各都市のアピールポイントも“ミス龍が如く5”が紹介
既報の通り、セガから2012年12月に発売が予定されている、『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く5 夢、叶えし者』に関連して実施された“ミス龍が如く5”の各都市代表が決定した。こちらの記事では、最終オーディションを終えたばかりのミス龍が如く5たちのよろこびのコメント、そしてそれぞれが担当する都市のアピールポイントを紹介しよう。また、シリーズの総合監督を務める名越稔洋氏からは彼女たちへのエールも貰うことができた。
【札幌地区 山下まみ】
――“ミス龍が如く5”に選ばれた、いまのお気持ちをお聞かせください。
山下まみ(以下、山下) 今回のオーディションを受けるにあたって、自分がこれまでのシリーズの合格者やほかの応募者の方たちとジャンルが違うことは、わかっていました。「無理そうかな」とは思っていたんですが、ゲームとアニメが好きなので、ゲームに出られるというのがすごく魅力的で、かなり一大決心して受けました。合格できて、本当にうれしいです!
――札幌のアピールポイントを教えてください。
山下 札幌と言うと、とにかく「食べ物がおいしい」と言われますが、人がのんびりしているのも魅力のひとつですね。私は東京に来ると、よく自動改札につまづいてしまって、後ろにいる人に不愉快な顔をされてしまうんですが、札幌の人たちの反応は少し違うんです。みんなやさしくて温かいので、とても住み心地がいいんです。なので、老後とかに住むには、絶対にいい場所だと思います!
【東京地区 菅 由彩子】
――“ミス龍が如く5”に選ばれた、いまのお気持ちをお聞かせください。
菅 由彩子(以下、菅) 正直、全然自信がなかったので、ビックリしています。でも、いちばんは、ホッとしています。本当に、ホッとしています。オーディションに応募したのが去年の11月、それから今日までずっと長い期間だったので……。これから“ミス龍が如く5”のお仕事がいろいろ始まるんですけど、そのドキドキの長い期間が今日で終わったので、やっと落ち着けると思います。
――東京のアピールポイントを教えてください。
菅 東京は、“最先端”がアピールポイントですね。いまだったらスカイツリーや、ファッションなどでしょうか。とにかく流行のいちばん先を行っている地区なので、私もその地区の代表として、最先端を走っていけるように、がんばっていけたらいいなと思っています。
【名古屋地区 村井美希】
――“ミス龍が如く5”に選ばれた、いまのお気持ちをお聞かせください。
村井美希(以下、村井) 私が名古屋の中で選ばれるなんて、本当に思っていなくて。まわりの方々、すごい強敵だなと感じていました。でも、投票してくださった方々や、名古屋のみんなから応援してもらっていたので、「がんばらなきゃいけないな!」と思って、全力を尽してきましたが、応援をいただいているうちに、プレッシャーはもちろん、自分の中でもハードルが高くなっていって……。「もしオーディションに落ちたら、どうなるんだろう」とか、すごい考えました。がんばったぶん、名古屋代表に選ばれてすごいうれしいですし、これから名古屋のいいところや、おすすめの場所などをアピールしていきたいと思います。
――名古屋のアピールポイントを教えてください。
村井 名古屋と言ったら、“八丁味噌”なんですよ。“名古屋=味噌”で、おでんやカツなどに味噌を付けるんですけど、ほかの都道府県の方はあまり付けないですよね? だけど、名古屋はとりあえず、カツにも味噌を付けたりとか、いろんな食べ物に味噌を付けます。とくにおすすめな食べ物が、味噌なんです。“味噌”がおいしい。本当に私、味噌が大好きで。なかでも揚げ物に味噌、私はすごく合うと思います。濃い味が好きな名古屋人だったら、本当に大好きだと思います!
【大阪地区 児玉菜々子】
――“ミス龍が如く5”に選ばれた、いまのお気持ちをお聞かせください。
児玉菜々子(以下、児玉) 正直自分の中で、大阪って激戦区やなと思っていました。まわりの人たちにもすごい「激戦区だ」と言われたので、「どうしよう、どうしよう……」って不安になっていましたね。あと、私が“恵比寿マスカッツ”のメンバーということで、まわりからのプレッシャーもすごくて……。ファンの方とかみんなも「投票したよ!」ってすごい言ってくださるなか、「無理やったら、期待を裏切ることになる」と。そんな葛藤の中で、本当に“ミス龍が如く5”がいちばん獲りたかった“ミス”なんですよ。だから、何が何でも獲りたいっていう気持ちで、生れて初めて、本当にすごいがんばりました。だからいま、とてもうれしいです。発表前から泣きそうになって……、もうほんま泣きそうになって……めっちゃうれしいです!
――大阪のアピールポイントを教えてください。
児玉 大阪は、なんと言っても“人柄”がアピールポイントになっているんです。実際に来ていただいて実感してほしいんですけど、その辺を歩いている人に話しかけるだけでも、その歩いている人がアピールになるくらい。本当に、人がみんなアピールポイントなんですよ、大阪は。とくにミナミ、道頓堀周辺に行っていただければ、すごく大阪を感じられるんじゃないかなと思っています。大阪のいいところ、いろいろ紹介していきます!
【福岡地区 七海れな】
――“ミス龍が如く5”に選ばれた、いまのお気持ちをお聞かせください。
七海れな(以下、七海) もう本当に、自分が受かると思っていなかったので、すごいビックリしています。絶対受からないだろうと思って、9月に旅行の予定とかを入れていました。でも、“ミス龍が如く5”のほうが大事なので、キャンセルします。
――福岡のアピールポイントを教えてください。
七海 福岡は、食べ物が本当においしくて、人がすごくやさしくて、お祭りごとも多いです。7月には、“山笠”っていうお祭りがあるんですけど、男の人がみんなふんどし姿になって、お尻ばっかりいっぱいになるんですよ。神輿でぶつかり合いをするんですが、そういうお祭りが多いからこそ、すごい仲間意識が強かったりとか、人がやさしかったりするんだと思います。食べ物も何を食べてもおいしいですし。あと、屋台! あれだけの屋台が並ぶと、皆さん驚かれると思います。休日の夕方になると、観光客の方で道が歩けなくなるくらいです。福岡は、本当におもしろい場所だと思いますよ。
【総合プロデューサー 名越稔洋】
――“ミス龍が如く5”の5名が決まりましたが、どのようなお気持ちでしょうか?
名越稔洋(以下、名越) オーディションそのものは、今回が初めてではないんですけども、彼女たちにとっては初めてのことなので、毎回フレッシュな気持ちで見届けるようにしています。少し親目線というか、正直そういった気持ちはありますね。
――名越さんから彼女たちへエールを送るとしたら、どんな言葉をかけたいですか? また、彼女たちとどのようなお仕事をしていきたいとお考えでしょうか?
名越 もともと『龍が如く』シリーズ自体が、タイアップをたくさんやったり、タレントさんをキャステイングしたり、コラボレーションをやったりと、いろいろな仕掛けをしてきました。日本が舞台というめずらしい設定上、ユニークなことをいろいろやりたかったんですね。そのなかのひとつに、“ゲームに参加できる”という企画があったんです。それがみんなに受け入れられて、いまにつながっています。そういうふうに、ゲームを買って、タイトルとユーザーが出会う一期一会と、ゲームの中のイベントシーンで、キャラクター同士やユーザーが出会う一期一会。俺は、こうしたユーザーとのさまざまな一期一会が積み重なっていくことで、作品自体にエネルギーが入っていく気がしているんです。もちろん、いろんなゲームがあって、いろんな考えかたがあるんですが、俺はその一期一会を支えてくれる人がいる以上は、これからもその機会を作り続けていきたい。そして、これまでのシリーズのオーディションで選ばれてきた子たちのように、今回選ばれた“ミス龍が如く5”の子たちも、『龍が如く5』が1本でも多く売れるように、世の中にいっぱい広まるようにと、自分なりに作品を解釈し、努力をしてくれると信じています。すでにテレビCMの話もありますし、ほかにもたくさんの企画があると思いますが、作り手と互いにアイデアを全部出し合いながら、いいプロモーションをしていきたい。単純に作品をアピールしてもらうだけだったら、タレントさんにお願いしてもいいんです。だけど、俺ら作り手側と、『龍が如く』シリーズに関わってみたい、『龍が如く』シリーズが好きだと言える人どうしが組むからこそ、見せられるものがある。そんな仕事をいっしょにしていきたいです。