2012年は5時間越え! 多数のアーティストが夢の共演!!

 2012年11月24日(土)東京文京区のTOKYO DOME CITY HALLにて、『シュタインズ・ゲート』や『ロボティクス・ノーツ』などでおなじみの5pb.でCDリリースをしているアーティストが一堂に会するライブイベント“Live5pb.2012”が開催された。5年目の開催となる今回は、アフィリア・サーガ・イースト、彩音、いとうかなこ、今井麻美、KENN、榊原ゆい、志倉千代丸、下田麻美、Zwei、nao、流田Project、バクステ外神田一丁目、長谷川明子、原由実、HIMEKA、fumikaといったアーティストが出演。さらに、“『ロボティクス・ノーツ』トークコーナー”では、声優の木村良平、南條愛乃、山本彩乃が登場し、現在放送中のテレビアニメ『ロボティクス・ノーツ』を会場に集まった観客にアピールした。

 トップバッターとして登場したのは、いとうかなこと志倉千代丸。科学アドベンチャーシリーズ第1弾ソフト、PC版『カオスヘッド』の主題歌『Find the blue』で会場の空気を一気にアツくさせる。続いてアフィリア・サーガ・イーストのメンバーが登場すると、『La*La*Laラボリューション』、『禁断無敵のだーりん』、『ニーハイ・エゴイスト』の3曲をメドレー形式で披露。“Live5pb.2008”の会場で結成したというアフィリア・サーガ・イーストは今年で4周年を迎える。そんな彼女たちの新曲『SURVIVE!!』がオリコンウィークリーチャートで9位を獲得したということで、多くの観客からの喝采を浴びた。記念すべき楽曲『SURVIVE!!』をバンドバージョンで披露したアフィリア・サーガ・イーストがステージを去ると、続いては2012年8月に5pb.RecordsよりCDデビューを果たした声優の原由実が登場。サイリュームによって真っ赤に染まった会場で『天ノ紅』を妖艶に歌い上げると、「お客さんとして観に来ていたので、ステージに立ててうれしいです!」と喜びを口にする。そして、同じく5pb.Recordsのアーティストであり声優としては先輩にあたる今井麻美を呼び込み、デビュー曲『HANABI』を披露。力強く歌う原の歌声を、かたわらから支えるようにして今井が歌声を重ね、オーディエンスを魅了した。

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 続くアーティストは、nao。『神次元ゲイム ネプテューヌV』のオープニング曲『神次元! ふぉーちゅん・まてりある』を熱唱。さらにプレイステーション3版『カオスヘッド らぶChu☆Chu!』のオープニング曲『極上HEAVEN』では、曲の冒頭の早口部分を全力で歌い上げる。「息切れ半端ねぇッス(笑)」と語ったnaoは、「“迷う”ほうの“迷曲”ができました(笑)」とおどける。さらにnaoは、fripSide時代の楽曲『flower of bravery』をアツく歌い上げ、観客を盛り上げた。naoからバトンを託されたのは下田麻美。登場するなり、会場が黄色に染まると、その会場の様子に喜びを爆発させる。『awake』を披露した下田は、自身の誕生日を記念して“下田麻美ファンCD”をリリースすることと、CDの発売に先駆けて下田の誕生日である2013年1月30日に"発売記念バースデーイベント”を開催することを発表。「下田麻美に縁のあるゲストも来てくれる予定です!」とバッチリ宣伝をしたところで、シングル『awake』に収録された楽曲『もう一度』を気持ちを込めて歌い上げた。

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 PSP用ソフト『キミカレ~新学期~』のエンディング曲『初恋リズム』で登場したのは、marina。同曲を歌い上げると続いてPC用ソフト『少女神域∞少女天獄』のオープニング曲『キミ∽ツナグ』を熱唱。TOKYO DOME CITY HALLにその歌声を響かせた。長谷川明子は、すべての人類に向けた応援歌『ミラクルエール』で会場の熱気を上げると、会場のスクリーンに同曲のPVの一部が流れていたことに触れ、「私服ではあまりスカートを履かないので、スカートは貴重ですよ」と当日の衣装のポイントを語った。続けて『Dear my Angel』をしっとりと歌うと、バクステ外神田一丁目のステージへ。“Live5pb.”への参加は初となる彼女らは、『プロデュース』を披露。全員がピッタリと揃ったダンスと、ADなぎさの存在感で会場を圧倒した彼女らは、新曲『ヨロピク ピクヨロ!』と『飛び立て! スターシップ』でさらに会場を盛り上げた。アツくたぎった会場をさらに熱狂させたのが、流田Projectだ。アニソンカバーバンドとして人気を誇る彼らが披露するのは、驚異的な再生数で流田Projectを一躍有名にした『only my railgun』。続けて『Butter-Fly』を披露すると、特別ゲストとして彩音を呼び込み、彼女に提供した楽曲『cry out』を彩音ボーカル、演奏:流田Projectで披露し、1stステージの幕とした。

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 15分の休憩を挟み開始された2ndステージは、“『ロボティクス・ノーツ』トークコーナー”からスタート。原案・企画を担当した志倉千代丸氏が司会を務め、MAGES.の宣伝担当である高橋氏がアシスタントを務めるこのコーナーには、声優の木村良平(八汐海翔役)、南條愛乃(瀬乃宮あき穂役)、山本彩乃(天王寺綯役)が登壇。トークテーマが書かれたサイコロを振って、出たテーマについて語る“フィンクのおじゃり申せ!“という、お昼の番組で見たことがあるような自称オリジナル企画を展開。アシスタントの高橋が「スタッフが寝ずに考えた企画」と熱弁するも、志倉氏から「なんなら“おじゃり申せ”って“ごきげんよう”みたいな意味でしょ?」とツッコミを入れられていた。なお、“当たり目”という出目も用意されており、こちらが出た場合は会場の観客に“フィンクの詰め合わせ”という科学アドベンチャーシリーズに関連するグッズのセットがプレゼントされた。

 最初にサイコロを振った南條が当たり目を見事に出すという空気を読んだ展開を見せた“フィンクのおじゃり申せ!”のコーナー。“居ル夫。”というトークテーマでは、買ったものにすぐにタグをつけておけば部屋で失くしてもすぐに見つかって便利、ということを熱弁した南條だったが、木村の「そもそも画面に映っていないものにタグは出るんですか?」という質問に「よくぞ聞いてくれました。出ないから! 画像認識だから」と志倉によるツッコミが入り、南條の提案は却下されてしまった。“部活”というテーマになった木村は「サッカー部をやり、野球部をやり、隣人部をやり、いまはロボ部ですよ!」とテレビアニメ『ロボティクス・ノーツ』をアピール。同作のラジオ番組で、実在する二足歩行ロボットの格闘競技大会“ROBO-ONE”での優勝を目指し奮闘していることに触れると、「2013年2月にまた大会があります。『ロボティクス・ノーツ』の公式サイトで僕らのがんばりが観られるので、ぜひ観てください」と語った。最後の山本は“気になるキャラ”について語る。「皆さんが、“フラウちゃんの言っている意味わからないよね”っていつも言っているんですが、私はフラウちゃんが何を言っているのか理解しているので、その不思議な感覚を楽しみながら収録しています(笑)」と収録時のエピソードを披露。ちなみに、大徳淳和役の徳井青空も「だいたいわかる」と言っていたそうだ。原作のゲームに始まり、アニメやラジオ、コミックなど、さまざまな展開を見せる『ロボティクス・ノーツ』。「ゲームは未プレイでアニメだけ観ているという人は、ここから想像を上回る展開が待っていますのでぜひ期待してください」(木村)、「アニメを観て続きが気になった方はぜひゲームをプレイしてみてください」(山本)、「みんなで一生懸命楽しく作っています。いろいろ展開していますので、よろしくお願いします」(南條)と、今後もますます目が離せなさそうだ。

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 トークコーナーが終わると、アシスタントの高橋氏からの「皆さん、ポロリ的なヤツを期待しているんじゃないですかね?」という言葉に志倉氏も応じ、新情報をふたつ発表。ひとつは、アニメ『シュタインズ・ゲート』のBlu-ray&DVD BOXが2013年3月27日に発売されるという情報。2013年春公開の『劇場版 シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ』について、「クオリティーが高ぇんだと、角川書店の人が言ってくれって言ってました。これは僕の言葉じゃないですよ。角川の人の言葉です」と裏事情込みで作品クオリティーに触れた志倉氏。「『シュタインズ・ゲート』を知らない人が観たら“ぽかーん”ですよ。知らないと何もおもしろくないっていう。劇場できょとーんとしたい人はぜひ観に行ってください。そうじゃない人はちゃんとテレビシリーズを観るか、ゲームをプレイしてから観に行ってほしいです」とアピール。未見という人は、劇場版を観に行く前の予習用としてBlu-ray&DVD BOXを購入するのが得策なようだ。

 続いて発表されたのは、ゲーム『シュタインズ・ゲート』の最新作。タイトルは『シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム』。『シュタインズ・ゲート』で描かれた物語が、どういう形で収束していくのか、主人公の岡部倫太郎以外の視点で楽しむことができる、シリアス寄りの作品になっているという。より作品世界を深めた内容になるとのことなので、ファンは続報を期待して待とう。ちなみに発売日は2013年春を予定。プレイステーション3とXbox 360で発売される。

※『シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム』の公開時の様子について詳しくはこちら

 新情報も公開されたトークコーナーが終わると、再びライブパートへ。2ndステージの先陣を切るのは、もちろんZwei! テレビアニメ『ロボティクス・ノーツ』の主題歌『純情スペクトラ』をアツく、さわやかに歌い上げるとカップリング曲の『MONSTER』へ。会場をたぎらせたところで、Zwei恒例の「わっしょい」コールを挟み、プレイステーション3&Xbox 360版『シュタインズ・ゲート』の主題歌『拡張プレイス』を披露。「TOKYO DOME CITY HALLを揺らせ!」というボーカルのAyumuの言葉に応えるように、会場も一気に熱気を増した。続いて登場したfumikaは、テレビアニメ『ロボティクス・ノーツ』のエンディング曲を歌っている縁で“Live5pb.”に出演。映画『はやぶさ/HAYABUSA』主題歌『たいせつな光』を、その小さな体から発せられているとは到底思えないほどの圧倒的な声量で歌い上げた彼女は、2013年2月6日に自身初のアルバム発売、2月23日にワンマンライブが決定したことを発表。観客にその喜びを伝えた。アニメ『ロボティクス・ノーツ』のエンディング曲『海風のブレイブ』を気持ちよさそうに全身で歌い上げると、続いて登場したのはいとうかなこ。科学アドベンチャーシリーズつながりということで、プレイステーション3版『カオスヘッド ノア』のオープニング曲『カオスロジック』を情熱的に歌うと、プレイステーション3&Xbox 360版『ロボティクス・ノーツ』のエンディング曲『空の下の相関図』を披露。ゆったりと、ここまでのライブの熱を冷ますかのように歌い上げる姿が印象的だった。

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 『東京浪漫譚』を披露したのは、KENN。声優、アーティストとして活躍する彼がアツい歌声を響かせると会場にその熱が伝わる。「こんな素敵なライブに参加できて、僕自身すごくうれしいです。ありがとうございます」と語ると、『Pieces of My Wish』では、華麗な空中回し蹴りも披露し、会場を圧倒した。続いて登場した彩音は、『Divine_Beast』を披露。さらに、自身の代表曲でもある『Arrival of Tears』では、会場中が赤いサイリュームで埋め尽くされる。ふたりのダンサーとともにアツいパフォーマンスで会場を盛り上げた彩音のバトンを引き継ぐのは、HIMEKA。『Where I belong』を歌い上げた彼女は、「みんなー、やっほー!」と観客に挨拶。カナダ出身の彼女だが、日本語で「今日はこのステージに立たせていただいて、とっても光栄です。すごく大きいパーティーにみんな来てくれてとてもうれしいです! でも、ちょっと惜しいところがあって。皆さんの分のピザがなくて……」と最初こそ順調にライブの感想を語っていたものの、いつしかピザの話に。しかし、「このステージは私のデビューが決まったステージです。第2回アニソングランプリがここ(当時:JCBホール)で行われました。すごく懐かしいステージです」と当時のことを懐かしみつつ、再びそのステージに立てた喜びを語った。

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 続いて『神と悪魔と天使と私』をパワフルに歌い上げると、榊原ゆいへバトンタッチ。榊原が登場するなり、会場はピンクのサイリュームで包まれる。『Judge of a Life』を披露した榊原は、ここ数回の“Live5pb.”には『カオスヘッド』に登場するバンド“ファンタズム”のFESとして参加していたため「久々にMCができる(笑)」と笑顔。つぎの人にバトンタッチするために、ノリのいい曲を歌いますと宣言すると『恋の炎』を披露した。出演アーティストたちのバトンを最後に受け取ったのは、今井麻美。トリを務める彼女が披露するのは『Limited Love』。ノリのいい曲で会場を盛り上げると、今井も大いにはしゃぎまくり、エアギターに投げキッスを披露する場面も。自覚があったのか、MCに入った途端に「はしゃぎすぎたー(笑)」と笑顔を見せた今井は、「恐れ多いことにラストバッターを引き受けさせていただきましたー」と報告。「みんなの限界は底なしだねー。この調子なら来年も(“Live5pb.”を)開催できそうですねー」と次回開催にも期待を寄せた今井。最後に披露するのは、自身の3枚目のアルバム『Precious Sounds』の表題曲『Precious Sounds~風が残していった~』。イントロが流れ始めると、会場には同曲のイメージカラーである“金色”を表現した黄色のサイリュームが煌めき、伸びのある歌声で同曲を歌い上げる今井を照らし、幻想的な世界を作りあげた。

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 アンコールでは、彩音、アフィリア・サーガ・イースト、いとうかなこ/志倉千代丸が登場。『コンプレックス・イマージュ』で会場を盛り上げた彩音に続き、『飛行実習~learn To Fly~』でさらに会場をヒートアップさせるアフィリア・サーガ・イースト、そしてXbox 360版『シュタインズ・ゲート』のオープニング曲『スカイクラッドの観測者』で会場を熱狂させた、いとうかなこと志倉千代丸のふたり。盤石のセットリストでアンコールもアツく盛り上げ、“Live5pb.2012”を大成功へと導いた。

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■Live5pb.2012セットリスト
【1stステージ】
01. Find the blue/いとうかなこ/志倉千代丸
02. La*La*Laラボリューション~禁断無敵のだーりん~ニーハイ・エゴイスト/アフィリア・サーガ・イースト
03. SURVIVE!!/アフィリア・サーガ・イースト
04. 天ノ紅/原由実
05. HANABI/原由実 feat. 今井麻美
06. 神次元! ふぉーちゅん・まてりある/nao
07. 極上HEVEN/nao
08. flower of bravery/nao
09. awake/下田麻美
10. もう一度/下田麻美
11. 初恋リズム/marina
12. キミ∽ツナグ/marina
13. ミラクルエール/長谷川明子
14. Dear my Angel/長谷川明子
15. プロデュース/バクステ外神田一丁目
16. ヨロピク ピクヨロ!~飛び立て! スターシップ/バクステ外神田一丁目
17. only my railgun/流田Project
18. Butter-Fly/流田Project
19. cry out/彩音(バンド:流田Project)
【2ndステージ】
20. ロボティクス・ノーツ トークコーナー/志倉千代丸、木村良平、南條愛乃、山本彩乃、アシスタント:高橋克典
21. 純情スペクトラ/Zwei
22. MONSTER/Zwei
23. 拡張プレイス/Zwei
24. たいせつな光/fumika
25. 海風のブレイブ/fumika
26. カオスロジック/いとうかなこ
27. 空の下の相関図/いとうかなこ
28. 東亰浪漫譚/KENN
29. Pieces of My Wish/KENN
30. Divine_Beast/彩音
31. Arrival of Tears/彩音
32. Where I belong/HIMEKA
33. 神と悪魔と天使と私/HIMEKA
34. Judge of a Life/榊原ゆい
35. 恋の炎/榊原ゆい
36. Limited Love/今井麻美
37. Precious Sounds~風が残していった~/今井麻美
【アンコール】
En01. コンプレックス・イマージュ/彩音
En02. 飛行実習~Learn To Fly~/アフィリア・サーガ・イースト
Eb03. スカイクラッドの観測者/いとうかなこ/志倉千代丸

(photo:official&Daisuke Komori)