『トモダチコレクション 新生活』は前作を凌ぐ勢い

 ファミ通調べによる、2013年4月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データが発表された。集計期間は2013年4月1日~4月28日(4週分)。家庭用ゲームソフトのランキングでは、任天堂『トモダチコレクション 新生活』1位で、こちらは前作を上回る出足となっている。家庭用ゲームハードでは、ニンテンドー3DSが相変わらずの堅調。各分野の順位は以下の表の通りとなっている。

【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】
1位 『トモダチコレクション 新生活』(3DS) 任天堂 56万2766本
2位 『ルイージマンション2』(3DS) 任天堂 22万5174本
3位 『とびだせ どうぶつの森』(3DS) 任天堂 15万7009本
4位 『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』(PS3) カプコン 12万3792本
5位NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3(PS3) バンダイナムコゲームス 10万3251本

【家庭用ゲームハード 月間販売台数】
1位 ニンテンドー3DS(合計)※ 22万9297台(先月1位:ニンテンドー3DS 35万281台)
2位 プレイステーション Vita 66370台(先月2位:プレイステーション Vita 22万9632台)
(※ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3】
1位 任天堂 112.5万本
2位 バンダイナムコゲームス 41.1万本
3位 カプコン 19.4万本

なお、該当期間における、詳細と分析は以下の通り。

 4月期の月間ゲームソフトランキングでは、『トモダチコレクション 新生活』(任天堂/2013年4月18日発売/3DS)が56.3万本を販売し、首位となりました。前作は2009年6月にニンテンドーDS向けに登場し、初週10.0万本、累計368.5万本を販売する大ヒットとなりましたが、その前作を大幅に上回るスタートを切っています。また、ランキング2位の『ルイージマンション2』(任天堂/2013年3月20日発売/3DS)も月間で22.5万本を販売し、好調な販売推移となっています。3位は『とびだせ どうぶつの森』(任天堂/2012年11月8日発売/3DS)となり、TOP3を任天堂の3DS向けタイトルが独占しました。

 そのほかのソフトでは、『New スーパーマリオブラザーズ2』(任天堂/2012年7月28日発売/3DS)の累計販売本数が、4月期に202.3万本となりました。ニンテンドー3DSソフトとしては『とびだせ どうぶつの森』の累計349.7万本と、『マリオカート7』(任天堂/2011年12月1日発売/3DS)の累計201.9万本に続く、3タイトル目のダブルミリオン到達となりました。

 ハード市場では、ニンテンドー3DSがシリーズ合計で月間22.9万台を販売しました。4月18日に3DS LLの新色(ミント×ホワイト)と、ダウンロード版ソフトがセットになった『トモダチコレクション 新生活 パック』が発売されたこともあり、ニンテンドー3DS LLの累計販売台数は300万台を超え、3DSシリーズ合計の累計販売台数は、1132万台に達しています。
一方、価格改定以降販売を伸ばしているプレイステーション Vitaは、一時的に品薄となりつつも、4月期に前年同期(4週分)の2倍近い6.6万台を売り上げています。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

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