“三国志演義”をベースにした箱庭型シミュレーションRPG
『ブラウザ キングダムライジング』は、『閃乱カグラ』や『朧村正』などで知られるヒットメーカー・マーベラスAQLが放つ、大注目の新作ブラウザシミュレーションRPGだ。ゲームの舞台となるのは、およそ1800年前の古代中国。群雄割拠の戦乱期を描いた“三国志演義”の世界観をベースとしており、プレイヤーは一国の君主として自らの国を育てながら、おなじみの“劉備”や“関羽”、“曹操”といった数多の武将たちを配下に、天下統一を目指すのが目的となる。
大事に使いたい“おいしい土地”の見分けかたとは?
前回の記事では内政の基礎を紹介したが、今回はその発展系。土地の特性を活かして施設を建設すれば、飛躍的に効果がアップする。
城の周囲1~2グリッドをひと通り施設で埋め尽くしたら、今度は資源確保の重要拠点となる“おいしい土地”を探してみよう。この“おいしい土地”とは、“土地レベルが高い”、もしくは“デカ施設を建設可能”な好条件の土地のこと。
マップを見渡すと、初期状態の“土地レベル”には1~5の5段階があることがわかる。レベル2以上の土地では各種資源の獲得量にボーナスが付く。ボーナスの倍率は以下のとおりだ。
☆1 ×1
☆2 ×1.1
☆3 ×1.25
☆4 ×1.45
☆5 ×1.7
資源以外にも、“倉庫”や“宿舎”といった施設も同様に収納量アップのボーナスが得られるので、資源収入が安定しているならこうした施設の建設も検討してみよう。
一方、“デカ施設”とは、その名のとおり通常の施設4つぶんのグリッドを専有するドデカイ施設のこと。4つの同一施設を縦2グリッド×横2グリッドの正方形に配置し、それぞれレベル5まで成長させるのが建設条件だ。かなり手間はかかるが、資源の獲得量は元の施設4つぶんよりもさらに増えるため、ひとつ建てれば資源供給は一気に安定する。
ただし、“伐採所”、“採石所”、“製鉄所”の3施設は、先述のとおり建てられる場所が限られているため、デカ施設へグレードアップするとなると、実現可能な土地はマップ上でもわずかしか存在しない。なかには高レベルの土地も含まれるため、領土にするだけでもひと苦労。一気に大国へとのし上がる最初のステップでもあるので、これを目標に建国プロジェクトを進めてみてほしい。
内政を制す者は合戦を制す?
合戦を制するためには武将をしっかり育てる必要があり、武将を育てるには内政で国の基盤を固めておく必要がある。地道な努力もいつかは実を結ぶ。コツコツ進めて少しずつ国力を強化していくのはシミュレーションの醍醐味だ。
次回の本リポート記事では“武将”に関する内容を中心にする予定。お楽しみに!