日本サービスも決まってくれぇ!

軋む機体に魂を燃やせ! 超絶メカFPS『Hawken』E3デモをプレイ!【E3 2012】_01

 いよいよロサンゼルスで開幕したE3 2012。映像配信サイトTwich TVのブースでメカFPS(一人称視点シューティング)『Hawken』の試遊台を発見!

 2012年12月12日のサービス開始を発表している本作は、基本プレイ料金無料のPC用オンラインゲーム。その超絶グラフィックから注目度も高く、NVIDIAがクラウドゲームの新技術“NVIDIA GeForce GRID”をデモする際に使ったり、実写トレイラーを公開したりと、プロモーションが精力的に展開されている。

 試遊台では、ごちゃごちゃした未来都市を舞台に、兵装がプリセットされたいくつかの機体で出撃し、戦うことができた。基本となる機体はライトとミディアムで、製品版にはヘビーも登場する予定。武器にはマシンガン、ライフル、ロケットランチャーのほか、特殊な兵装も。ミディアムを基準にすると、ライトは素早く、ブーストの持続時間も長いといった特徴があり、会場ではまだ機体の動きに慣れていないため、通常動作の範疇で撃ちあうシーンがほとんどだったが、ブースト機動をマスターすることで、ライトがもっと活躍できそうな印象だった。
 また、機体は回復を行う機能もついており、周囲に敵が居なければボットを出して修理できる。一撃死のようなものは見た限りなかったので、クランメンバーが回復中の仲間を守ってやることで、かなり戦い続けられそうだ。

 実際にプレイしてみると、やはり最初はその美しいグラフィックに目が行くが、ガッシャンガッシャンと機体を軋ませながら動かし、重低音とともに弾を叩き込んでいくゲームプレイに自然と惹きこまれていく。本誌取材によるとどうやら日本へのパブリッシング権の販売を交渉しているようだが、メカもののオンラインゲームがサービス中止となったゲームヤロウの『鉄鬼』以来、ゲームポットの『ギガントマキア』でも受難が続いている中、出来れば海外とタイムラグないタイミングで決まってほしいところ。