ご当地アイドルやマスコットキャラクターも総登場!
2013年3月24日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、イベント“まんがの聖地と呼ばれたい! 高知×鳥取 in AKIBA”が開催された。これは、多数の著名マンガ家を輩出しており、マンガを切り口に地域振興を進めている高知県と鳥取県による合同イベントだ。
高知県は、『アンパンマン』のやなせたかし氏、『フクちゃん』の横山隆一氏、『ぼくんち』の西原理恵子氏などの出身県。高校生がマンガの腕を競う大会“まんが甲子園”などの催しを開催しているほか、“香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム”、“横山隆一記念まんが館”、“海洋堂ホビー館四万十”(※海洋堂の創業者であり、同館長の宮脇修氏は高知出身)などの県内に施設が存在する。なお、マンガとは関係ないが、高知県はソーシャルゲーム産業の支援も行っており、現在GREEにてソーシャルゲーム第3弾までが配信されている。
※高知県のソーシャルゲーム支援に関するニュースは→こちら
一方の鳥取県も、『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる氏、『名探偵コナン』の青山剛昌氏、『遥かな町へ』の谷口ジロー氏などを輩出。昨年、“まんが王国とっとり”と銘打って多数のマンガ関連イベントを行い、“まんが王国”であることをアピール。県内には、“水木しげる記念館”、“水木しげるロード”、“青山剛昌ふるさと館”などの施設がある。
※2012年に秋葉原で行われた“AKIBAで探す「まんが王国とっとり」”のリポートは→こちら
今回のイベントは、“まんが王国”である両県のあいだで、“友好通商条約”が締結されることを記念して行われたもの。トーク&ライブステージには、鳥取県出身の声優・下田麻美、両親が高知県出身の声優・明坂聡美のほか、高知県のご当地アイドル“はちきんガールズ”、鳥取県のご当地アイドル“Chelip”、“バードプリンセス”が出演した。
トーク・ライブの後は、いよいよ“友好通商条約”の締結式。尾崎正直高知県知事、平井伸治鳥取県知事が出席したほか、下田麻美、高知県出身の声優・島本須美(旦那様は鳥取県出身)、マンガ家・ちばてつや氏も登壇し、条約締結を見届けた。
尾崎知事は坂本龍馬、平井知事は大国主命のコスプレで登場。これからは、マンガ文化の交流、PRの相乗効果、観光誘致と産業振興を、ともに目指していくことを誓った。