ファンとともにWin-Winな関係を築いた!?
4月が誕生日の声優・山本彩乃と森谷里美のバースデーをファンとともにお祝いし、楽しむイベント“山本彩乃・森谷里美のお楽しみ大感謝祭♪ ふたりのバースデー”が、2012年4月29日（日）、パセラリゾーツ渋谷グランデにて開催された。
「あやのーん」、「さとみーん」という掛け声に迎えられて登場した“あやのん”こと山本彩乃と“さとみん”こと森谷里美。「休日のこんなお昼からお集りいただきありがとうございます」（山本）と挨拶して会場を沸かせた。
イベントでは、山本と森谷に関する問題に○×形式で答えていくクイズ大会や、ファンとのジェンガ大会などで盛り上がる。クイズ大会では、「山本の私物のiPhoneは黒である」、「山本がイチバン好きな飲み物は黒烏龍茶である」といった問題でファン度をチェック。しかし、森谷は「森谷の好物はカレーである」、「森谷の出身地は山形県である」というプロフィールを紹介するような問題となっており、山本から「森谷さん？ 森谷さん？」とツッコミを入れられる場面も。フリータイムでは、ファンとジェンガ対決に挑む。ファンとともに真剣勝負に挑んだふたりは、9回の対戦で山本が4回失敗、森谷が2回失敗という結果に終わった。
続いて“山本vs森谷のゲーム対決”へ。同コーナーでは、“借り物競走”、“ストップウォッチぴったんこ！”、“ホットドック早食い対決”を実施。“借り物競走”では縁なしメガネやキャラクターキーホルダー、金額の高いレシートといったものをファンから借りて、早く戻ってきたほうが勝利という内容。森谷が縁なしメガネとキャラクターホルダーで2連勝すると、逆転のために“金額の高いレシート”で5000円以上の差がついたら山本が逆転勝利となるというルールで対決。1万円分のレシートを持ってきた森谷に対し、山本は6万円分の買い物をしたレシートをゲット。逆転勝利を収めた。続く“ストップウォッチぴったんこ！”は、ストップウォッチを見ずに指定の秒数により近い秒数でストップウォッチを止められたほうが勝ちとなるゲーム。10秒、20秒、30秒と3回にわたって対決を行ったのだが、途中から相手の妨害に終始する流れとなり、最後は会場中を駆け回りながらゲームを展開。結果は山本が2勝を収めて勝利した。最後は“ホットドック早食い対決”。こちらは山本の圧勝によって終わり、ゲーム対決は山本が勝利を収める結果となった。罰ゲームはウサ耳をつけるというもの。負けた森谷は恥ずかしそうにウサ耳姿で登場すると、会場から歓声が沸き起こる。さらに、山本から「語尾に“ぴょん”ってつけて！」と言われた森谷は恥ずかしそうに「あやのんなんか嫌いだぴょん」とひと言話すと、さらに会場を沸かせた。
イベントの終盤は、“みんなで歌おうカラオケ大会”。99年代のヒットソングメドレーを披露すると、ア二メファンお馴染なじみの「『涼宮ハルヒの憂鬱』」から『ハレ晴れユカイ』、二人ふたりとも親交もの深い声優の今井麻美の『フレーム越しの恋』の2曲でファンといっしょに大いに盛り上がった。最後は、それぞれが手作りしたというプレゼントをファンに手渡し、ハイタッチで送り出した。
イベント終了後、山本と森谷のふたりからコメントをいただいたので、そちらもチェック！
――イベントを終えて、いまの感想を伺えれば。
山本彩乃（以下、山本） どうでしたか？（笑）
森谷里美（以下、森谷） 聞くんだ（笑）。
山本 誕生日イベントをやるのは初めてだった？
森谷 初めてだった！
山本 私もたぶん初めてだったと思う。何かにつけてサプライズで「おめでとう！」というのはあったけど、“誕生日イベントです”って銘打ってやったのは初めてでしたね。
森谷 しかも、ふたりで考えていた内容とも、またちょっと違う展開だったんだよね。
山本 自分たちで考えていた内容は、のほほーん、のんびりー、あははー、みたいな（笑）。だってだってジェンガって言ったら、もっとシーンとした状態で、「あ、そこちょっとダメですね」とか冷静に観察しながらやるのがジェンガじゃないですか。
――いやいや、もっと盛り上がるものですよ（笑）。パーティーゲームですから。今日のイベントみたいな盛り上がりかたがふつうじゃないですか？
山本 そうなのー!? ふつうはジェンガってあんなに盛り上がるものなんですか？ 揺らしたりすると殴られるような真剣なゲームだと思っていました。さとみんは、ジェンガ初めてだったんでしょ？
森谷 初めて！ 楽しかった!!
山本 初めてのジェンガがこれだと恐怖を覚えたと思うんだけど（笑）。
森谷 あのね、ルールがイマイチわからなかった（笑）。
山本 今日は、いろいろ新ルールがたくさん開発されてたよ。ホントは3つ乗せなきゃいけないんだよね。十字とかはダメで。
森谷 縦に乗せてたりもしたよね。あれ、すごかった。
山本 ホントは最上段に3本乗せていかなくちゃいけなくて、その3本をどこから抜いてもいいっていうルールなんだけど、みんなが私たちに失敗させようとして、いろんな置きかたをしてがんばってた（笑）。さとみんは何回倒した？
森谷 私は……2回ぐらいかな？
山本 意外と少ない！ すごかったじゃん、そっちのジェンガ。
森谷 でもね、テーブルごとに考えかたが違っていて、みんなで「あれ行けるよ、あれ行けるよ」って教えてくれるチームもあったし、最初から1本残しで攻めていくところもあったし。
山本 みんなで協力して教えてくれるチームは、半数が初めてジェンガをやるっていう人たちでしたね。そのほかは、私やさとみんを陥れようとしてて（笑）。「ダメだよ、ここでがんばらないと、あやのんが倒せないじゃないか！」って（笑）。
森谷 そっか！ そういうことだったんだ！ 自分に回ってくるときは、やけに際どい状態になってるなって思ってたんだけど、順番のせいだと思ってた。
山本 気づいてなかったんだ！（笑） 違うよ。ジェンガを倒しちゃうさとみんを見たかったんだよ、みんな。
森谷 そうだったのかー。
――イベントでは、ジェンガもありつつ。
山本 対決もありつつ。
森谷 レシートの借り物競走で、対決のときは、結局近くにいた方のレシートをもらってステージに戻ったんだけど、ほかに「自分は高いですよ！」って言ってくださった方で、「自分のレシートだったらこれぐらいだったのに！」ってあとから見せてくださったのが、10万円越えしているレシートで。
山本 えー！ 何のレシート？
森谷 テレビを買ったレシートでした。あれさえもらっていれば……。
山本 残念だったねぇ。
森谷 もっといろいろな人のを確認すればよかった……。
山本 でも、そのあとも随分かけずり回ったよね、お客さんの席を（笑）。
森谷 走り回ったねー（笑）。
山本 ハァハァしちゃった。ホントにすごく自由なイベントでしたね（笑）。
森谷 ホントに楽しかったね。うん。
――歌はどうでした？
山本 ……（斜め上を見る）。
森谷 ……（斜め上を見る）。
山本 あははははは（笑）。ふたりして、斜め上を見上げるっていう（笑）。ホント、歌も楽しかったんですけど、なんで朗読とかやらなかったんだろうって。声優らしいことを何もしてないっていうことで、頭がいっぱいです。
森谷 たしかにね、1個ぐらいあってもよかったよね。
山本 なんか、体力勝負だったなって（笑）。でも、職人芸をお互い見せましたから！ （森谷は）飴を作って、（山本は）チョコを作って。
森谷 ホント!? その職人!?（笑）
山本 飴細工もチョコもお任せ！
森谷 存分にいろんな面を見ていただけたっていうことですかね。
――（笑）。そんな締めで大丈夫ですか？
山本 ちゃんと締めよう（笑）。ホントに、ふだんはやらないようなことをたくさんやらせていただきまして、帰り際にお見送りさせていただくときも「楽しかったよ！」、「またやってね！」、「今日来れなかった子もいたから、またイベントが被らない日にやってねー」って（笑）。そんな声もたくさんいただきました。「さとみんとあやのんのコンビが好きです！」って言ってくださる方も何人かいましたね。個人的にはさとみんをいじめるのが楽しいので、またやりたいです（笑）。
森谷 いじめてるの!?（笑）
山本 いじめてないよ、愛情の裏返しだよ？ 先輩ですから！
森谷 微塵も感じないけど（笑）。またね、何かやれたらいいなって思いました。
山本 ホントですか？ うさ耳つけます？
森谷 それはもういいです（笑）。
山本 でも、ホントにまた何かやらせていただければと思います。さとみんからもひと言！
森谷 「こういうイベントを初めて体験しました」という声をけっこういただけてうれしかったですね。「楽しかった」と言っていただけて、それで私たちも楽しかったんだから、もう「よかった」のひと言ですね！
山本 Win-Winの関係ですよ！
森谷 ミンミン？
山本 （笑）。勝つ-勝つ！
森谷 ああ！ Win-Win！ また、Win-Winなイベントをやりたいと思います（笑）。
山本 （爆笑）。何の対決しようね（笑）。
森谷 そういうことなのかー！ また対決するのかー（笑）。
