幕張で初のゴーストハント!

 2013年9月19日~9月22日の期間、千葉県の幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2013”(19日、20日はビジネスデイ)。アークシステムワークスブースに出展されている、プレイステーション Vita/プレイステーション3用ソフト『魔都紅色幽撃隊』(2014年発売予定)のプレイリポートをお届け。


今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_03
▲ブースには、ヒロインの深舟(みふね)さゆりを演じている桜 稲垣早希さんのサイン色紙が!

 『魔都紅色幽撃隊』は、『東京魔人學園伝奇』シリーズ、『九龍妖魔學園紀』で知られる今井秋芳氏が監督を務める最新作。先日電撃発表されたばかりなのに、なんと東京ゲームショウでは試遊が可能! とのことで、さっそくアークシステムワークスブースにお邪魔し、プレイさせてもらいました。

 『魔都紅色幽撃隊』は、特殊な力を持つ高校生たちの青春とバトルが描かれるアドベンチャーRPG。本作では、アドベンチャーパートとバトルパートの組み合わせを“1話”として、全13話で物語が描かれます。今回の試遊版(プレイステーション3版)では、なんと第1話をまるまる遊ぶことができるのです(なお、バトルパートのみを遊ぶこともできます)。
※『魔都紅色幽撃隊』の概要については、こちらの記事もチェック!

 主人公は新宿にある高校にやってきた転校生で、最初に学園内を案内してもらう……というシチュエーションからして、今井監督の作品のファンならニヤニヤしてしまうでしょう。R1ボタンでテキストを読み進める感覚、セリフの中の“ッ”、“●●クン”という呼ばれかたなど、各所に散りばめられた今井節に、懐かしさを覚えました。

 とはいえ、『魔都紅色幽撃隊』は完全新作。もちろん、新しい要素も多々あります。もっとも驚いたのは、“絵がつねに動いている”ということ。本作では、キャラクターが生きているかのように動く演出が採用されており、ふだんのキャラクターの立ち姿はもちろん、イベントスチルでも、キャラクターの手や髪、車いすの車輪などが動くのです。アドベンチャーパートのライブ感がグッと増し、だけどジュヴナイル伝奇らしさはそのままという、見事な演出になっています。

今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_02
今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_07
▲このような感じで、動いています。

 相手に自分の気持ちを伝える入力システムも、“五感”の要素が加わり、より多彩な試みができるように。“感情”(愛、悲、怒、友、悩)と“五感”(視、聴、触、嗅、味)を組み合わせて入力することで、プレイヤーの気持ち・行動を表現するというものですが、“視”や“聴”はともかく、“触”、“嗅”ってちょっと……選びにくいですよね? 私はヒロインの深舟(みふね)さゆりに嫌われるのが怖くて、“友”や“視”や“聴”ばかり選んでしまったのですが、チャレンジャーはぜひ“愛”をさまざまな形で表現してみてください。

今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_04

 さて、いろいろあって、霊に出くわした主人公は、出版業の裏でゴーストハントを請け負う女性、伏頼千鶴(ふくらいちづる)と協力して戦うことに。“ウィジャパッド”と呼ばれる端末を見ながら、霊がどこに動くかを予測して、味方キャラクターをどこに移動させるか、どの範囲を攻撃させるかを決めます(攻撃の射程範囲はキャラクターによって変わる模様)。

今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_06
▲マスで区切られたマップ。ウィジャパッドは、霊がつぎに移動するであろう位置を予測してくれるが、霊がレーダー範囲外に出てしまうと、どう動くかはわからない(明るくなっているマスがレーダー範囲内)。

 今回は主人公と伏頼のふたりが出撃しているので、挟み撃ちを狙ってみました……が、何せ相手は霊なので、主人公の身体をすり抜けていったり、障害物があるマスもお構いなしに進んでいったりするので、読みが外れてしまうこともしばしば。しかしそのぶん、狙った通りに攻撃がキマると気持ちいいです。味方キャラクターが増えると、攻防がもっと楽しくなりそう。

 マップはご覧のとおり2D表示ですが、いざキャラクターが行動する段階になると、主観視点に切り替わります。行動中は、キャラクターのカメラを切り換えながら、「ゴーストいないかな~」と霊との遭遇を待ちわびることに。ちなみに、ゴーストも生きているかのように(死んでますが)動いていますヨ。

今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_08
▲こちらが主観視点の画面。

 なお、バトル中は、伏頼のもとでバイトをしている、主人公の同級生・支我正宗(しがまさむね)が無線でサポートしてくれます。第1話はチュートリアルも兼ねているということで、支我からの連絡が入りまくり。第2話以降、どんな形でサポートしてくれるのでしょうか?

今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_05

 霊との戦いの後、主人公も伏頼のもとでバイトをすることに決まり、ここで試遊版は終了。ジュヴナイル伝奇らしさと新しさ、両方をたっぷり味わえる内容でした。2014年、製品版で伏頼に「ようこそ、夕隙社へ」と言ってもらえる日が、いまから楽しみです。

今井秋芳監督が手掛けるジュヴナイル伝奇新作『魔都紅色幽撃隊』プレイリポート【TGS2013】_01
▲初日には、本作のエンディングテーマ「黄昏ジュヴナイル」を歌う遠藤ゆりかさんが来場。ポップにサインを入れてPR!

■記者紹介
ロマンシング★嵯峨
青春時代は『東京魔人學園伝奇』とともに過ごした編集者。本作でもクライマックス付近で女性キャラ+αとのイベントがあるのかな? 楽しみです。