酒井プロデューサーへ、ファンからの質問を直撃!

 イベントのステージには、『ファンタシースターオンライン2』(以下、『PSO2』)プロデューサーの酒井智史氏と、ディレクターの木村裕也氏が登場。まず行われたのは、イベント中に来場者より寄せられた『PSO2』への要望や質問を、ゲームメディアの記者が代表して、酒井氏と木村氏へ投げかける“開発チームが皆さんの質問に答えちゃうぜ!”というコーナー。質問の集計時間はとても短かったにも関わらず、集まった質問数なんと124通! そのうちの4通を厳選して、公開質問することになった。ちなみに、ファミ通.comとファミ通コネクト!オンからも、こっそり記者が参加しましたよ。

『ファンタシースターオンライン2』酒井P&木村Dがファンの質問に回答! 新フィールド最速プレイリポートも_01
『ファンタシースターオンライン2』酒井P&木村Dがファンの質問に回答! 新フィールド最速プレイリポートも_02
▲雨模様にも関わらず、秋葉原の会場は満員! ラッピーを見て興奮しているお子さんの姿も。

質問1:シンボルチャットも、キャラクタークリエイトと同じようにオフラインで作り込めるようにできませんか?
 シンボルチャットとは、さまざまなパーツを組み合わせて作った絵や記号を、コメントとして画面に表示する『PSO』シリーズならではのシステム。凝ったシンボルを作りたい場合は時間がかかるため、オフライン時に落ち着いて作成したい人が多かったようだ。「クローズドβテスト終了時に、同様の要望が多く寄せらたので、検討したいと思います。あと、シンボルチャットのコンテストも開催してみたいですね」(木村氏)また、酒井氏は「本当に凝ったシンボルを作成している方が多数いらっしゃいますが、それらを作っている過程も見てみたいです」とコメントした。クローズドβテスト中にプレイヤーが作成したシンボルチャットのデータも、オープンβテスト以降に引き継げるようにすることも検討しているとのことだ。

質問2:シップ(サーバー)間でキャラクターを移動させたいのですが……?
 この質問については、「キャラクターの移動については、実装したいと考えています」(木村氏)という頼もしいコメントが。キャラクターの移動が実装される時期や、アークスキャッシュ(課金コンテンツで使う通貨のようなもので、単位は“AC”。ちなみに、1AC=1円という換算)が必要になるのかは未定のようだ。

質問3:胸の揺れはオン・オフできませんか? また、胸元を意識した衣装の追加も期待しています!
 質問と同時に会場は爆笑の渦に包まれたが、「揺れをオフにする機能については、現状は予定しておりません(笑)。衣装については、胸やお尻を強調したものが、かなり多くデザインしています。ぜひご期待ください」(木村氏)とのこと。セクシーな衣装がたくさんあるそうなので、正式サービスの開始後はACを奮発するプレイヤーが増えるかも?

質問4:クローズドβテストでは8種類の武器が使えましたが、今後新たな武器が追加される予定はありますか?
 「正式サービスの開始時は、ガンスラッシュ、ソード、ワイヤードランス、アサルトライフル、ロッド、パルチザン、ランチャー、タリスの8種類からスタートしますが、近いうちに種類を増やしていく予定です」(酒井氏)。「具体的にどんな武器が追加されるのでしょうか?」という突っ込んだ質問に対しては、シリーズ定番の武器であったダブルセイバーとナックルが追加されるという、ファンにはうれしいコメントが! そのほかの武器の追加も大いに期待できそうだ。

サービス開始に先駆けて、新フィールド“砂漠”をプレイ!

 続いて、イベントの第一部で公開されたばかりの新惑星”リリーパ”のステージの実践プレイが、質問コーナーに登場した記者らが参加する形でステージ上で行われた(新フィールドの詳細はこちら)。砂漠というから、だだっ広い場所かと思いきや、文明の残骸が複雑な地形を構成しており、高低差のある地形でが印象的。ダーカーに滅ぼされた文明の機械兵器が徘徊している星という設定どおり、さっそく機械兵器らしき敵“スパルガン”が出現! エマージェンシートライアル(ミッション中に発生するクエスト)“グワナーダ殲滅”が発生したので、パーティメンバー(酒井氏+ほかのメディアの方々)と協力して戦うことになった。記者はレンジャーを操作していたので、未知の戦場での戦いにビビりつつジャンプ撃ちをくり返していました。チキンプレイですいません!
 ほかのフィールドと異なるところは、砂嵐で遠くが見えなくなること。レーダーを確認し、仲間とはぐれないよう、慎重に進んでいくことにする。無事にエマージェンシートライアルを達成し、風景に見とれたりサボテン(地形)を撃ったり、新たなエマージェンシートライアルを達成したりしながら進んでいくと、機甲種のギルナスが出現。ザコ扱いなのにデカくて強い! いわゆる中ボスのポジションだろうか。レンジャーの特徴を活かし、視点を“TPSスタイル”に切り換えて弱点らしき部位を狙ってみる……が、なかなか当たらない。こっち向け!

『ファンタシースターオンライン2』酒井P&木村Dがファンの質問に回答! 新フィールド最速プレイリポートも_03
▲ロボットアニメに出てきそうな敵、ギルナス。記者のキャラクターは、画面外からチクチクとマシンガンを撃ってました。

 何とか2体のギルナスを倒し、さらに進むとボス“グワナーダ”が2体登場。アリジゴクのように大きな鎌状の顎を持った強敵だ。周囲の地形から触手で攻撃したり、プレイヤーキャラクターのひとりに食いついて拘束したりと、バリエーション豊かな攻撃を仕掛けてくる。触手には赤いコアがあり、ここを狙って触手の数を減らすと有利に戦えそうだ。しかし、数が多いうえに記者の腕前がアレなので、なかなか思うようにいかない……。多人数でプレイするときは、互いのフォローが重要となるのかも? しかし、酒井氏の操作していたキャラクターが倒れてしまい、体験プレイは惜しくも失敗で終了! うーん、残念。サービス開始後は、ぜひ皆さんの手で仇をとってください!

『ファンタシースターオンライン2』酒井P&木村Dがファンの質問に回答! 新フィールド最速プレイリポートも_04
『ファンタシースターオンライン2』酒井P&木村Dがファンの質問に回答! 新フィールド最速プレイリポートも_05
▲触手が厄介なグワナーダとの死闘。リハーサルなしの初見にしては、わりと善戦していたと思いたい!

(C)SEGA ※画面は開発中のものです。