ゲームメーカーも全面協力

 テレビ東京、テレビ大阪ほかにて、2013年10月4日(金)より毎週金曜深夜0時52分~放送予定のテレビドラマ『ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~』。本ドラマは、ビデオゲームという文化が我々の生活に根付き始めて30年余り、“熱”と“出会い”があった“物語”の舞台だった“ゲーセン”を中心に、その時代を彩った多くのゲームが、各話ごとに登場する。ここでは、気になるゲーム情報の一部を紹介する。

『ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~』では『ゼビウス』や『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』など、数々のジャンルの名作が登場_01

 記念すべき第一話に登場するのは、シューティングゲームの金字塔『ゼビウス』。本作では、ゲームメーカー各社の協力を得て、『ゼビウス』や『パックマン』、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』、『スーパーマリオブラザーズ』など、珠玉のゲームがドラマに登場する。そのほか、アクションゲーム、レースゲーム、シューティングゲーム、格闘ゲーム、恋愛ゲームなど、数々のジャンルの名作ゲームも続々登場予定だ。

【協力ゲーム各社】
アイレムソフトウェアエンジニアリング、SNKプレイモア、NEC、エンターブレイン、カプコン、ケイブ、KONAMI、シーエー・モバイル、スクウェア・エニックス、セイブ開発、セガ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、タイトー、任天堂、バンダイナムコゲームス、ミリオン (五十音順)

最後に、原案の佐藤大氏、監督の鈴村展弘氏から第1話を飾るゼビウスへのコメントを紹介しよう。

【佐藤大氏コメント】
 『ゼビウス』というゲームがなかったら、裏設定のおもしろさだったり、友達と語りあったりできるドラマをゲームに感じることがなかったと思うので、僕にとってのエポックメイキングな作品です。敵キャラクターひとつひとつにもドラマがあり、カラフルな色彩とミニマルな音楽は僕の後のキャリアとものすごくリンクしています。

【鈴村展弘氏コメント】
 『ゼビウス』は当時確かにやっていたのですが、今回のドラマ化をうけて再度思い返してみるとマイコンBASICマガジンを買ってマップとかコピーしていろいろやっていたなとか、シューティングゲームでここまでいろいろな隠れキャラや複雑なものは初めてだったので友達とやり込んでいた記憶が蘇ってきました。“スペシャルフラッグ”出したなとか“ソル”が八個並んでいたなとか散々やっていたことを思い出しました。

『ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~』では『ゼビウス』や『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』など、数々のジャンルの名作が登場_02
▲渡辺礼治役の田中圭。田中にとっては、連続ドラマ初の単独主役となる。

放送局:テレビ東京、テレビ大阪、ほか
原案:佐藤大(ストーリーライダーズ)
監督:鈴村展弘、石田雄介、冨永昌敬、沖田修一、真利子哲也
脚本:佐藤大、石山英憲、上田誠(ヨーロッパ企画)、森ハヤシ、前田司郎
出演:田中圭、波瑠、浜野謙太、佐藤二朗
製作著作:「ノーコン・キッド」製作委員会

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