ハード・ソフト市場ともに2ヵ月連続で前年比プラスに
ゲーム総合情報メディア「ファミ通」(エンターブレイン、本社:東京都千代田区、社長:浜村弘一)は、2013年3月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをまとめた。
集計期間は2013年2月25日~2013年3月31日(5週分)。各分野の順位は以下の表の通り。
【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】
1位 | ルイージマンション2(3DS) | 任天堂 | 403,525本 |
2位 | とびだせ どうぶつの森(3DS) | 任天堂 | 327,568本 |
3位 | ワンピース 海賊無双2(PS3) | バンダイナムコゲームス | 324,865本 |
4位 | 真・三國無双7(PS3) | コーエーテクモゲームス | 302,707本 |
5位 | レイトン教授と超文明Aの遺産(3DS) | レベルファイブ | 196,761本 |
【家庭用ゲームハード 月間販売台数】(※ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)
1位 | ニンテンドー3DS(合計)※ | 350,281台(先月1位:ニンテンドー3DS/399,960台) |
2位 | プレイステーション Vita | 229,632台(先月2位:プレイステーション3/61,213台) |
【家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3】
1位 | バンダイナムコゲームス | 123.1万本 |
2位 | 任天堂 | 99.1万本 |
3位 | KONAMI | 44.3万本 |
以下、リリースより詳細を抜粋。
【2013年3月期の家庭用ゲーム市場について】
3月期のゲーム市場は、ハード市場が昨年対比107.8%の152.0億円、ソフト市場が同110.0%の315.3億円、ハード・ソフト合計で同109.3%の467.3億円となりました。ハード・ソフト市場ともに、2ヵ月連続で、昨年対比がプラスとなっています。
月間ゲームソフトランキングでは、「ルイージマンション2」(任天堂/2013年3月20日発売/3DS)が40.4万本を販売し、首位となりました。前作は2001年9月にニンテンドーゲームキューブのロンチタイトルとして登場していますが、ゲームキューブ版の累計34.9万本を発売から10日あまりで上回るスタートとなりました。また2位の「とびだせ どうぶつの森」(任天堂/2012年11月8日発売/3DS)も、月間で32.8万本を販売し、好調な販売推移となっています。
ハード市場では、2月28日に行われたプレイステーション Vitaの価格改定が大きな注目を集めました。月間販売台数も大幅に上昇し、2月期(4週集計)の3.5万台から、3月期(5週集計)は23.0万台の販売となっています。この3月期の販売台数は、プレイステーション Vitaとしては歴代2位の記録で、同ハードの発売月である2011年12月期の40.3万台に次ぐ数字となりました。
一方、月間ハード販売台数ランキングトップのニンテンドー3DSは、35.0万台(シリーズ合計)を販売。前述の「ルイージマンション2」のほか、同じ3月20日に発売された3DSの新色(ライトブルー/グロスピンク)が販売の追い風となりました。
2013年4月期は、ニンテンドー3DS向けの大型タイトルとして、「トモダチコレクション 新生活」(任天堂/2013年4月18日発売予定/3DS)が発売されます。前作「トモダチコレクション」(任天堂/2009年6月18日発売/DS)は、新規ブランドながら累計で368.3万本を販売、大ヒットとなりました。そのほかのソフトでは、「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」(カプコン/2013年4月25日発売予定/PS3・Xbox 360)や、「セブンスドラゴン2020-II」(セガ/2013年4月18日発売予定/PSP)といったシリーズタイトルが登場します。好調な3月期の勢いを新年度の始まりに結びつけることが期待されます。
<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)
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