『グランツーリスモ5』のレースイベントがビッグサイトで開催
2011年12月10日、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの『グランツーリスモ5』（以下、『GT5』）のレースイベントが、2011年12月3日～2011年12月11日まで東京ビッグサイトで行われた“東京モーターショー 2011”のトヨタブース内で開催。オンライン上で行われた予選の上位6名が、会場で直接対決を行い、雌雄を決した。
予選となるタイムトライアルイベントは2011年11月24日の正午まで行われ、最終的に日本国内で6位までに入賞したプレイヤーが、2011年12月10日に東京モーターショー 2011のトヨタブースに集結。その腕を競い合った。なお、上位70位までのプレイヤーも会場に招待された。
ピストン西沢氏と脇阪寿一氏のエキシビションレースも！
モータースポーツ業界ではおなじみのDJ、ピストン西沢氏による司会進行でイベントはスタート。ゲストに、SUPER GTで活躍中のレーシングドライバー、脇阪寿一が登場。決勝レースに先駆けて、西沢氏とのエキシビションレースが行われた。クルマはもちろん、東京モーターショー 2011で発表されたニューモデルの86（ハチロク） '12。コースは、オンラインタイムトライアルと同様、富士スピードウェイだ。レースでは、終始テール・トゥ・ノーズの白熱したバトルが展開。最終ラップで脇阪氏がわずかなスキを突いて西沢氏をパッシング。そのままゴールとなり勝利を収めた。
最後の最後まで誰が勝つか予測不能のレース展開
決勝は、RB氏、えるだー氏、ヤム氏、kh氏、hosodaSR氏、サムライ氏の6名（予選結果順）による、一度かぎりの勝負。86（ハチロク） '12のワンメイクで、富士スピードウェイを4周して行われた。技術的には甲乙付けがたい6名だけに、レースはスタートからゴールにいたるまで、まるで電車のような数珠つなぎの隊列に。ごくわずかなミスを突いて、誰かが上位に上がってはまた下がるという、激しいバトルがくり広げられた。中でも目立ったのは、デュアルショック3で決勝に臨んだプレイヤーが2名もいたこと。予選上位のプレイヤーが、ほとんどハンドルコントローラーを使用していた中で、ハンドルの舵角やアクセル、ブレーキの微調整が比較的難しいデュアルショック3で互角以上の走りを見せ、その好走ぶりに西沢氏や脇阪氏を始め、観客はおおいにヒートアップした。
レース結果は、予選2位だったえるだー氏が優勝。以下、kh氏（予選4位）、ヤム氏（予選3位）、RB（予選1位）氏、サムライ氏（予選6位）、hosodaSR氏（予選5位）氏が続いた。優勝したえるだー氏には、トロフィーに加えて自転車などの賞品が贈呈された。
ちなみに、RB氏、ヤム氏、えるだー氏は、10月に東京・六本木のメルセデス・ベンツ・コネクションにて開催された『GT5』のレースイベントにも出場したプレイヤー。今回のイベントでも、その高い実力を見せつける結果となった。
