新キャラクターを演じるのは森谷里美！
2012年5月3日～5月5日の期間、徳島県徳島市で開催されたアニメやゲームなどのエンターテインメントイベント“マチ★アソビ vol.8”。2012年5月4日にufotable CINEMAにて行われた、ガストのプレイステーション Vita用ソフト『シェルノサージュ ～失われた星へ捧ぐ詩～』（以下、『シェルノサージュ』）トークショウの模様をお届け。
キャスト陣から、イオナサル・ククルル・プリシェール（イオン）役の加隈亜衣、テレフンケン役の阿久津加菜が登場するほか、「秘密のゲストが登場する」ということだけ明かされていた今回のイベント。そんな隠されていたゲストのひとり目は……イオンちゃん！
スクリーンに映し出されたのは、海辺でほほ笑むイオンの姿。納谷氏が「イオンちゃんのために100人ものお客さんが集まってくれたよ」というと、「ええ～、100人！？ 恥ずかしい……」と恐縮していた。
『シェルノサージュ』は、7次元先の世界にいるというイオンと、プレイステーション Vitaを介してコミュニケーションを取るというゲーム。納谷氏は、「実際にイオンが7次元先にいることを証明するために、リアルタイムで質問してみてください！」と来場者に呼びかけた。そこで、来場者が「行ってみたい場所はどこ？」と聞くと、「徳島に行ってみたいです」と空気を読んだ回答。「好きな人と行きたいの？」と問いには、「ええ～、そんなのわからないけど……」とまたまた恥ずかしがってしまった。さらに畳みかけるように「好きなタイプは？」と尋ねると、「なんでそんな恥ずかしいこと聞くの？ ……やさしい人かなぁ……」と答えていた。
イオンへの質問タイムはここで終了し、お次はイオン役の加隈亜衣と、テレフンケン役の阿久津加菜が登場。
『シェルノサージュ』がデビュー作にあたる加隈は、イオン以外のキャラクターのアフレコをすべて見学したという。阿久津の演技はどうだったか、と聞かれると、「嘘偽りなく惚れそうでした」と大絶賛。これを聞いた阿久津は、本気で照れていた。加隈の演技について、阿久津は「イオンちゃんって、わりとまんま加隈ちゃんですよね。ふわふわしたところ」と、加隈がいかにイオン役にぴったりかを語った。
続いて、ゲーム発売（2012年4月26日）から約1ヵ月後に配信予定の第2話の話題に（『シェルノサージュ』は、ネットワークを通じて新しい物語が配信されるシステムをとっている）。第2話からは、内田真礼が演じるネィアフラスク（ネイ）が登場し、7次元先の世界がどんな場所なのかがだんだんとわかってくる内容になるという。
ここで、第2話から登場する、ネイとは別の新キャラクターが初お披露目！ 名はパラライノ、通称パリ―。『シェルノサージュ』の世界に存在するふたつの派閥、天文と地文のうち、天文の区長を務めているという。
このパリ―を演じる、声優の森谷里美が第2のシークレットゲストとして登場！ 森谷はパリーについて「まじめで、頭が固いところがある」と語る。「森谷さんに似てないよね？」と納谷氏がつっこむと、「私はA型で、細かいところもあるんです！ パリ―はOLだったころの私に似ています（笑）」と返していた。
また、第2話では、テレフンケンのペット感が増したり（よりイオンのためにがんばるようになる）、それぞれのキャラクターの信念のぶつかり合いが描かれたりするとも語られた。イオンは「必死にがんばっている」（加隈）とのことなので、配信を楽しみに待っていよう。
さて、楽しいトークショウももうすぐ終わり。そんな締めの雰囲気の中、加隈が「全員でトントンしたい」と台本にないことを言ったため、納谷氏が混乱！
じつは、イベント前半でイオンを呼ぶ際、本当は来場者全員でトントン（プレイステーション Vitaをタッチして、イオンを呼ぶこと）するはずだったのだが、手違いで先に映像が出てしまったのだという。そのリベンジのための提案だったが、突然すぎるのと、加隈の「せーの」という合図が唐突すぎて、足並みが揃わない結果に。加隈は満足できず、「もう一度やりましょう！」と再度トントンを依頼！ 台本外のことで探り探りではあったが、今度は無事に「トントン」と全員の声が揃い、イベントは幕を閉じた。
