4人のクレイジーなキャラクターで協力プレイ!
Take-Two Interactive Japanが、2012年2月23日発売予定の『ダークネス2』のマルチプレイを遊ぶ生放送イベントを行った。
本作は、悪魔の力“ダークネス”を手に入れたマフィアのメンバー、ジャッキー・エスタカードを主人公にしたコミック原作のFPS(一人称視点シューティング)。イベント開始前にキャンペーンモードをプレイしたのだが、悪魔の腕“デーモンアーム”を使った戦闘は、短時間のプレイながら十分に楽しめた。
ポールを引き抜いてはブン投げて串刺しにし、哀れなヤローをとっ捕まえ、右にサブマシンガン、左にハンドガンを持って暴れまくると(別にこの組み合わせと決まっているわけではない、あしからず)、必然的にテンション上がりまくり! 「おいチンピラ、俺が誰だと思ってるんだボケナスがぁ!」と、仁義なき悪魔極道気分ですっかり危ない状態になっていると、広報さんに「あの、そろそろイベント始まるんですけど……」とジャケットの裾を引っ張られていた。スイマセン!
前作でもダークネスパワーは重要な要素で、暗黒な機能がいろいろとあったのだが、まぁ記者のような瞬間湯沸かし器または鳥頭は、銃撃戦が始まっちゃうとすっかり忘れてしまいがち。しかし今回は両サイドのデーモンアームが基本のゲームプレイにしっかり組み込まれているので、そうなりにくい。より直接的かつ超オフェンシブに進化した悪魔的シューティングには、本作ならではの独自性があり一見の価値アリ。
まぁ、折角悪魔なのだから、敵をスパっと切って“SLICED”と経験値獲得の表示が出ても表現的にはそうなってないというのは「うーむ」と思うところ(ただし海外版はドン引きされかねない悪魔レベルなので、これぐらいでよしという人もいるだろう)ではあるけれども、本作なりの良さはそれでもちゃんとあると断言しておこう。
さてイベントでは、ガッチマンさんと、せんとすさんをメインMCに、4人プレイの協力プレイ“Vandetta”モードを使って生放送が行われた。詳細は本誌特設サイトを見て欲しいが、このモードでは、ジャッキーではなく、ひと癖もふた癖もある……というか、暗殺を職業にしていらっしゃる、性格的にはジャッキーよりもクレイジーそうな皆さんが主人公。もちろんそれぞれ特徴的な悪魔パワーを持っている。
番組ではまずガッチマンさんがひとりでプレイし、後半では来場者を交えて協力プレイで遊んでいたのだが、おのおの悪魔能力を使いながらステージのクリアーを目指して敵を倒していくのは、こちらもまた、お互いただ撃つだけのFPSとは異なったおもしろみがありそうだった。