あえて言おう! 魂のこもったお豆腐であると!

 2012年10月2日(火・とうふの日)、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、相模屋食料主催による“相模屋食料 新型Gとうふ発表会・試食体験会”が開催された。“Gとうふ”は、「機動戦士ガンダム」とのコラボレーション豆腐。第1弾として発売された“ザク”がモチーフの“ザクとうふ”は、2012年の3月以降、累計約140万丁(140万機)を売り上げた人気商品となっている。第2弾となる今回は、ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ“ズゴック”の頭部をモチーフにした豆腐“鍋用!ズゴックとうふ”と、“ザクとうふ”の期間限定限定バージョン“ザクとうふ デザート仕様”が発表された。

▲ズゴックが入っているのは……お鍋。
▲鳥越淳司代表取締役社長。

 発表会では、相模屋食料の鳥越淳司代表取締役社長が登壇。今回のテーマ、“戦いの舞台は宇宙(そら)から地上へ”を発表し、こだわりぬいた新たな“Gとうふ”を発表した。

 最初に発表されたのは、“鍋用!ズゴックとうふ”。本豆腐は鍋料理に合わせて作られており、煮崩れしにくいのが特徴。たとえ煮崩れたとしても、“大気圏突入”のシーンを楽しめるニクい演出がちりばめられている。味は、水陸両用モビルスーツ“ズゴック”ならではの潮の香りをイメージした“ほんのり昆布風味”となっており、寄せ鍋やすき焼きなどさまざまな鍋に合う。また、家庭で楽しめるのはもちろん、一人鍋でも楽しめるサイズとなっているのが嬉しいところだ。

▲鍋用!ズゴックとうふ
▲本体(容器なし)
▲パッケージ
▲裏面

 容器は、前かがみの25.9(ズゴック)度の姿勢にしたことで、水面から連邦軍をうかがうズゴックの姿を再現。鍋を楽しみながらガンダムの世界観を堪能できるというわけだ。また、2012年の3月に発売され、好評を博した“ザクとうふ”付属の“ヒート・ホーク・スプーン”に続き、今回は“ズゴック・クロー・フォーク”を数量限定アイテムとして付属。このフォークはズゴックの両腕にある“クロー”をイメージして作られたもので、単体でも立脚可能とのこと。使用後に洗浄すれば部屋に飾ることもできるので、マニアにはたまらない一品となりそうだ。発売は2012年10月3日(水)より、関東地区を中心としたスーパーマーケットやショッピングモールなどで開始される。

▲ランドセル(背負っているもの)には“汚し”を入れてリアリティを追及。
▲こだわりぬかれた角度。
▲“鍋用!ズゴックとうふ”と、“ズゴック・クロー・フォーク”。
▲“ズゴック・クロー・フォーク”。単体でも立脚可能だ。

■“鍋用!ズゴックとうふ”概要
商品名:鍋用!ズゴックとうふ
発売日:2012年10月3日(水)
希望小売価格:オープン価格
規格:1機(170g)
発売ルート:関東地区を中心としたスーパーマーケットやショッピングモールなど
備考:数量限定アイテムとして“ズゴック・クロー・フォーク”を同梱

 続いて発表されたのは、“ザクとうふ”期間限定バージョンの“ザクとうふ デザート仕様”。こちらは3月に発売された“ザクとうふ”同様にザクの頭部をモチーフとした豆腐で、バニラテイストの甘い味に仕上げた“デザートタイプ”の“ザクとうふ”。砂漠(desert)とお菓子のデザート(dessert)をかけて作られた“砂漠専用”のザクとうふだ。容器の色は通常の“ザクとうふ”の緑色から、ガンプラで懐かしいスケルトンタイプに変更。中身のクリーム色(バニラ)をより際立たせる容器となっている。こちらは2012年10月3日(水)から2012年11月30日(金)までの期間限定での販売となっており、その間、通常の“ザクとうふ”(緑色・枝豆風味)は休売となる。

▲“ザクとうふ デザート仕様”
▲本体(容器なし)
▲パッケージ
▲裏面

■“ザクとうふ デザート仕様”概要
商品名:ザクとうふ デザート仕様
発売日:2012年10月3日(水)~11月30日(金)
希望小売価格:オープン価格
規格:1機(200g)
発売ルート:関東地区を中心としたスーパーマーケットやショッピングモールなど

 続いて、シャア・アズナブル役の声優、池田秀一と、スペシャルゲストのタレント・磯山さやかが登場。池田秀一は前回の登壇の際(→こちら)、“ザクとうふ”の感想について「日本酒に合わせて食べたい」と述べていたこともあり、今回、より日本酒に合う“鍋用!ズゴックとうふ”の登場について、「言ってみるものですね」と笑顔でにっこり。以前「機動戦士ガンダム」のゲームのCMに出演したことがある磯山さやかとともに“鍋用!ズゴックとうふ”と“ザクとうふ デザート仕様”を試食した。

▲シャア・アズナブル役の声優、池田秀一
▲タレント・磯山さやか

 “鍋用!ズゴックとうふ”を試食した感想について池田は、「“ズゴック”おいしい!」と少々滑り気味なギャグを披露しつつ、「水陸両用だけあって、調味料なしでもありでもどちらでも食べられますね」とコメント。磯山は「硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい食感です。食卓でこのお豆腐が出てきたら、ガンダム世代のお父さんたちはきっと喜びますね」と感想を述べた。

 一方、“ザクとうふ デザート仕様”については、池田いわく「酔い覚ましにちょうどいい」とのこと。磯山は一口食べるつもりが何口も食べてしまい、「おいしい!ほのかな甘さで甘すぎないですね。豆腐というよりも、本当にデザート。豆腐の苦手な人でも、これならぺろっと行けるかもしれません」と語っていた。ふたりは今回の試みについて聞かれると、池田は「やるなと思いました。半年前の“ザクとうふ”が、いまこうしてまた実現しているとは」とコメント、磯谷は「見た目からすごく凝っているなと思いました。お豆腐売り場に行くのが楽しみですね」と回答した。

 最後にひと言たずねられると、池田は「モビルスーツはまだまだたくさんあります。アイディア豊富で研究熱心な相模屋さんに、これからも期待しています。新しい量産型。できればこんどは赤系統のものを作っていただければ幸いです。期待しています!」と茶目っ気たっぷり。これには鳥越氏も思わず「まいったな~」というように顔をほころばせていたのが印象的だ。磯山からは「豆腐はとても健康にいいですので、ぜひこの機会に見た目を楽しみながら健康になってください」とメッセージが送られた。

▲試食会では大変おいしく頂きました。バサラ佐藤もご満悦の模様。
▲今回も“ジオラマレシピ”はばっちり! アーム・クローがいろんな食材で再現されているのに注目だ。
▲“ザクとうふ デザート仕様”は、ひと口目は驚くものの、ふた口めからは癖になるおいしさ。
▲“鍋用!ズゴックとうふ”は、あつあつお鍋のポン酢+鮭が大変おいしかったです。ごちそうさまでした。
▲会場で流されたプロモーションビデオ(?)。