2013年7月11日 22時30分から表彰式が放送
Imagine Cup(イマジン カップ)というのをご存じだろうか? Imagine Cupとは、マイクロソフト主催による学生を対象としたITコンテストで、革新的なアプリやゲーム、ソリューションを開発する学生を応援し、国際競争力のある人材育成の場として提供することを目的に実施されている。2003年に第1回目が開催され、現在では180を超える国と地域から35万人以上の学生が参加する世界最大級のコンテストとなっている。
ファミ通.comでは、Imagine Cup 2013 日本代表選考会の模様を取材しているので(⇒記事はこちら)、ご覧になってくださった方もいるかと思うが、まさにいま、ロシア・サンクトペテルブルクでImagine Cup 2013 世界大会が開催されている。今年のImagine Cup 世界大会には71ヵ国から87チーム(総計309名)が参加。斬新なアイデアの作品が出揃った。審査員も各界から著名人を招いており、今年は、『テトリス』の産みの親として知られるアレクセイ・パジトノフ氏も参加しているとのことだ(ちなみに、パジトノフ氏は、1996年~2005年までマイクロソフトに在籍していたとのこと)。
すでに各国代表はプレゼンテーションを終えており、あとは表彰式を待つばかりとなっている。表彰式は、日本時間の2013年7月11日22時30分から行われ、当日は生放送も予定している。どの国の代表が栄冠を勝ち取るのか、ご自身の目でご確認を。
※Imagine Cup 2013 世界大会 表彰式の生放送はこちらから
※[2013年7月11日訂正]マイクロソフトから情報の訂正があり、表彰式の生放送は正しくは2013年7月11日22時30分からのスタートでした。修正します。
さて、前述のとおり、すべての各国代表はプレゼンを終え、あとは表彰式を待つばかりとなったImagine Cup 2013。日本代表に選ばれた、京都コンピュータ学院Project Nのふたり、米山哲平さんとチェスター・リーさんも、無事にゲームエンジン“Knowall Library 5.0”のプレゼンテーションを終えている。プレゼンテーション時の映像を入手したのでお届けしよう(英語)。
とにかくユニークなアイデアばかりが揃うImagine Cup……と、言葉だけでもなかなか伝わりづらいので、ここではCitizenship部門の中から、斬新なアイデアをいくつかピックアップしてお届けしよう。どうです? いずれも気になるアイデアばかりでしょう?(リンク先はすべて英語です)
※血液検査を行うことなくマラリアの診断を可能にするITシステムMatibabu(ウガンダ代表)
※Windows 8とWindows Phoneを活用した健康チェックシステムHChecked(ルーマニア代表)
※女子学生1名による、たった5分で血液型判定を可能にするForBetterWorldン(ポルトガル代表)
※センサー付グローブとWindows Phoneで作り出した複合現実感をリハビリなどに応用するThe Bear Claw System(米国代表)
※長距離トラックの居眠り運転による事故をITで防止するDriveALive(チュニジア代表)
※Kinectを理学療法に応用するPhiAid(キプロス代表)
最後に、現地から届けられた、Imagine Cup 2013 世界大会の写真を紹介しよう。