声優たちとコミュニケーションをとりながら、自分だけの作品を作ろう!

 バンダイナムコゲームスは、2014年発売予定のプレイステーション3用ソフト『CV ~キャスティングボイス~』の新たな情報を公開した。登場キャラクターや各モードについての情報はこちらの記事で紹介しているので、合わせてチェックしておこう。

『CV ~キャスティングボイス~』ゲーム内容の続報をお届け_01

■ゲーム概要とコンセプト

『CV ~キャスティングボイス~』は、声優プロデューサー(※)となったプレイヤーが、架空の声優たちとコミュニケーションを取りながら、様々なアニメやドラマなどのキャスティング、レコーディングを行い、作品を作っていくゲーム。

ゲーム中のイベントで発生する、プレイヤーと声優たちとのコミュニケーションによっては声優の信頼度が変化し、レコーディングの内容や作品の評価にも影響を与える。また、作品を作り上げていくことでプレイヤー自身も成長し、扱える作品の種類や仕事を組む声優たちの人数も増えていくぞ。

このゲームを通してアニメ・声優業界を垣間見ることができるうえ、キャスティングではプロの声優の声で自分の理想の作品づくりもできるのだ。

※本作では、実際の音響監督的な立場を“声優プロデューサー”として表現している。

■プロデュースモード

声優プロデューサーとなったプレイヤーが、声優キャラクターたちとコミュニケーションをとりながら作品を作り上げていく、アドベンチャーゲーム仕立てのモード。

声優キャラクターとのコミュニケーションやレコーディング時のミニゲームのプレイ結果によって、制作した作品やプレイヤーのプロデューサー適正への評価が下される。ゲームを進めることで、様々な台本や声優キャラクターが新たに登場し、エンディングでは声優キャラクターとの個別エピソードが用意されているぞ。

プレイヤーの実績は累積されていくので、何度でも繰り返しプレイし、様々な台本と声優の組み合わせを試したり、声優キャラクターや台本を集めて楽しめるモードになっている。

『CV ~キャスティングボイス~』ゲーム内容の続報をお届け_04

■プロデュースモードの流れ

プロデュースモードは、プレイヤーが代役として急きょ声優プロデューサーとなり、収録の依頼を受けるところからスタート。基本は“収録依頼”、“キャスティング”のパートと、“収録”、“プロデューサー評価”のパートを1ターン(2週間)として構成され、ゲームが進行する。各ターンの進行以外に、朝と夕方、休日には行動選択をすることができ、そこでは声優キャラクターとのイベントが発生したり、様々な情報を得ることができる。1年24ターン経過後、最終的なプロデューサー評価が下されることになる。(+収録作品に一番多く起用した声優との個別エピローグ)

なお、成長したプロデューサーランクや声優キャラ、台本の情報などは次回プレイに持ち越されるぞ。

●収録依頼
ターンの最初に、収録依頼が入る。最初は選べる台本も少ないが、ゲームを進めプロデューサーのランクが上がると増えていく。また、“シリーズもの”の台本と“単発もの”の台本があり、単発ものはTVCMなど1話完結のもの、シリーズものは2~6話まで続く台本となっている。(収録台本自体はすべて1~3分程度の抜粋されたミニドラマ仕立て)

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▲台本選択画面では、シナリオのあらすじやキャラクターの特徴などを確認することができる。台本には、このゲーム世界での架空作品のほかに、バンダイナムコゲームスの実在ゲームタイトルの台本も存在する。

●キャスティング
収録する台本が決まると、登場キャラクター(役)のキャスティングへと進む。声優リストの中から役に合った声優キャラクターをキャスティングしよう。台本によって選択できる声優キャラクターは異なるが、プロデューサーランクが上がると選べる声優も増えていくぞ。

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▲キャスティング時は、登場キャラクターに適したスキルを持っている声優をキャスティングすることで、作品評価が上がり易くなる。(スキルが合致していない声優でもキャスティングは可能)

●収録(ミニゲーム)
キャスティングが終了すると収録に移行。台本内容を確認し、出演声優にアドバイスをしてあげよう。アドバイスが的確だとコミュニケーション成功となり、テンションが向上し収録の評価につながりやすくなるぞ。声優のスキルや配役によって、かけるアドバイスと結果は異なるので注意が必要だ。

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ミニゲームでは、声優キャラクターの収録中の様子を見ながら、ミスを指摘したり、演技指導を行う。指摘、指導が的確だと現場のテンションが上がっていき、高評価へとつながる。しかし、指摘、指導がイマイチだと途中で収録中止となることも……。(収録中止の場合は、先輩プロデューサーが代わりに収録を終え完成したということになり、ゲームは進行する)

●収録作品鑑賞
収録が終了すると、完成された作品を鑑賞することができる。収録時にはなかった作品のグラフィックが表示され、効果音やBGMがそろった状態での完成作品として鑑賞する。(作品評価にかかわらず完成)

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●プロデューサー評価
すべての収録作業が終わると、プロデューサーに対する評価が下される。プロデューサーランク、台本の難度、配役、収録中の指摘、指導の結果によって評価が決まるぞ。この結果によって、プロデューサー自身のランクアップへとつながるのだ。

●声優キャラクターとのコミュニケーション
毎朝と収録業務のあと、そして休日では、自由に行動を選択できるターンが存在する。ここでの行動により、ゲーム内の様々な情報を得ることができるぞ。また、声優キャラクターにメールを送ったり、街中で出会ったりなどのイベントもここで発生。休日は特別なイベントが起こりやすくなっていることにも注目したい。ここでの行動によって、新たな声優キャラクターと出会うこともあるようだ。

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▲休日イベントでは、普段行けない場所に行くことができる。声優キャラクターのオフに出会えたりと、特別なイベントに遭遇するチャンスだ。

■キャスティングモード

プロデュースモードに登場する声優キャラクターと台本を使い、自由にキャスティングができるモード。プロデュースモードではゲーム進行によって選択できる声優キャラクターや台本に制限があるが、このモードでは純粋にキャスティングを楽しむことができるぞ。簡単に説明すると、“プロデュースモードからコミュニケーション部分とミニゲームが無くなったモード”だ。

総勢40人以上もの声優キャラクターが登場予定の『CV ~キャスティングボイス~』。今後も追加情報を随時掲載していくので、見逃さないようにチェックしてほしい。


『CV ~キャスティングボイス~』
メーカー バンダイナムコゲームス
対応機種 PS3プレイステーション3
発売日 2014年発売予定
価格 価格未定
ジャンル 声優キャスティングゲーム