MVPは印象的な活躍を見せたk1選手に

『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_01

2012年5月3日から5日にかけて、ベルサール秋葉原で開催中の秋葉原PCゲームフェスタ。開催2日目となる4日は、地下1階のステージで『クロスファイア』の年間大会、“CROSSFIRE CHAMPIONSHIP 2012 season2”のオフライン決勝が行われた。

この大会は、チャンピオンクラン制度なる独自のシステムを用意している。これは、トーナメントを勝ち抜いたクランが前シーズンまでの優勝クランにチャレンジマッチを行い、勝者がシーズンのチャンピオンとなり、賞金30万円を得るというもの。今回の場合、オンライン予選を勝ち抜いた4クラン(ばきゅ~ん東、LoverAble、spline、Infinity)が準決勝と決勝を行い、勝者がSeason1のチャンピオンであるHollowMellowと対戦することになる。

『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_06
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_07
▲大会前には、前シーズンのチャンピオンからのトロフィー返還が行われた。
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_02
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_03
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_04
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_05
▲会場内ではリアルガチャなどの催し物のほか、ゲーミングデバイスメーカーのSteelSeriesやマウスパッドメーカーのARTISANによる出展も。

準決勝第1試合 ばきゅ~ん東 対 LoverAble

準決勝のマップはSub Base。有利とされる攻撃側からスタートしたばきゅ~ん東が順調にラウンドを取っていき、3ラウンドを立て続けに先取。しかし、LoverAbleも第4ラウンド、Aサイトの攻防を制して1ラウンドを取り返す。キーとなったのは続く第5ラウンドだ。AluMiNum選手が1対2の不利な状況から、C4爆弾を取りに行く。ここでC4が落ちている場所の奥をクリアリングしに行き、左右に隠れていた選手を2連続で倒して逆転勝利。流れを譲らなかったばきゅ~ん東は、その後もラウンドを重ね、防御側にまわってからも優位に試合を進め、合計ラウンド数7-1でばきゅ~ん東が決勝に駒を進めた。

準決勝第2試合 spline 対 Infinity

splineの攻撃側でスタート。splineが序盤から勢いよくサイトに入って行き、世界大会出場選手が集まった地力の強さを活かしてラウンドを取っていく。しかし、Infinityも粘りを見せて、splineの3-2まで盛り返す。第6ラウンド、InfinityはFalsetto選手がロッカーに隠れる作戦がハマったかのように見えたが、1人倒すも残りは削り切れない。ラウンドタイに持ち込めず4-2に。splineは防御側に入ってからもラウンドを重ねていって、8-2でsplineが勝ち、決勝のカードはばきゅ~ん東とsplineに決定。

決勝 ばきゅ~ん東 対 spline

決勝のマップはANKARA。splineが攻撃側でスタートする。splineは、コンパクトなマップだった準決勝では機動性が減るのを嫌がってスナイパーを1人にしていたが、マップが広い今回はdelave選手とk1選手の2名体制に変更。
k1選手は臨機応変にアサルトライフルも使いながら戦い、第1ラウンドから4キルの絶好調で、第4ラウンドまで10キル1デスという圧倒的な強さを見せる。splineは第6ラウンド、Aサイトを5人で守りに出たばきゅ~ん東を挟み込んで倒し、前半を1-5で折り返す。続く第7ラウンド、攻撃側にまわったばきゅ~ん東はMajesty.選手が3キルを取るも、何とか2対2の状況にしたsplineがDahLIA選手とkasumi選手がうまくカバーしあって倒し、逆襲の芽を与えない。splineは続く第8ラウンドも取って勝利し、いよいよチャンピオンが待つチャレンジマッチへ。

チャレンジマッチ HollowMellow 対 spline

第1マップ EAGLE EYE

3マップ中2マップ先取のルールで行われたチャレンジマッチは、第1マップのEAGLE EYEでsplineの攻撃側からスタート。これで本日3連続で攻撃側からスタートのsplineは、delave選手、k1選手を中心にひたすら攻め、ラウンド数を0-4と大きくリードする。
しかしチャンピオンも負けてはいない。NoriseN選手、eferi選手を中心にラウンドを取り返しはじめ、攻めあぐねるようになったsplineを逆に飲み込み、3-4へと盛り返す。
何とかもう1勝して3-5のリードで折り返したsplineは、後半になっても調子のいいk1選手と、急激にノッてきたDahLIA選手が活躍。一方のHollowMellowも、NoriseN選手、eferi選手を中心に粘り、簡単にやらせない。最終的には6-9でsplineが第1マップを勝利したが、NoriseN選手が1対3の絶望的な状況から巧みなコントロールで連続キルを決めたかと思えば、splineのAxine選手が逆に人数差のある状況でAサイトの上に一瞬見えた頭を脅威の2連続ヘッドショットで沈めるなど、数字以上に肉薄した戦いが展開されていた。

第2マップ MINE

またしてもsplineの攻撃側でスタート。kasumi選手が好調で、0-3と一気にラウンド差をつける。だが、BサイトへのラッシュをHollowMellowが完全に食い止めた第4ラウンドから状況は一変。Ayatsuji選手、NoriseN選手らの活躍で、逆に3タテを決めて3-3まで持ち直す。
第7ラウンドも2対1の状況に追い込んだHollowMellowだったが、ここで絶体絶命のk1選手が、1人倒してからのとてつもないスピードのフリックショットを決め、まさかの2人抜き。だが、結果的に直後の2ラウンドを落とし、splineは5-4で逆にリードされて折り返すことになってしまう。
後半戦の序盤は、HollowMellowはQwake選手、splineはAxine選手がキルを重ね、3ラウンド以上の差がつかない好勝負。NoriseN選手が再び絶妙なコントロールを見せて8-6とリードするも、ここからsplineの逆転劇が始まる。後がない15ラウンド、splineは逆にラッシュを仕掛けて勝利し、続くラウンドで8-8のタイに並ぶ。そしてチャレンジマッチ勝利のリーチをかけた第17ラウンド、splineは何とセンターから一気に詰めるという作戦に出た! この賭けがハマり、Axine選手がキルを重ねて終了。オフライン大会慣れしている強豪選手が揃ったsplineが、自力の強さを信じ、個々の役割遂行に徹して新チャンピオンとなった。何とMINEはほとんど練習していなかったというのだからすごい。MVPには、印象的な活躍を続けたk1選手が選ばれた。

『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_12
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_13
▲決着の直後、抱き合って勝利の喜びをわかちあうsplineメンバー。その後クランリーダーのkasumi選手はHollowMellowの健闘を讃えに行った。
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_16
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_17
1位:spline
MVP:k1選手
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_15
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_14
2位:HollowMellow
3位:ばきゅ~ん東
4位:Infinity、LoverAble

 なお、ステージでは直近のアップデート情報も公開された。新武器の実装スケジュールのほか、ゴーストマッチを使った初のオフライン大会“CrossFire Ghost Challenge 2012”も発表に。エントリーは5月23日より開始される。そのほか、近日中に合計100万IDを突破することを受けて、5月16日から記念キャンペーンが開催される。期間中は経験値&GPが100%アップするほか、プレゼントなども毎日用意されるとのこと。

5月9日実装:9A-91
5月9日実装:Remington870-Knife
5月23日実装:Sterling
6月13日実装:Tantal Wz.88

『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_08
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_09
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_11
『クロスファイア』年間大会第2シーズンは、激闘の末splineが新チャンピオンに決定!_10