決勝戦は衝撃の結末に!
千葉・幕張メッセで2012年12月22日と23日に開催されたジャンプフェスタ 2013。ゲームメーカーも数多く出展している本イベント。そのなかで12月23日に、スクウェア・エニックスブースで開催された『超速変形ジャイロゼッター』公式全国大会“アルカディアグランプリ”のペア対戦の決勝大会の模様をリポート。 前日のシングル戦(記事はコチラ)に続いて、本日行われたのはペア対戦の決勝大会。決勝トーナメントに出場したのは、地方予選を勝ち上がってきた8組16名。EP(エネルギーポイント)が多くなり、スペシャルカードが計2回使えるなど、シングル戦とはまた違った駆け引きが必要となるペア対戦。予選を勝ち上がってきた猛者ドライバーたちの対戦は、超接戦あり大逆転ありの熱戦となったが、これを勝ち抜いて決勝へと残ったのは、近畿地区代表の”かどのさわ あきら”くんと”かどのさわ けい”さんのペア、そして中国・四国地区代表の”たけばやし ひでき”さんと”わたなべ ゆうた”さんのペア。
決勝を前にコメントを求められた4名は、それぞれ「ぜってぇーに勝つ」(あきら)、「みんなの代表として絶対に優勝します」(けい)、「負けるわけにはいかないので、頑張ります」(ひでき)、「勝ちたいですね」(ゆうた)と気合十分。そして準備が完了し、いよいよ決勝戦がスタート! ドライブモードは4人ともほぼ完璧にクリアーし(※余談だが、大会を通じてドライブモードでミスするプレイヤーはほぼおらず、ここで大きな差がつくことはないという状況だった。さすが全国大会です)、闘いはバトルモードへ。
1ターン目からハイパーチャージャーを発動し、果敢に攻める”けい&あきら”ペア。これが功を奏し、残りEPで大きくリードを奪う。2ターン目は”ひでき&ゆうた”ペアがジャミングウェーブを発動させてスタート。このターンで同ペアは、ジャイロカウンター主体のコマンド選択で、カウンターを2回成功。残りEPの差も若干縮めた。3ターン目は双方がジャミングウェーブを発動させてスタート。これで両ペアともにスペシャルカードを使いきったことに。ジャミングウェーブの効果で両者とも動けないターンが多くなったが、カウンターを1回決め、エクシーガのクリティカルが炸裂、バーストパワーゲージの溜まった”ひでき&ゆうた”ペアが4ターン目に勝負に!(※3ターン目終了時点で残りEPはけい&あきらペアが12350、ひでき&ゆうたペアが4858)。ファイナルバースト(77.8%)を発動させ、天に祈るふたり……(※相手の残りEP12350は削り切れるかどうか非常に微妙なライン。これで決めなければ負けは決定的という状況)。会場の全員が息を飲んだ結果は……見事けい&あきらのEPを0にし、勝利! ひでき&ゆうたペアが大きな歓声とともに優勝の栄冠を勝ち取った。
大会が終了し、前日と同様に2ndシーズンの情報を公開(記事はコチラ)。最後に『超速変形ジャイロゼッター』シリーズプロデューサーの市村龍太郎氏が「本作のテーマのひとつに、仲間との協力、絆というものがあります。これを実際にゲームプレイで実現するために取り入れたのがペアプレイでした。これは『超速変形ジャイロゼッター』の大きな特徴のひとつであり、今後もこのテーマはいろいろな形で推し進めていきたいと思っています。引き続き応援よろしくお願いします」と述べ、大会を締めくくった。