鳥取県主催宝探しイベント“AKIBAで探す「まんが王国とっとり」”にトリンドル玲奈、ちばてつや氏、里中満智子氏が登場

2012.07.01 15:00

宝探しゲームにご当地バーガー、特産品売り場で“鳥取県”が盛りだくさん

　2012年7月1日（日）、東京・秋葉原にて鳥取県主催の宝探しイベント“AKIBAで探す「まんが王国とっとり」”が開催され、オープニングセレモニーに鳥取県知事の平井伸治知事、トットリンドル王女（タレントのトリンドル玲奈）、マンガ家のちばてつや氏、マンガ家の里中満智子氏が登場した。

　本イベントは、アニメやマンガを切り口に国内外での鳥取県の知名度向上や観光客誘致を目指す「まんが王国とっとり」の建国記念イベント。秋葉原を視察中、記憶を“トバす”銃に打ち抜かれてしまったトットリンドル王女の記憶を見つけ出すという設定のもと、秋葉原の街全体に隠されたキーワードを探し出す実体験型の宝探しゲームとなっている。オープニングセレモニーでは最初に鳥取県知事の平井伸治知事（以下、平井知事）が登壇し、鳥取県と秋葉原が姉妹提携をして、いっしょにマンガ界を盛り上げていくことを発表した。つぎに、トリンドル玲奈が扮する“トットリンドル王女”が薄ピンクと紫の浴衣姿で登場。王女就任の感想を聞かれると「トットリンドルという名前がインパクトがあって可愛いです」とコメントし、“まんが王国とっとり”のいちおしイベントは2012年8月4日（土）から2011年11月25日（日）に鳥取県で開催される“まんが王国とっとり建国記念国際まんが博”のメインイベント、鳥取県の鳥取市、倉吉市、米子市を巡る“とっとりまんがドリームワールド”と回答した。また、“まんが王国とっとり”会場でのおすすめ食べ物として名を挙げたのは“鬼太郎のビーフカレー”と“砂丘らっきょう”のふたつ。“砂丘らっきょう”は1日4粒食べることで滋養強壮に効果があるので、カレーのつけあわせとしていかがだろうか。

　続いて現れたのは、マンガ家で第13回国際マンガサミット鳥取大会実行委員長のちばてつや氏（以下、ちば氏）と、マンガ家でNPO法人アジアMANGAサミット運営本部代表の里中満智子氏（以下、里中氏）。ちば氏は「県をあげてマンガのためにお祭りをやろうという気概が感じられて楽しみです。世界からマンガとキャラクターたちが集まってくるのでとても注目しています」とコメントし、里中氏は「日本人のいいところ、すばらしいところを、マンガを通じて知って欲しいです。文化を共有することで、わたしたちが真に理解しあえればいいなと思います」と語った。

　4人がそろったところで、ステージ上にて“国際マンガサミット”の大会旗伝達式が行われた。この大会旗は、オリンピックの旗のようにサミット開催国にて保管され、次回開催国に引き継がれていくもの。平井知事は大会旗を持ちながら「台湾や中国をめぐっていた大会旗がやっと鳥取県に来ました」と嬉しそうに感想を述べた。今後、旗はサミット開催各地を巡回し、来場者にもお披露目される予定だ。