各企業が自社の最新テクノロジーを紹介

 アメリカ・サンフランシスコのモスコーニセンターで開催中のGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス) 2012。著名クリエイターの講演に注目が集まる本カンファレンスだが、もちろん講演以外にも見どころはたっぷりある。

 そのひとつが、現地時間2012年3月7日(日本時間2012年3月8日)からオープンした“GDC EXPO”。ゲームメーカーやミドルウェアメーカーが自社の製品をお披露目する場で、さまざまな企業ブースが立ち並んでいる。

GDC EXPOでニンテンドー3DS最新ソフトやPS Vita最新技術に触れる!【GDC 2012】_01
GDC EXPOでニンテンドー3DS最新ソフトやPS Vita最新技術に触れる!【GDC 2012】_02

 そのひとつが、現地時間2012年3月7日(日本時間2012年3月8日)からオープンした“GDC EXPO”。ゲームメーカーやミドルウェアメーカーが自社の製品をお披露目する場で、さまざまな企業ブースが立ち並んでいる。

 任天堂ブースでもっとも目立っていたのは、まもなく発売される『新・光神話 パルテナの鏡』。海外でのパルテナ人気は高く、多くのファンがプレイを楽しんでいた。また、先日のニンテンドー ダイレクトで詳細が発表された『マリオテニス OPEN』もプレイアブル出展されていた。

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▲記者は『マリオテニス OPEN』をプレイ。操作はカンタンで、ボタンでもタッチペンでもショットが打てます。ジャイロセンサーを使っての視点操作も可能ですよ。

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)ブースはやはりプレイステーション Vita押し。多くの試遊台が置かれており、来場者たちの注目を集めた。

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 このPS VitaのマーカーレスAR機能を使った遊びを展示するコーナーも。AR(拡張現実といえば、特殊なマーカーをカメラに映すと、そのマーカーに対応したオブジェクトが画面内に表示される……というのがふつうだが、このマーカーレスAR機能なら、特殊なマーカーは不要。そのため、いつでもどこでも楽しめるのだ(※とはいえ、何かしらの物体を認識させる必要はあるので、まっさらな空間では利用できない)。

 今回は、画面の中にホッケー場が出現し、ホッケーゲームが楽しめるというデモが展示されていた。PS Vitaのジャイロセンサーと対応しており、身体を左右に動かせばバーも左右に動く。AR機能とジャイロセンサーが組み合わさった、新しい遊びというわけだ。友だちといっしょにプレイすることもでき、さらに、友人のプレイを観戦できるモードも用意されているという(詳しくはこちら)。今後、このマーカーレスAR機能と、PS Vitaのほかの機能の組み合わせで、斬新なゲームが生まれるかも!?

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 なお、例年GDC EXPO内に設けられていた“キャリアパビリオン”(人材募集コーナー)は、今年は場所が変更に。KONAMIの小島プロダクションなどが人材募集を行っており(リポートはこちら)、キャリアアップを目指す多くのクリエイターが訪れていた。