バルキリーの腕にも乗れる!
2012年4月28日から5月6日まで、都内にある池袋サンシャインシティ4階・展示ホールAにて、超時空展覧会実行委員会が主催する“30th ANNIVERSARY マクロス超時空展覧会~バルキリーで誘って!~”が開催される。それに先駆けて、開催前日の4月27日に関係者向けの内覧会が行われた。
『マクロス』シリーズの30周年を記念したイベントと言えば、本日(2012年4月27日)より“MACROSS:THE DESIGN @PARCO”が渋谷のパルコ・パート1にて開催中だが(記事はこちら)、コンセプトはだいぶ異なっている。パルコでのイベントが貴重な資料などを通じて『マクロス』シリーズを“見て楽しむ”ものだとすれば、今回の池袋サンシャインシティでの展覧会は、“体感する”『マクロス』と言ったところ。それを象徴するのが、1/1サイズで再現されたVF-25Fバルキリー(ガウォーク形態)の展示だ。
広々とした展示スペースに置かれた原寸大のVF-25Fバルキリーはただ眺めるだけでなく、腕の部分に乗ることも可能(残念ながらコックピットには乗れず!)。バッチリとポーズを決めれば、一生の思い出になること間違いなしだ。
1/1サイズの出展としてはそのほかに、シリーズを代表する歌姫“リン・ミンメイ”、“シェリル”、“ランカ”3人のライブシーンを再現したものもある。イキイキとした表情&ポーズはファン必見の仕上がりだ。歌姫を見るだけでは物足りない! そんな欲しがりな方のために“顔ハメ看板”も用意。残念ながらランカのみの設置であるうえに、衣装も歌姫とはだいぶかけ離れたユニークなものだが、思い出はプライスレスなのでぜひチェックしてほしい。
そのほかの見どころとしては、壁一面に書かれた『マクロス』年表、監督インタビューという読み応え十分な展示や、並んで写真を撮るのに最適なキャラクターイラストのパネルなども。出口部分には物販コーナーも設けられており、もちろん会場限定のグッズも用意されているので、お見逃しなく。
各種展示を楽しんだあとは、フリースペースに足を運ぼう。こちらでは飲食コーナー、コスプレ広場、そしてカラオケコーナーを用意。個人的にぜひ挑戦してもらいたいのがカラオケコーナーだ。こちらはカラオケボックスなどという生ぬるいものではなく、来場者は広いフリースペース内に設置されたステージの上で熱唱することになる。目立ちたがり屋の方にとってはこれ以上ない晴れ舞台、恥しがり屋の方は新しい自分が発見できるかもしれない。もちろん無理にとは言わないが、思い出はプライスレスなのでぜひチェックしてほしい。
なお、今回の超時空展覧会は東京を皮切りに名古屋(2012年6月1日~6月3日)、大阪(2012年秋ごろ予定)でも実施される。なかでも大阪会場は注目。東京および名古屋の展示会では会場スペースの都合で機首と両腕部分のみの展示となっている原寸大のVF-25Fバルキリーが、全身展示されるのだ。情報は公式サイトで随時公開されていくので、大阪近辺にお住まいの方はお見逃しなく。