守る観客から、ときおり歓声が挙がるひと幕も。

 同時に開催された“TCGの宴2014春in東京”は、デッキを持参すれば誰でも参加できる当日大会を、さまざまなルールにて実施。2対2の試合形式で行われたトーナメントでは、優勝チームに新たな称号“断金の交”の特製プレイマットが贈呈されたほか、“登竜門”、“賢将”、“二枚看板”といった称号を目指す大会では、勝利数に応じて景品をゲットできるコーナーが用意されており、多くのプレイヤーが参加していた。また、ゲストのジョイまっくす氏と対戦できるコーナーもり、ジョイまっくす氏とユーザーが交流を深めていた。

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▲太史慈の衣装で駆けつけた『三国志大戦TCG』の北岡功プロデューサー(写真左)と、ゲストとしてイベントに参加したジョイまっくす氏(写真右)。
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 物販コーナーでは、同日に発売となる“三国志大戦TCG 2周年記念ブースターパック”が販売。収録されたカードは、40種類すべてがレア以上の新規カードで、横山光輝氏による大人気コミック『三国志』とのコラボレーションカードも入っている。また、フードコートでは、東京や千葉を中心に展開している中華料理・中華弁当の宅配オーダーサービス“上海エクスプレス”が、オリジナルメニューを販売。『三国志大戦TCG』特製メニューも用意されていた。

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▲会場に設置された物販コーナーとフードコート。

“天下無双”のプレイヤーが決定! ベスト4進出者のコメントを掲載

 ここからは、全国大会“覇業への道”の準決勝から決勝までの戦いをお伝えしよう。準決勝まで勝ち進んだのは、東京代表のミツキ君主、福岡代表のD.M@勇心君主、東京代表のとーかいりん@zero君主、三重代表のF店長君主の4名。準決勝は、ミツキ君主とD.M@勇心君主、とーかいりん@zero君主とF店長君主がそれぞれ対戦を行い、ミツキ君主ととーかいりん@zero君主が決勝戦にコマを進めた。

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▲決勝戦に望むミツキ君主(写真左)ととーかいりん@zero君主(写真右)。

 いよいよ開幕した決勝戦。多くの観客が見守る中、約30分に渡ってくり広げられた激闘を制したのは、東京代表のミツキ君主だった。優勝が決まった瞬間、会場からは「おめでとう!」と声とともに、大きな拍手が巻き起こっていた。決勝戦終了後に行われた表彰式には、北岡プロデューサーとジョイまっくす氏が登壇。北岡プロデューサーは、「決勝大会は、どの対戦も見逃せないものばかりでした」と大会を振り返った。また、優勝したミツキ君主は「デッキの調整につき合ってくれた仲間たち、熱い対戦をしてくれた対戦相手の方々、そしてこんなに燃えるゲームを作ってくれたセガと、そこで働くスタッフの方々、本当にありがとうございます!」と興奮気味にコメント。惜しくも決勝戦で敗れたとーかいりん@zero君主は、「勝てなかったなかったのは悔しいですが、とても楽しかったです。応援してくださった皆さん、ありがとうございます」と感想を語ってくれた。

 表彰式の後に、北岡プロデューサーから最新情報の発表も行われた。最新情報に関しては、別の記事(→こちら)にまとめているので、気になる方はそちらをチェックしてほしい。最後に、メディア向けに行われたインタビューの模様を紹介。

――北岡プロデューサー、大会を振り返っていかがでしたか?

北岡 大会全体の総括としては、弱い弱いと言われていた漢軍がようやく日の目を見ることができてうれしいなと思います。盛り上げていただいた多くの参加者には、この場をお借りしてお礼を言いたいです。引き続き来年も、ここを予約していますので(笑)、よろしくお願いいたします。

――今日の大会を振り返ってみていかがですか?

F店長君主 最後の最後でふがいない試合をしてしまったんですが、大きな大会で強い人たちと対戦できたよかったです。多くの人と触れ合えることがTCGの強みだと思うので、参加してよかったです。

D.M@勇心君主 佐賀にあるブレイブ・ハーツさんでよくプレイさせてもらっています。いまチームに40名近くのメンバーがいて、学校や仕事が終わった後に称号獲得を目指してプレイしています。今回、称号を取ることができたので、後に続いてくれるとうれしいです。

とーかいりん@zero君主 押上のzeroというお店でプレイしていて、チームメンバーは少ないんですけど、決勝大会にふたり進めたので、チームの知名度が上がってくれるとうれしいです。決勝戦で負けてしまいましたが、いい試合ができたのでよかったです。

ミツキ君主 危ないところが何回かあって、くじけそうにもなりましたが、チャンスが巡ってくると信じて戦い抜きました。優勝できてうれしかったです。

――使っているデッキを教えてください。

F店長君主 ブースターパックの第1弾が発売したときからやっていまして、アーケードゲームのころから呂布がいちばん好きな武将だったので、群雄をずっと使っています。

D.M@勇心君主 僕もブースターパックの第1弾が発売した当初から遊んでいるんですが、曹操が好きなので、ずっと魏を使っています。

とーかいりん@zero君主 漢軍デッキを使っていました。まったく経験がなかったんですが、2週間くらい前から使い始めて、1週間くらいで仕上げました。

ミツキ君主 以前から趣味で漢軍のデッキを使っていましたが、東京予選のころから本格的に使うようになりました。

――『三国志大戦TCG』の魅力を教えてください。

F店長君主 ほかのカードゲームと違って、相手との駆け引きが“濃い”ところだと思います。そのやり取りがいちばんおもしろいですね。

D.M@勇心君主 F店長さんが言われたとおり、対戦相手との駆け引きがすごくおもしろいです。ステップって言うんですけど、段階段階がすごく細かくて、判断をミスすると負けたりするんですが、そこがおもしろいと思います。

とーかいりん@zero君主 ほかのカードゲームと違って、運要素が少しだけ少ないと思います。プレイヤーのスキルでカバーできるので、そこはいいと思いますね。

ミツキ君主 ゲームなどで『三国志』に触れる機会が多いので、好きな武将がいる人も少なくないでしょうが、そういった人たちにとって、きれいな武将のカードで頭脳戦ができる『三国志大戦TCG』は、最高のカードゲームだと思います。

――北岡プロデューサー、衣装の感想を教えてください。

北岡 今日はお祭りなので、腹をくくって着てみました(笑)。けっこう着るのがたいへんで、1時間くらいかかるので、“宴”だけにしたいと思います。

――ゲームに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

北岡 『三国志』が好きな人は絶対に楽しめると思いますし、『三国志大戦TCG』ならではのシステムも確立されているので、初心者の方も始めやすいと思います。TCGの中で、これだけしっかり交流していて、マナーもいいものはなかなかないと思いますので、交流を深めるツールとしてもオススメです。初心者の方がはじめるのにピッタリなTCGだと思うので、ショップの方にもアピールしていきたいです。

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