『軌跡』シリーズの人気キャラ“オリヴァルト”も登場

 日本ファルコムより、2013年9月26日発売予定のプレイステーション3・プレイステーション Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』。本日7月4日、公式サイトを更新し、新情報を公開した。公開されたのは、4人の登場キャラクター、舞台設定、キーワードなどだ。

◆登場キャラクター

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_02

オリヴァルト皇子(27歳)
(CV:子安武人)
「オリヴァルト・ライゼ・アルノール──通称“放蕩皇子”さ。」
 皇帝ユーゲントIII世の長子で、風流人として知られる皇子。庶出のため皇位継承権は放棄しており、そのぶんしがらみがないせいか、最近では社交界やメディアなどに積極的に顔を出して名前が知られている。
 士官学院の理事長を務めており、ヴァンダイク学院長の元教え子。“VII組”の設立に関わるほか、高速巡洋艦“カレイジャス”の建造も主導し、帝国内の対立を抑止することで“ある人物”の野望を食い止めようとしている。

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_06

ミスティ(24歳)
(CV:田村ゆかり)
「ハイ、リスナーの皆さん、こんばんは。」
 日曜夜に流れるラジオ番組“アーベントタイム”の人気パーソナリティ。心地よい流暢な語りとウィットに富んだ話題でリスナーの人気を博している。
 最近ファンクラブもできたらしいが、本人は気さくなお姉さんといった風情で、トリスタの街角でたまに遭遇した時には、リィンのことを悪戯っぽくからかうことも。
 なお、番組でネタが採用された場合、彼女のステッカーが送られてくるらしい。

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_01

イリーナ・ラインフォルト(40歳)
(CV:住友優子)
「まあ、せいぜい不肖の娘と仲良くしてやってちょうだい。」
 アリサの母親で、ラインフォルトグループを束ねる冷徹かつ辣腕の会長。5年前、先代会長である自分の父親から実権を奪い、グループ会長に就任した。そのため娘のアリサから反発を買い、彼女に士官学院入りを決意させることに。
 帝国軍の“列車砲”、主力戦車“アハツェン”、豪華飛行客船“ルシタニア号”、さらにはARCUSの開発にも関わっており、つねに帝国全土を忙しく飛び回っている。

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_04

シャロン・クルーガー(23歳)
(CV:ゆかな)
「このシャロン、一日千秋の想いでお待ちしておりますわ。」
 士官学院の“第三学生寮”の管理人として新たに就任してくるメイドさん。ラインフォルト家の使用人だが、イリーナ会長の指示で送り込まれたらしく、可憐な所作と細やかな気遣い、卓越した料理の腕前でリィンたちの世話をする。
 アリサにとっては煩わしくも頭が上がらない“お姉さん”的存在でもあり、実習などで各地に赴いた時、絶妙のタイミングで現れてサポートしてくれることも。

◆舞台設定

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_07

黒銀の鋼都ルーレ
 帝国北部ノルティア州の州都で、四大名門のログナー侯爵家が治める街。巨大工場や導力ジェネレーターが背景に立ち並ぶ、重厚かつ機能美のある街並み。
 大陸最大の重工業メーカー、ラインフォルト社の本社があることでも有名で、ルーレ工科大学という、技術者を養成するための研究・教育機関なども存在する。最近では鉄道憲兵隊の拠点も進出し、領邦軍と緊張状態が続いているらしいが……。

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_03

ザクセン鉄鉱山
 ルーレ北東に位置する巨大な鉄鉱山で、200年以上帝国の屋台骨を支える場所。エレボニア皇帝の直轄地として、RF(ラインフォルト)社とノルティア州が共同管理しており、採掘された鉄鉱石は隣接する製鉄所に運ばれて鉄鋼となり、帝国全土へと送られる。

◆キーワード

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_08

高速巡洋艦カレイジャス
 世界最速の飛行船と名高い、リベール王国の巡洋艦“アルセイユ”のII番艦。全長が1.5倍になり装甲も増したぶん、速度はやや下がったが帝国最速を誇っている。
 エレボニアとリベールの友好の証としてオリヴァルト皇子が各方面に働きかけ、ラインフォルト社とツァイス中央工房の共同開発によって竣工・披露されることに。

『英雄伝説 閃の軌跡』公式サイトで新キャラクターなどを公開_05

トリスタ放送
 帝都近郊・トリスタにある“導力ラジオ放送”の草分け的な存在。音楽番組、ニュース報道、スポーツ中継など多彩な番組を提供しており、最近では人気パーソナリティによるトーク番組“アーベントタイム”が人気。
 伝統的な大新聞“帝国時報”とは報道姿勢をめぐって対立することも多いらしい。